• 締切済み

化合物、混合物の違いと第一イオン化エネルギーと電気親和力

po-netの回答

  • po-net
  • ベストアンサー率36% (172/477)
回答No.1

>まず、題名のとおり化合物と混合物の違い。 混合物とは「混ざったもの」。 砂糖と塩を同じ瓶の中に入れてよく混ぜた状態と同じですね。 つまり、砂糖と塩を混ぜていても、実際、それぞれは変わっているかというと、・・・変わっていませんね。 砂糖は砂糖のまま、塩は塩のまま単体で存在しています。 化合物とは、「くっついて違う物質になったもの」。 例えば、二つの水素分子と一つの酸素分子で水分子が二つできますね。 では、水になったとき、水素と酸素はそれぞれ酸素分子・水素分子として残っていますか? 残っていませんね? このように、複数の物質がくっついたことで違う物質になったとき、この「違う物質」を化合物といいます。 難しいのは、塩酸のようなタイプのもの。 塩化水素って知っていますか? あれは塩酸と同じHClです。 塩化水素が水に溶けた状態、つまり、塩化水素水溶液が塩酸です。 塩化水素は化合物ですが、塩酸は厳密に言うと塩化水素と水の化合物。 ですから、このような状態は状況に応じて考える必要が出てきます。 気をつけましょう。 >次に第一イオン化エネルギーと電気親和力。 >陽性の強い原子→イオン化エネルギーが小さい >陰性の強い原子→電気親和力が大きい その参考書、ずいぶんと漠然とした定義ですね。 コレでは私も分かりませんでしたよ。 >イオン化エネルギーは電子一個を取り一価の陽イオンにするために必要なエネルギー あるものが、違う状態に変わるとき、必ず何らかのエネルギーが必要になります。 コレは机の上に羽とブロックを置いて、机の上から持ち上げるにはどちらの方が力が必要ですか? ・・・コレと同じ考え方です。 イオン化エネルギーの小さいものとは、羽のように簡単に机から持ち上げられるようなものをさし、イオン化エネルギーの大きいものとは、ブロックのように机から持ち上げるのに力がいるものをさします。 つまり、その物質から持ち上げる電子が羽(小さい)であるかブロック(大きい)であるかという指針がイオン化エネルギーというわけです。 >電気親和力は一個の電子を受け取り一価の陰イオンになるときに放出するエネルギー。 では、電気親和力とは? 上の定義で考えるよりも、電子をひきつける力が電気親和力と考えた方が分かりやすいかも。 イオン化エネルギーの全く逆の考えでOKです。 つまり、机の上で羽とブロックを持っていたとき、どちらの方が重いか(机に引きつけられているように感じるか)という考えです。 当然、羽よりもブロックの方が机の方に向かって強くひきつけられているように感じますね? このように、ある物質にとっての電子が、羽(弱い、小さい)であるかブロック(強い、大きい)であるかという指針を電気親和力といいます。 だから、イオン化エネルギーが小さいものは簡単に陽イオン化し、電気親和力が大きいものは簡単に陰イオン化するんですよ。 ご理解いただけましたか?

関連するQ&A

  • イオン化エネルギーと電子親和力

    「イオン化エネルギーと電子親和力とはなにか。説明せよ。」という問題が問題集に載っていました。答はイオン化エネルギーが「原子から電子1個を取り去るのに必要なエネルギー」、電子親和力が「原子が電子1個を取り入れて、1価の陰イオンになるときに放出するエネルギー」との事です。 ひとつ疑問に思ったのが、なぜイオン化エネルギーの答を《1価の陽イオンになるのに必要なエネルギー》としなかったのでしょうか。電子親和力のほうは陰イオンと書きながら、なぜイオン化エネルギーは書かなかったのでしょうか。この問題集は結構答えが完璧なので、それなりの理由があって書かなかったようにも思えます。それとも単なるミスでしょうか。

  • 電子親和力とイオン化エネルギー

    wikipediaのイオン化エネルギーのページに「電気陰性度(マリケンの電気陰性度)は、電子親和力とイオン化エネルギーを足して2で割ったものであるが、前者に比べ後者のほうがかなり大きいため…」とあるのですが、なぜイオン化エネルギーのほうがかなり大きくなるのでしょうか?

  • 電子親和力と電気陰性度

    「ハロゲンでの電気陰性度はF>Clなのに、電子親和力ではCl>Fである」と言う記述を本で読みました. この違いを説明していただきたいのです. 本で調べたところ、電気陰性度はF4.0 Cl3.0 Br2.8 I2.5でした. 電子親和力はF3.34 Cl3.61 Br3.36 I3.06(eV単位)でした. 電気陰性度は結合の中でのその原子の電子を引きつける力を相対的に表したもので、電子親和力は原子に電子を与えたときに放出または吸収するエネルギーのことであるのは本から分かったのですが、電気陰性度と電子親和力に全く関係していないわけではなさそうで、実際Mullikennの電気陰性度の算出方法ではイオン化エネルギーと電子親和力の和の平均で表されています. 実際電子の引きつけ易さという点では似ていることなので、そのハロゲンでの順序も一緒になるように思えるのですが、電子親和力ではFはBrと同じくらい小さくなっています.普通ならF>Cl>Br>IとなるところをFだけ下がる理由が分からないのでその点について教えて下さい.

  • 化合物の電気陰性度?

    あまりこういう分野は得意ではないので丁寧に教えていただきたいのですが。。。 電気陰性度や電子親和力。。。言葉の意味は調べたのでわかるのですが、電気陰性度は電子をひきつける強さとありますが、これはどういったところに役立っているのでしょうか?ある物質AとBの化合物があってAとBの差が大きければイオン結合性の物質になるということはわかりますが、それ以外にどういうことに電気陰性度とか電子親和力とか使われているのでしょうか。。。 それと電気陰性度や電子親和力は、単体元素の値しか教科書には載ってないのですが化合物の電気陰性度や電子親和力の値とかってあるのでしょうか?もしあれば、参考文献や論文とかネットでも構いませんので教えていただきたいのですが。。。 よろしくお願いいたします。

  • 電子親和力と酸化力の違い

    「ハロゲン化物イオンになる傾向の強さが最大のハロゲン単体は?」 という問題で、私は、 「ハロゲン化物イオンになる傾向の強さ」=「電子親和力」 と解釈し、 反応性(酸化力)の順位「F>Cl>Br>I」ではなく、 電子親和力の順位「Cl>F>Br>I」から、 答えは塩素だと考えました。 しかし、正解はフッ素で、順位も「F>Cl>Br>I」でした。 「電子親和力の大きな原子ほど、陰イオンになりやすく、生成した陰イオンは安定である」 とどの参考書にも書かれています。 ちなみに、電気陰性度の順位は酸化力の順位と同じですが、 電気陰性度は「共有電子対を引き付ける強さ」ですから、 この問題では特に関係ないはずです。 (電気陰性度がイオン化エネルギーと電子親和力の平均値だということは心得ています) で、私が抱いた疑問は次の2つです。 (1)「ハロゲン化物イオンになる傾向の強さ」=「電子親和力」ではないのですか? (2)そもそも、電子親和力と酸化力って何が違うのですか?

  • イオン化エネルギーと電子親和力について

    今模試の解き直しをしていたのですが、この考えで合ってますか?(化学的な考え方でない事は分かってます。できるなら、そちらの視点からも理解したいです) ※元素の単体と電子をカップルと考えてみる事にした。(笑わないでっ苦笑) *イオン化エネルギー(電子を取り出すときのエネルギー)の場合* *別れやすい(=エネルギーが少なくてすむ)→陽イオンになりやすい(電子が大嫌いだから、同じ-のものになろうとせず、陽イオンになる) *別れにくい(=エネルギーが多くないとだめ)→陽イオンになりにくい(電子が嫌いだが、自分が正反対の陽イオンにるほど嫌いなわけではない) *電子親和力(電子を受け取ったときに出るエネルギー)の場合* *そこそこ愛し合ってる(=エネルギーは小さい)→陰イオンになりにくい(電子が好きだが、自分もなるほど好きではない) *熱愛(=エネルギーは大きい)→陰イオンになりやすい(電子が大好きなので、自分も-をもつ陰イオンに)

  • イオン化エネルギーと電子親和力

    原子を陽イオンにする時にはエネルギーが必要で、 原子を陰イオンにする時にはエネルギーが放出されるのはなぜですか? できれば化学基礎の範囲での回答をお願いします

  • 電子親和力とイオン化エネルギー

    Na(気) = Na+(気) + e- -496kJ Cl(気) + e- = Cl-(気) + 349kJ という熱化学方程式がありますが、 349kJというのはClの電子親和力のことで、 496kJはNaのイオン化エネルギーですよね。 Clは陰イオンになりやすい→電子親和力が負 なら、Naは陽イオンになりやすい→イオン化エネルギーが負 という風になってもよいと思うんですが… 何で負のイオン化エネルギーというものはないんでしょうか? ひょっとしたらすごい変な事言ってるかもしれませんが…

  • イオン化エネルギーと電子親和力について

    高1です イオン化エネルギーは小さい方が陽イオンになりやすい、 電子親和力は大きいほうが陰イオンになりやすい と教わりましたが、陽イオンに「なりやすい」、陰イオンに「なりやすい」のところがちょっとよくわかりません 「なりやすい」ってどういうことですか?

  • イオン化エネルギーについて

    こんばんは。化学の勉強をしていたところイオン化エネルギーの部分で混乱してしまいました。 自分の考えを述べるので、間違いの指摘や、補足をして頂ければ幸いです。 まずはイオン化エネルギーの定義からです。その原子から(電子をいくつか取り去って)陽イオンになるのに必要なエネルギー。右上の元素(希ガスを除く)ほど陰性が強いので、(陰イオンになりやすい=)陽イオンになりにくい。つまりより多くのイオン化エネルギーが必要である。 こう考えると、参考書の「同族元素の原子の第一イオン化エネルギーを比べると、原子番号が大きいものほど小さくなる」に矛盾してしまいます。大きくなるはずなのではないでしょうか…? くわしいかた、ご指南頂ければ幸いです。