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定積分と級数について
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受験用の数学すっかりわすれてまして、問題を正攻法で解こうとして、級数和がかなり高度になったところで「こんな計算高校数学で出来るんだろうか?」と疑問に思いました。そこで昔の記憶がよみがえって来ました。高校数学で和を積分に直す問題ってありましたね。 つまり Σ_{k=1⇒n} f(k/n) のタイプの和はkが1からnまで行きますが、nを大ききするとこれはfの中の変数が連続的に変わると思ってもいいですね。 実数部分と虚数部分をとる操作はあまり本質じゃないので、簡単な例を解いておきますから参考にして問題を自分で解いてください。 Σ_{k=1⇒n}1/(n+k) =Σ _{k=1⇒n}(1/n)1/(1+k/n) =Σ _{x=0⇒1}Δx 1/(1+x) =∫dx 1/(1+x)=log(1+x)|_{0⇒1} 二行目では1/nをくくり出しました。 三行目ではk/n=xと置きました、そしてxの和の刻み幅は1/nなので Δx=1/nとしました。(例えばk=10と11の場合xは 10/nと11/nと変わりますからΔx=11/n-10/n=1/n)最後は刻み幅Δx=dxとして積分にします。 因みに答えは実部π/4の間違いではないでしょうか? 分母を実数かして、実部と虚部はわけて考えるとよいでしょう。
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