- ベストアンサー
センターの問題集、浸透圧の問題で・・・
問題集の問題なんですが、解説を読んでもどうしてもわかりません。 表はユキノシタの葉の裏表皮を6種類の濃度のショ糖溶液に浸したものです。 ショ糖溶液の濃度 0.05 0.1 0.2 0.25 0.3 0.4 観察した表皮細胞数 20 22 21 20 22 21 原形質分離を認めた細胞数 0 0 2 12 19 21 観察結果から、このユキノシタの表皮細胞の浸透圧は ショ糖溶液の濃度ではおよそどれくらいにそうとうすると考えられるか、 という問題です。 答えは0,25で、細胞20個中12個が原形質分離をしているから、という解説でした。 資料集と教科書を読み直しましたが、 浸透圧が同じということは等張液に浸したということですよね? 等張液に浸した時は限界原形質分離の状態であり、 原形質分離は起こらないと思うのですが なぜ、答えは0,25なんでしょうか・・・?
- goo500ml
- お礼率51% (85/166)
- 生物学
- 回答数6
- ありがとう数5
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
見たところ教科書などは大抵一個の細胞に関してしか解説されていません。 細胞一個なら貴方の言うように等張は原形質分離になるかならないかの限界原形質分離の時なのですが 複数の細胞だと(上の問題を誇張しますが) 例えば1000個細胞があって1個だけ原形質分離した時、 この1個だけが特別低い浸透圧で他はまだ余裕だぜ!な可能性もあるのでこの時点で等張とは判断しにくいのです。 浸透圧の知識とNo1さんのヒント1の理解を試す入試系の問題といえます。
その他の回答 (5)
- TTOS
- ベストアンサー率40% (209/510)
便宜上50%を使うという,教科書会社の記述 http://www.keirinkan.com/kori/kori_biology/kori_biology_1/contents/bi-1/t-bu/1-t-2.htm 50%を等張として答えよという入試問題 http://www.hokuto.ac.jp/nyushi/mondai/sig14/sig14_1_seibutu.pdf 必ずしも教科書にはないかもしれませんが,入試では時々見かけます。
No.4です。 回答中の「外液より低張なものの和です。」は「外液の方が低張なものの和です。」の誤りです。
goo500mlさんが疑問に思われるのはもっともです。 個々の細胞が外液と等張になったときには、まだ原形質分離は生じません。通常細胞壁と細胞膜とは緩やかに結合していますから、原形質分離が明確に生じてしまったということは、外液が細胞質よりもかなり高張になってしまったことを意味します。 一方、まだ原形質分離を起こしていない細胞は、外液とほぼ等張になっているものと、外液より低張なものの和です。したがって、50%の細胞が原形質分離を起こしている濃度は、既に過半数の細胞の浸透圧より高濃度側に片寄っているのです。 とは言っても、50%では無く何%の点にすれば良いかと問われると、明確な線は引けません。そこで切の良い50%点が用いられている、ということです。もともと植物細胞の浸透圧は、細胞ごと、個体ごと、季節や生育場所等によって変わるので、「そんな小さい問題どうでもいいだろ」と開き直っているわけですね。 でも、出題者も多少の良心の呵責は感じているので、「どれくらいか」ではなく「およそどれくらいに相当すると考えられるか」と曖昧な表現を使っているのです。
- lmtree
- ベストアンサー率23% (16/67)
No1さんの方針からは申し訳ないですが解説を。 例えるとテストの平均点と同じです。 平均点が50点だからと言ってぴったり50点の人ばかりではないように、細胞の浸透圧も個々様々。 つまり原形質分離を起こしているものとそうでないものが半分半分になっている時を平均をとって等張ということにしましょうということです。 問題では0.25のとき12/20が原形質分離しているので、この中では一番等張液に近いと言えます。 もっとも、選択肢の中に10/20があったとするとそっちのほうがより正確な等液張といえますね。
お礼
そうだったんですか!! 半々の時が等張だということ、初めて知りました! それは教科書とかに載っていることなんでしょうか??
- blackdragon
- ベストアンサー率35% (428/1222)
ヒント:全ての細胞が全く同じ浸透圧なわけではない ヒント:ショ糖溶液と細胞内が全く同じ浸透圧になることはまずない ヒント:ショ糖溶液>細胞内 のとき、原形質分離を起こす ショ糖溶液<細胞内 のとこ、原形質分離を起こさない
お礼
ヒントの3つ目は理解できましたが・・・ 1つ目と2つ目がよくわかりません・・・ 3つ目のヒントから考えると、 原形質分離が全く起こってない所と 2個だけ原形質分離が起こった境目が浸透圧が同じところだと思うのですが・・・
関連するQ&A
- 原形質分離の実験・細胞の浸透圧測定
みなさんこんにちは。学校で、ユキノシタの葉による原形質分離の実験・細胞の浸透圧測定をやったんですけど、考察が分からないところがあるので誰か分かる方早目に教えてください。月曜日にレポート提出なんですけど、試験勉強とかあって早めに質問できませんでした。 1.原形質分離と、原形質復帰との変化に要した時間に差はあったか。あったとすれば、何が原因か。 >原形質復帰の方が断然に早かったんですけど、なぜと聞かれても分かりません…。植物の枯死と原形質分離は関係があるとどこかで聞いたような気もするのですが…。確かに植物は水あげるとすぐ元気になりますよねぇ。……あれ、全く関係ないかも。分かりやすく教えてください!! 2.原形質分離の状態において細胞質と細胞壁の間はどのようであるか。 >スクロース溶液が入っているんですよね…。 3.浸透圧の測定のP(浸透圧)=nRT(等張液の濃度×気体定数×絶対温度)のnで、先生は50%原形質分離を起こしてたやつが等張液だって説明してくれて、一応分かったつもりでいるんですけど、今考えてみるとなんでかよく分かりません。このままでは納得いかないので、なぜ50%原形質分離を起こしてたやつが等張液なんですか? 4.その他原形質分離の実験・細胞の浸透圧測定についてレポートに書いたらいいぞってやつがあったら裏(?)情報を教えてください。 よろしくお願いします。
- ベストアンサー
- 生物学
- 浸透圧の計算について
植物細胞の原形質分離を顕微鏡で観察し、使用した溶液の濃度から浸透圧を求めるという実験をしたのですが、 浸透圧の式、 P=iRCT R:気体定数、C:限界濃度、T:絶対温度 の等張係数iの求め方がわかりません。 この実験で使った溶液はグルコース溶液(0.4,0.5,0.6,0.7M)と塩化カリウム溶液(0.2,0.3,0.4,0.5M)です。 グルコースの限界濃度は2.12M、塩化カリウムの限界濃度は0.633Mとなりました。(自分で計算したので間違っているかもしれませんが) このときの気温は15.5℃です。 等張係数は非電解質では1.0だということですが、電解質の場合はどのように計算すればよいのでしょうか? 電離度の計算からしなければならないのでしょうか? どなたか分かる方、よろしくお願いします。
- ベストアンサー
- 化学
- 限界原形質分離の見極め方について
一般的な高校生物実験において、0.1%~0.5%ショ糖水溶液にユキノシタ葉裏表皮細胞を浸し、その変化を観察して限界原形質分離の濃度を見極めます。このとき、細胞の何%が原形質分離をしていたときに、「限界原形質分離」の濃度だと決定しますか?
- ベストアンサー
- 生物学
- 浸透圧です。
体積が1.2になっている細胞を浸透圧が7.5気圧のショ糖溶液に浸した。細胞の体積は次のうちどれになるか。 ア)吸水して体積増加 イ)水が出て体積減少するが、1.0よりも小さくはならない ウ)水がでて体積減少するが、1.0よりちいさくなる エ)体積は変化しない という問題で、横軸が細胞体積、縦軸が圧力のグラフ(よくあるグラフ)が問題文についているのですがうまく画像を載せることができないので書かせていただきます。限界原形質分離が「10気圧、たいせき1.0」「最大膨圧のとき5気圧、体積1.4」「7.5気圧、体積1.2」 こたえはイです。 グラフによると浸透圧が7.5のときに体積が1.2となっているので、「体積が1.2になっている細胞を浸透圧が7.5気圧のショ糖溶液に浸す」ことをしても体積は変化しないのでは?と考えました。しかし答えは違いました。どのように考えたらよいのでしょうか??
- ベストアンサー
- 生物学
- 膨圧と浸透圧の違い
浸透圧とは、濃度の異なる溶液を半透膜で仕切ると濃度の低いほうから高いほうへ 水分子が移動させる圧力ですよね? 膨圧とはそれを押し返す力の事ですか? 一番知りたいのは写真での浸透圧、膨圧の見方です。 1)A溶液よりB溶液の方が浸透圧が大きいとわかるのは、 原形質分離を起こす=濃度の高いほうへ移っているからという認識でいいのでしょうか? 2)B溶液に植物細胞を浸した場合、細胞壁に囲まれた部分の体積が変化していないので 膨圧は生じていないとの事なのですがそれはどの部分からそう判断できるのでしょうか? (細胞壁がAのように膨らんでいないところから判断するのですか?) 3)Aの浸透圧はこの植物の細胞液の浸透圧より小さいとの事ですがどの部分から 判断できるのでしょうか? 日常生活での膨圧、浸透圧をイメージしやすい事があれば教えてください。 どうぞよろしくお願いします。
- ベストアンサー
- 生物学
- 塩化カルシウム濃度と浸透圧の違い
オオカナダモの葉を濃い塩化カルシウム溶液に入れると、すべての細胞で原形質分離 が起こった。 (1)原形質分離が完了したとき、原形質中の塩化カルシウムをA、原形質と細胞壁の間に ある溶液中の塩化カルシウム濃度をB、葉の外の溶液中の塩化カルシウム濃度をCとすると、 A~Cの関係は、A<B、A<C (2)原形質分離が完了したとき、原形質の浸透圧をa、原形質と細胞壁の間にある溶液の 浸透圧をb、葉の外の溶液の浸透圧をcとすると、 a~cの関係は、a=b、a=c (1)と(2)のいうってることの違いがわからないために、関係の考え方がわかりません。 どのようにして考えればよいのでしょうか。 よろしくお願いします。
- 締切済み
- 生物学
- 浸透圧と溶けている物質との関係は?
浸透圧とは溶液の濃度によって決まると思うのですが、 それは溶けている物質が違っても濃度が等しければ同等の浸透圧になるのでしょうか。 たとえば、食塩10%溶液と、ショ糖10%溶液では同じ浸透圧になるのか、ということです。 ご存知の方、回答よろしくお願いします。
- ベストアンサー
- 生物学
- 細胞膜(選択透過性)についての質問
細胞膜の選択透過性があまりよくわからなくなりました。 ショ糖溶液につけた細胞があります。ショ糖溶液中で原形質分離が完了した細胞に関する次の問い1・2に答えよ。 1.問題はショ糖溶液の浸透圧をA、細胞膜と細胞壁の間にある溶液の浸透圧をB、細胞の原形質の浸透圧をCとすると、どれが濃いか?みたいな問題で、答えはA=B=Cです。 わからないのは2の方です。 2.その細胞外の溶液のショ糖濃度をA,細胞膜と細胞壁の間にある溶液のショ糖濃度をB,細胞の原形質のショ糖濃度をCとすると、A・B・Cの関係はどうなるか。次の1~6のうちから正しいものを1つ選べ。 一.A=B=C 二.A=B<C 三.A=B>C 四.A<B=C 五.A>B=C 六.A>B>C というものです。 正解は三です。 説明には「ショ糖は選択透過性をもつ細胞膜をほとんど透過できず、細胞膜内(原形質中)には、もとから存在する少量のショ糖しかないので、A=B>Cである。」 とあるのですが、濃度がCが一番薄いならば、またCから水分が流出して、最終的な濃度としてA=B=Cにならないのでしょうか?
- ベストアンサー
- 生物学
お礼
なるほどー・・・ 確かに全ての細胞が同時に分離はしませんよね、 納得しました!!ありがとうございます!! お礼が遅くなり申し訳ありませんでした!!