- ベストアンサー
水硬度
実験室で水の硬度測定(滴定実験:水道水にEBTを加えEDTAで滴定)の実験をしようと思います。その時、使う器具は実験室内の水で洗浄されて乾燥してます。その器具を洗わず実験器具で滴定を行った場合、正確な結果はでますか?それとも、一度水道水で共洗い(?)したほうがいいですか? また、水道水50.00(cm3)を0.00533MのEDTA溶液で滴定を行った結果、8.13(cm3)で終点になりました。 このとき、水道水に含まれているカルシウムイオンとマグネシウムイオンは何モルですか? 水(ppm)の硬度は、どのぐらいですか?(水の密度=1.00g/cm3) ヒント・導き方お願いします
- gori4
- お礼率1% (1/66)
- 化学
- 回答数3
- ありがとう数1
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
No.1です。 共洗いに関しては器具の種類によります。 詳細はNo.2のご回答のとおりですし、そこでも指摘されていますように、これは暗記することではなく、考える、あるいは理解することだと思います。 指示薬にEBTを使った硬度測定は、全硬度の測定が目的のはずですので、結果として得られるのは、Ca2+とMg2+の合計の濃度です。 硬度計算はアメリカ硬度で行うということですね。それであれば、滴定の結果として計算されるイオン(Ca2+とMg2+の合計)のすべてがCaCO3に基づくものとして計算し、試料水1リットル中に含まれる重さ(ミリグラム単位)に換算したものが硬度(全硬度)ということになります。
その他の回答 (2)
- c80s3xxx
- ベストアンサー率49% (1631/3289)
共洗いはどういうものに有効で,どういうものにはやってはいけないか,その本質を考えるべきでしょう. たとえば滴定を行うビーカは純水で濡れていてもかまいませんが,共洗いしてはいけません. 試料を取るピペットは乾燥しているか,試料で共洗い. ビュレットも入れるもので共洗いするか,乾燥です. これをそういうものだ,と「覚えてはいけません」.どうしてそうなのか,「理解しなくてはいけません」.わかるまで考えてください. 私は実験室においてある乾燥したガラス器具は信用しません.分析に使うときは,最低限蒸留水ですすぎ直し,必要に応じて共洗いしてから使います.どのような処置が適切かは,その本質を理解していれば自然にわかります.というかわかるようにならなくてはいけないのです. 滴定結果については,ひとつしか数値がないということはカルシウムとマグネシウムを分離して求めることはできないということです.できるのは合計した物質量を求めることだけ.したがって #1 の補足にあるような計算式では硬度は求められません. そもそもその硬度の式がどういう根拠で2.5とか4.1とかの係数が出てきているかから考え直してください.
水道水で共洗いしたら、残った水滴の分だけ余分に試料の水を加えたことになるので、無茶苦茶な操作です。 乾燥前に洗うのも水道水ではなく、蒸留水(あるいはイオン交換水)を使わなければ、乾いても無機塩が残りますので誤差の原因になります。 実際に、実験器具に何が付着しているかを考えて実験することをお勧めします。 水の硬度の計算についてはご自分で調べるなり、考えるなりされた方が良いと思います。
関連するQ&A
- 水の硬度測定
実習で行った水の硬度測定なのですが,わからないことがあり困っています。 試料,操作手順はこのようにして行いました。 (1)試料水(水道水)100mlに ・ユニバーサルBT(アンモニア緩衝液とEBT試薬の混合試薬)2mlを加え (2)0.01mol/l EDTA溶液で滴定 私の市の水道水は硬度35~36を辺りを基準にしているようなのですが,1回目の滴定では硬度110という結果になりました。 これはおかしいと思い,1回目に水をとった時と同じ蛇口の水を使用してもう一度滴定を行ったところ38.1と特に問題ない結果になりました。 念のため違う蛇口の水も滴定してみましたがこれといって問題もなく,数値がおかしくなったのは最初の一回だけでした。 実験で用いたビーカーやビュレットは,すべてとも洗いをして使用しました。 1回目の数値がおかしくなった原因として考えられることがありましたら,回答よろしくお願いします。
- ベストアンサー
- 化学
- キレート滴定の硬度の計算について考えています。
キレート滴定の硬度の計算について考えています。 ミネラルウォーター50CM3を試料にEDTA溶液でキレート滴定をしたのですが、 硬度の計算がわからなかったため、知恵袋で検索していたところ、方法が2つ見つかりました。 (1)硬度=(Caのモル濃度(mol/l) + Mgのモル濃度(mol/l))× CaCO3の分子量 (2)硬度=(Caのモル濃度+Mgのモル濃度)×100×1000(mg/L) (1)と(2)の方法の違いについて解説して頂きたいです。 また、テキストに「カルシウムイオンとマグネシウムイオンの総和のモル濃度はすべてカルシウムイオンであるとして硬度を求めよ」とありました。これは何を示しているのかも教えていただきたいです。 また、Caイオンのモル濃度を求める式は EDTA溶液のモル濃度×(EDTA溶液の滴定量/1000)= C(Caイオンの濃度)×(50/1000) この式で求められますか? 以上3点の質問、よろしくお願いします。
- ベストアンサー
- 化学
- 分析化学の問題です
自力でしようとしましたが、さっぱりです。 教えてください。 1次準物質としてCaCO₃の0.4108gを秤量し、これを塩酸に溶解したのち全量を500mLとした。この溶液の25.00mLをとり、pH10 EBT指示薬で濃度未知のEDTAで滴定したところ、20.52mL必要であった。EDTAのモル濃度を求めよ。 また、このEDTA溶液を用いて、Ca²⁺とMg²⁺を含む検水50.0mLをpH10で滴定したところ10.25mL必要であった。次に同じ検水50.0mLにKOHを加えてpHを約13とし、EDTAで滴定したところ、7.93mL必要であった。これらの結果からこの検水の全硬度(水100mLにCaOが1mg含まれる時の水の硬度を1とする。)を求めよ。また、CaCO₃およびMgCO₃の濃度をppmで求めよ。
- 締切済み
- 化学
- キレート滴定による水の硬度の質問
キレート滴定による水の硬度の実験を以前行いました。EDTAを用いてやったのですが、赤紫→青になった後に、薄い緑色→薄い黄色になりました。赤紫→青はわかるのですが、いったいどういう反応がおこっているのでしょうか?宜しくお願いします。
- ベストアンサー
- 化学
- 水の硬度について(紅茶の色との関係)
水の硬度はカルシウムイオン マグネシウムイオンの濃度が関わっていることを習った記憶があります。 この件について質問です。 1.ヨーロッパの水は硬度が高いので,紅茶を入れると黒っぽくなると聞いたことがありますが,本当でしょうか? 2.1の質問がもし本当だとしたら,なぜ黒くなるのでしょうか? 3.実際に紅茶を使って実験しようと思ったときに,硬水を調製するにはどうしたらよいですか?単純に何かのカルシウム塩かマグネシウム塩を入れればよいと思うのですが,どんなものが適当ですか?飲んでも安全なものを教えてください。 よろしくお願いします。
- ベストアンサー
- 化学
補足
では、実験器具はイオン交換水や純水で洗浄済み(乾燥済み)なら、洗わないほうがよいということですか? 水の硬度計算は 水の硬度=2.5×(カルシウムイオンの量)+4.1×(マグネシウムイオンの量) ですよね?質問の条件下ではどのようにイオン量(モル)を求めるのですか?