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確率について

starfloraの回答

  • starflora
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回答No.1

    標本点は、異なるイヴェントを一つの点とし、その集合が、可能なイヴェントの総数で、これが標本空間を構成するのです。     よって、(1)の答えは、5つの位置への五種類の異なるおはじきの順列となり、5!=5*4*3*2*1=120 です。    (2)は面倒なことを言っているのです。単純に、まず、左端に1のおはじきが来る場合の数は、残り四つの位置を2,3,4,5のおはじきが占める順列ですから、4!です。もう一つの左端に1が来ない場合は、全体の可能な場合数5!から1が左端に来るケースの数4!を引いた数です。イヴェントに重みが付いていない場合は、     1)左端に1が来る確率=場合の数/全体の場合の数=4!/5!=1/5   2)左端に1が来ない確率=場合の数/全体場合数=(5!-4!)/5!=4/5     しかし、これは重みがイヴェントについていて、左端に1が来る場合が、そうでない場合より二倍の確率だというのです。これはイヴェントの起こる確率が二倍になるということで、ランダムにおはじきをならべると時、この配置の試行を無限に近く行って行くと、任意のnについて(nは無限に近い数)、n[2*4! + 5!-4!] というようなイヴェントの分布が実現されるはずなのです。最初の 2*4! は、1が左端に来る場合で、後の 5!-4! が、1が左端に来ない場合です。全体の場合の数は、この場合、(2*4! + 5!-4!)=(5!+4!)=120+24=144。他方、1が左端に来る場合の数は、2*4!=48。従って、1が左端に来る確率は、48/144=1/3。   答え:1/3     (3)は、また面倒な条件を付けているのです。位置を   12345 とします。すると、1と2が並ぶ場合で、しかも、1が左端に来ない場合は、分かり易いように全部組み合わせを書くと:(21)、(23)、(32)、(34)、(43)、(45)、(54)……分かりににくいですが、1と2が占める位置の数字で、(23)と(32)は、前者は、1が2の位置、2が3の位置で、後者はその反対です。これらの配列の総数は、3!を全体にかけて合計すると出てきます。7*3!=42。ところで、これは、1が左端に来ない場合の1と2が並ぶケースの数です。この場合の可能な全体のケースの数は、1が左端に来るケースの4!を全体の5!から引いた数、つまり5!-4!=120-24=96。従って、42/96=7/16がこの場合の確率です。後で補正します。     上は、左端に1が来ない場合です。左端に1が来るのは、(12)だけで、3!をかけると、6です。全体の場合の数は4!=24。従って6/24=1/4が確率です。     7/16と1/4を合計すれば、求める答えが得られるかと言えば、そうはならないので、1が左端に来ないのは、2/3の確率です。また1が左端に来るのは1/3の確率です。これを掛け合わせて合計を取るのです。(7/16)*(2/3)=7/24。(1/4)*(1/3)=1/12。よって、(7/24)+(1/12)=9/24=3/8。   答え:3/8     (4)は、番号5のおはじきが左端に来るという「条件」を付けると、こういうケースでは、左端に1が来るということはありえないことになります。従って左端に1が来る場合だけの特別な確率は意味を持ちません。位置を2345とすると、組み合わせは(23)(34)(45)とその逆の場合で、6通りで、2!をかけます。つまり12です。全体の数は、4!(左端に5が来るので)。従って12/4!=12/24=1/2。   答え:1/2     しかし、何かこれは別の答えがある可能性があるのです。つまり、面倒な話ですが、事象全体で、条件で、特定のものを選び、事象全体でのこの条件の確率を求めているとも云えるのです。この場合、全体の数は4!ではないのです。1が左端に来ない全体の数は、5!-4!で、1が左端に来る全体の数は2*4!……結局、非常に多数の試行の後では、全体の数は、5!+4!=144。それに対し、条件の付けられたイヴェントの起こる場合の数は、12。よって、12/144=1/12が答えです。   答え:1/12     なお、考え方はこれでよいと思いますが、計算が間違っているかも知れません。  

river-s
質問者

補足

今、starfloraさんの(3)の部分を考えている所です。 左端に1がくる確立のところは理解できたのですが、 左端に1がこない確率を説明している所がいまいち理解できません。 申し訳ないのですが、もう少し詳しく教えてくださると嬉しいです。 宜しくお願いします。

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