エアコンのガス抜け

質問

エアコンのガス抜けについて質問です。
(1)ガス抜けってどういうこと？
(2)最近のエアコンはガス抜けしないって本当？
　実は、ダンナの母の家のエアコンが最近冷えずどうやらガス抜けしたらしいのです。私は無責任だったかもしれませんが、聞きかじったままに「ガス抜けかもよ」みたいに教えてあげたのですが…。主人の母はまだ買って２年程度のエアコンの不具合に少々不満顔。どうやらその後、近所の電気店（購入店ではない）のおっさんに愚痴ったらしいのです。そしたら、それは不良品つかまされたんだ、最近のエアコンでガス抜けなんてまずないね、みたいなことを言われたとか。新しいのを買い換えようか、メーカーに交換してもらおうかと、義母はおだやかではない様子。で、やめればいいのに私「そう？結構聞くけどな。ガスならすぐ直るから修理したら？」と言ってしまったから、さあ大変。「電気屋が言うんだから間違いない。土台ガス抜けってどういうことか知りもしないで…」とお叱りを受けてしまいました。とほほ。（笑）ま、義母のエアコンはその後ちゃんと修理で直ったのですが、よく考えたら、うん、確かに何も知らないな私、と思い、誰かに聞いてみたくなったという次第です。
　どなたか、家庭の主婦、できたら義母にでもわかるように、教えてくださいませ！

回答No.6

kogechibi

ちゃんとした設置のできる人なら、点検に来た時に、室外機部分の簡単なチェックで、ガスがあるか、無いか、は解ります。
配管作業のミスなら、フレア加工してあるボルト部分の銅管の変色で、大体判断できます。

エアコンを無理に移動させた場合、銅管が不自然に曲がってしまいますから、作業者がみれば、後で何かあったな、これは。と判断できます。フレアナットが通らないほど曲がった配管で室外機を設置することはできないからです。

加工不良によるガス抜けだと、ガスチャージ以前に銅管の取り替えとフレア加工のやり直し作業が加わります。すぐには直りません。

古い配管だと、ガスの圧力に負けて、銅管のフレア加工不良部分が裂けてしまい、ガス抜けすることがあります。フレアナットをつよく締めすぎて、銅管を薄く押しつぶしてしまい、ある日突然、シュー。と

毎日のようにエアコン修理をしていますが、これは本当に業者が取りつけたんだろうか。と目を疑う、いい加減な設置をよく見ます。これは、一夏は保っても来年は動かないだろうなあ、という変なものが。銅管とナットのこすれ具合で、どのあたりからレンチで締め始めたか、察しがつきます。
ちゃんとしていれば、手で相当深い位置まで締め付けできます。トルクレンチで３・４回増し締めすれば、それ以上は締まらないはず。ここをただのモンキーで力任せに止まるまでギューギュー締めるから、銅管がちぎれるのです。

仕事は作業者の経験と機材がそろって、ちゃんとした事が出来ます。
弘法筆を選ばす、といいますが、これはあてはまりません。

新型でも旧型でも、失敗すればガス抜けします。

それに一度でも冷媒が走った銅管は、硬化してしまいますので、衝撃で破断しやすくなります。これもガス抜けの一原因です。

ご参考までに。

お礼

ありがとうございました。
　なるほど…！と思うこと多々あり！です。勉強になりました。
　それにしても、実は皆さんのお答えを聞いてご近所さんにもあちこち聞きまわったら、なんと、ある家ではまだ４年目なのに２回もガスチャージしてるとか。　ちなみに、そのご近所さん、不良品つかまされたと言ってたので、少しだけ胸張って、取り付け業者さんにも一度、相談してみたら？って言っちゃった！えへへ。
　だけど、質問以外でもとても勉強になったのは、主婦の私たちには、エアコンも、壁に穴あけるのは大変でも、他は大したことないような気がしてたけど、とてもスキルのいることで、それ次第で後々影響があるってことがよくわかったことです。エアコン取り付け・取り外しってどうしてこう高いのかしら？って愚痴、主婦にありがちですが、私は二度と言わないぞ！と肝に銘じて思いました。
　皆さん、これからもどうかがんばってください！