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焼き入れについて

angra_templeの回答

回答No.2

焼入れをした鋼は硬くなります。しかし、確かに脆くなります。引っ張るとあまり伸びずにすぐ千切れます(当然人間が加えられるような力ではありません)。 焼入れをした鋼を顕微鏡で見ると、笹の形をしたマルテンサイトという結晶ができます。 力を加えると笹のとがった部分にその力が集中します。するとその部分から壊れやすくなります。なので、マルテンサイトは脆いのです。その代わり鋼でもっとも硬い状態です。 実際に使うときは焼ならしという工程を経て、笹のとがった部分を丸くします。そうすると、硬さがあまり落ちずに粘り強くなります。引っ張ってもすぐ千切れずにすこし伸びます(それでもいつかは千切れますが)。

takaaaa
質問者

お礼

わかりました。ありがとうございます。

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