• ベストアンサー

共同出版の実力…

以前文芸社に原稿を応募したら「共同出版」を 提案されました。 実力としてはどれほどのものなのでしょうか。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.3

「共同出版」とは出版社にとって都合のよい「自費出版」の呼び名と考えて間違いありません。 私の友人も文芸社に勧められて共同出版しましたが、手元に残ったのは多額のローンと在庫だけです。 何でそんなことをしたんだと問い質してみると、編集者と名乗る人がやたら褒めちぎり、とにかく出版させようと話を進めたとのことでした。 友人も小説投稿歴が片手の指だけでは余る年数になりつつあり、誰でも良いから認めてもらいたいという衝動があったのでしょう。 かくて刷られた小説は千部。素人作品をそれだけ刷ってくれたら大したものだと思うかもしれませんが、文芸社の宣伝文句――全国の本屋にあなたの作品が並びます――を考えると、これはかなり少ないです。 四十七都道府県で割ってみてください。 一県あたり二十部少々です。 実際はほぼ全て作者の地元書店に配本します。そうして確かに書店に並んだと錯覚させるわけですが、県境を一歩跨いだら一冊もない、ということが往々にしてあります。 文芸社は共同出版からベストセラーを出したとかで、自費出版系の出版社としては「大手」「信頼できる」という評価もありますが、面白い本を探す際に最も難しいのは、売り上げ部数と作品の質が必ずしもイコールにならないことです。本当に編集を通ったのかと問いたくなるような(内容もさることながら、基本的な日本語すらおかしい)本が多々あります。 それでも文芸社ひとつを見て共同出版全体を悪く言うのは気が引けるので、私はここでひとつ実験をしてみることにしました。 文芸社とは別の、某自費出版系出版会社に原稿を送り、その反応を確かめることにしたのです。この原稿は私が一時間ちょっとで書いた、小説と呼ぶのすら憚られる代物でした。まともな感性の持ち主なら――ましてプロの編集者なら――間違っても褒めるはずのないレベルです。 送付から一週間。私の携帯に連絡が来ました。 彼(電話を掛けてきたのは男でした)は路傍の石をダイヤの原石と偽る悪徳商人さながら、単語を羅列しただけのものを「可能性を秘めた作品」と褒め称えました。ぜひ出版するべきだ。ただこれだけでは短いから書き足すなり、これと同じくらいのを何篇か集めるなりする必要があるが、と。 私は笑いを堪えながら適当な返事をして、後は先方から連絡が来ても無視しました。彼は一ヶ月ちょっと電話を掛けてきましたが、やがて音信は途絶えました。新たな獲物を見つけたのでしょう。 もし紙書籍に拘らないのであれば、今は電子書籍という出版形態もあります。これはローリスクで出版できるというので、欧米では出版社がお抱え新人作家の集客率を見るのにも使ったりします。

参考URL:
http://www.digbook.jp/

その他の回答 (2)

  • gonzou29
  • ベストアンサー率48% (46/95)
回答No.2

大変失礼な回答になってしまうかもしれませんがご容赦ください。 「共同出版」とは自費出版社のセールストークの一つです。全国の書店にあなたの本が並ぶ、とのふれこみかと思いますが、あまり真に受けないほうがいいかと思います。 文芸社は確かに自費出版の会社としては最大手の一つですし、全国書店への流通ルートも確保していますが、書店のほうでもその辺のことは十分承知していますので、文芸社の本はほとんど並べてもらえません。 原稿の出来がどうこうではなく、あなたがお金を出してくれそうだと思われたのではないでしょうか。 自費出版の会社は原稿を書いた人からお金を貰って利益を出している商売です。そのことだけはお忘れなきように…。 参照URLもご一読ください。

参考URL:
http://www.kobeport.net/news/kyodo.html
  • junra
  • ベストアンサー率19% (569/2863)
回答No.1

販売ルートは文芸社で提供してくれます。150万くらいでの自費出版ですね。 知り合いで共同出版した人がいます。 内容次第では、他社や文芸社で次の企画みたいなのがでる場合もあります。 出版に値する、または出せるレベルだとおもいます。 自費出版でも、出版社が出すのですからその会社が本にしても問題ないというレベルだとおもいます。

関連するQ&A

  •  文藝書房と言う出版社に原稿を送りました。すると46判での出版で、14

     文藝書房と言う出版社に原稿を送りました。すると46判での出版で、147万7万8千400円のうち、35%の51万程を評価等支援額、という出版社側の支援による共同出版を提案されました。これは高いのでしょうか、安いのでしょうか?ただ、この会社は「過度な期待には答えられません」「本はよほどの事がなければうれません」等の注意書きがあり、なかなか好感が持てました。会社の評判も含め、教えて下さい。よろしくお願いいたします。

  • 共同出版コンテスト入賞。その後出版権の無効化は?

    共同出版をしている某社のコンテストに入賞しました。大賞作品は企画出版されますが、それ以下の入賞者は共同出版の提案が行われます。応募の際は共同出版について知識がなく、某写真雑誌で大きな著名なコンテストと併記で特集記事も組まれ、大手レコード店の宣伝写真を撮られている写真家の名を冠したコンテストですので、事前調査をせず応募して入賞しました。ところが入賞後の説明で某社共同出版では作家はどんなに本が売れても一切利益を上げることの出来ないシステムと知り。このうなシステムをもつ出版社で私の作品を出版すべきか考えてしまいます。しかし、出版権は既に某社に帰属するとなっています。もともと本が売れなくとも良いシステムのようですし、共同出版の提案が不調に終わった場合、出版権を返してもらうという方法はあるのでしょうか。

  • 共同出版をもちかけられて

    以前、某出版社の出版賞に応募しました。結果的に賞は取れなかったのですが、先日出版社の方から連絡があり、共同出版の話を持ちかけられ、近いうちに会うことになりました。私は出版賞についての知識はほとんど無く、軽い気持ちで応募した結果がこれなので、どうすればよいかわかりません。こういうことってよくある事なんでしょうか?周りに相談しても出版に関する知識をもった者はいないので、会って話だけでも聞いてみればと言っています。私自身、これは今後のチャンスかもしれないし、お金目的の話かもしれないと悩んでいます。もし同じような経験をしたことがある方、又この手の知識をお持ちの方がいればアドバイスをしていただきたいです。お願いします。

  • 共同出版について

    1ヶ月位前に詩の原稿を出版社に送りました。 そしたら担当者から手紙が届き、(担当者の名前、番号も書いています) コメントと(原稿を送った際に感想をお願いしたので) 詩は実績がないと作品の良し悪しに関わらず分からない分野なので商業出版は厳しいが、 その点を分かった上で制作補助費を負担して頂いての出版でもいいのなら 編集やその他含め、こちらから準備をします、 原稿返却は私が望めばしてくれるようです。 文面は多々表現変えましたがそんな感じです。 これは共同出版って事ですよね? お金もないので断った方がいいでしょうか?

  • 出版

    公募ガイドに載っているいくつかの出版社についてお聞きしたいです。文芸社と、文学館というところは、どうやら素人からの原稿を募集しては巧みに自費出版に誘導する悪質な会社ということはよく分かりました。 他に素人からの原稿を募集している会社に創栄出版というところと東洋出版という出版社があるのですが、こちらの会社も前者と似たような自費を募る会社なのでしょうか?それとも、良心的な出版社なのでしょうか?よろしくお願いします

  • 出版について詳しい方教えてください

    企画出版したいと原稿応募を考えています。 いくつか質問があります。 1.出版することになった場合のみの連絡は、原稿応募後、だいたい平均どれくらいの期間でしょうか? 2.複数の出版社に同時に原稿をお送りするつもりですが、もし仮にそのうち2社から採用になった場合どうしたらいいんでしょうか?(そんなこと実際あるかわかりませんが) 後で採用わかった方が、自分が出版したい第一希望の出版社だった場合でも、先に採用がきた出版社が優先されるのでしょうか? 3.出版することになったら、例え住まいが遠方でも、何回か出版社に出向くことになるのでしょうか?出向くことになるとしたら、どれくらいの回数行くことになりますでしょうか? 知らないことが多くて、ご存じの方や、経験者、業界関係者の方教えてください。

  • 共同(自費)出版について

    出版社から共同出版か自費出版を勧められたらどうしたらいいでしょう?あまりにもリスクが大きすぎるような気がして、どうも乗る気がしない・・ かといって断るとチャンスを逃すような気もするし・・ 共同、自費ともに内容がよければ"当たる"ものなんでしょうか?過去にそういった作品でヒットしたものってあるんでしょうか。質問ばかりですが皆さんの意見待ってます。

  • 本を出版したいのですが…

    私は小説家を目指していて、今まで同じ出版賞に3回応募したことがあります。3回目は去年のことです。(少しジャンルの違う賞にも応募したことがありますが) 3回とも最終選考までは残るのですが、賞とまではいかず、毎回共同出版を勧められます。私はそれでも本を出版したかったのですが、共同と言っても金額は高いので経済的に無理で、親も反対します。 その上、断っても出版社の方から共同出版のことでしつこく電話がかかってきたりして、親にはもうそこの出版社には応募するな!と言われました。(2回目のときも言われたのですが、そのときは無視してまた送ったのです) 他の出版賞なども探して応募しようとは思っているのですが、「賞をとれないと私はいつまでたっても本を出版できないのかなぁ」と思うと、将来が不安になります。 最近では携帯小説のサイトに小説を載せたりしているのですが、読者の人数はそれほど伸びません。 才能があるかどうかも不安に思うし、これからどうすればいいのか悩んでいます。 出版賞に応募する他に、たくさんの人が読んでくれる方法はないでしょうか。(もちろん読んでくれるような小説を書かなければいけませんが)出版社の方の目にとまれば一番良いのですが…。 良い出版社や出版賞などもあればおしえてほしいです。お願いします。

  • 出版社について

    私はエッセイを書いていますが、自分の書いた物を出版社に見てもらって本になるのが夢です。 そこで出版社に原稿を持っていこうかと思うのですが出版社が多すぎてどこに売りこみにいったらいいのか見当がつきません。よく自費出版や共同出版などの広告を見かけますが、お金がないのでムリなんです。 どういう風に出版社を選べばいいのでしょうか? また本が出せなくでも雑誌などにエッセイを載せてもらいたいと思うのですが、そういう場合はどうすればいいのでしょうか?アドバイスお願いします。

  • 共同出版について教えてください(長文)

    はじめまして。 以前、自分のHPで公開していた妊娠・出産に関するエッセイを出版社に送ったところ、 出版してみませんか?という回答がありました。 このサイトでもいろいろと質問されている方が他にもおられますが、 改めて出版業界に詳しい方、携わっておられる方にアドバイスを戴きたく質問します。 出版に関する詳細は以下の通りです。 ●初回は1000部作成、800部を流通用、100部を販売促進用、残り100部は私の手元に送られてきます(但し、減数可) ●印税は初版:販売部数に関わらず、流通用に持ちいられた部数の2%第2刷は実売部数の6%、第3刷は同じく売部数の8% ●共同出版で私の負担額は、編集や本の作成に関わる経費に充当、流通などの経費を出版社が負担。 ●今提出している原稿から、編集し「もっと詳しく話を書いてほしい」等の理由を考慮すると、200頁前後になるそうで、 私が支払う金額は約100万円前後だそうです。(これから、編集・デザインなどを経て金額を確定) 素人目にも印税等を考慮すると、ベストセラーにでもならない限り利益を生むことはないと思います。 結局は「その金額を支払ってまで本にしたいか?」という点に行き着くと思うのですが、 無知なまま話を進めて行くと、必要な時に必要な対処が出来ない状況に陥りそうなので、あえて質問させて下さい。 また、今現在の状況では金額確定は難しいので、今まで出版された方の見積もり(もちろん外部に見せても可能な限り)を送ってくださるそうです。 妥当か?という点というよりも、もしこのままお願いするとして、 「出版に対して注意すべき点」や「出版業界に携わってる方からみた疑問点」などを教えていただければと思います。 出版するとなると、一般人の私にとってかなりの大金を支払う事になります。 宜しくお願いします。