• ベストアンサー

差動増幅回路で、低周波での発振の原因は?

GHz帯の差動増幅回路のICを測定しました。 ICの入力が無信号のとき、出力のスペクトラムをスペクトラムアナライザ―でみると、非常に低周波(ほとんど0に近いところをピークとして)で、スペクトルが山形に盛り上がってしまっています。発振周波数は、特に、1本にたっているのではなく、広がっています。 これは、発振だと思うのですが、このような、非常に低周波での発振は、どのようなことが考えられるでしょうか? 何でも結構ですので、ヒントとアドバイスをお願いします。

  • 科学
  • 回答数4
  • ありがとう数4

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • tadys
  • ベストアンサー率40% (856/2135)
回答No.2

本当に発振ですか?普通のスペアナは入力が無くても直流分の信号は観測されます。 ICの電源を入れた時と入れない時での差を観測してみてください。 差が無いようでしたら発振ではありません。 ICの入力や出力端子を指で触ってみて様子が変わるでしょうか?変わるようなら発振しています。 オシロスコープの帰線が太くなるようでしたら、非常に高い周波数で発振している可能性もあります。 GHz帯のアンプは、アース回路と電源のディカップリングをちゃんとしないと簡単に発振してしまいます。 多段のアンプは低周波数で発振することがあって、そのような現象はモーターボーディングと呼ばれています。 多段で無い場合でもバイアス回路のデカップリングが多段になっているとCR発振回路の構成となって発振することがあります。 その場合はバイアス回路を簡単な構成にするとかデカップリングのCRの値を各段で違った値にして対策します。

参考URL:
http://www-lab.ee.uec.ac.jp/text/trOscBasic/images/02-CR.gif
lemon567
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 この状態を発振というのかどうか、よくわからないです。 ICの電源をいれると、低周波側にスペクトラムがでてきて、オシロでみると、帰線がどんどん太くなりますが、信号振幅よりは、ずっと小さいです。 信号をいれると、ノイズっぽい波形になります。電源電圧を低くすると、波形がきれいになります。 ICの電圧を徐々に高くしていくと、どんどん大きくなります。 オシロスコープの帰線が、太くなりますので、非常に高い周波数で発振しているのでしょうか? アース回路と電源のディカップリングをちゃんとするとは、具体的には、パスコンをしっかりいれるということでよいのでしょうか? 教えていただいたURLの回路とICの回路をみくらべると、寄生容量や、配線容量、配線抵抗で、すぐ実現してしまいそうです。 回路は、差動増幅回路が多段になっていて、各アンプのゲート入力にはインダクティブな高抵抗な配線で接続されています。これが、原因でしょうか。

その他の回答 (3)

  • mtld
  • ベストアンサー率29% (189/643)
回答No.4

1/fノイズ でググレば幾らでも出て来ました 検索の仕方に慣れましょう その方が早く得られます 殆どの事はこれで答えが得られます それで解らない時 質問しましょう この 教えて goo はこの1年間で其れまでの質問数の約4倍程になり 繋がりにくくなっております 1年間だけで其れまでの質問数(3年分位)の約4~5倍です

lemon567
質問者

お礼

そうですね!1/fノイズで検索してから、質問したいと思います。 ご回答は、とてもヒントになりました。 ありがとうございました。

  • mtld
  • ベストアンサー率29% (189/643)
回答No.3

スペアナでは非常に低周波でスペクトルが~、オシロスコープでみると すごく太くなって ~ これは発振では無く低周波ノイズです 1/fノイズ と言いまして低くなるほど大きくなります ICの仕様に書いてあるはずです 何Hzの点で 何μV/Hz と言う具合に 周波数によって違う為 何点か示されている筈です そして低い程大きくなります だから 1/fノイズ と言い 1/f に比例したノイズ領域です 周波数が高くなると共に小さくなり ある点から平坦になります スペアナを低周波領域で見て下さい 特性が一目で解ります、小さい程高性能ですが元々高周波用ですから低周波用程小さくはありません。

lemon567
質問者

お礼

確かに、Fが低くなるほどスペクトラムが大きくなっています。 また、周波数が高くなるほど小さくなって、平らになっています. 1/fノイズは、どうして発生してしまうのでしょうか? ヒントなどありましたら、補足で教えてください。

  • foobar
  • ベストアンサー率44% (1423/3185)
回答No.1

もし発振していると、出力が大きく(最大振幅で)振れると思いますが、そのような大出力が観測されていますでしょうか。 もし、そのような大出力の振幅が観測されていないなら、増幅器内部で発生するノイズを観測しているのかもしれません。

lemon567
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます!!!! 出力をオシロスコープでみると、大出力は観測されていません。こういうのは、発振とはいわず、ノイズというのでしょうか? オシロスコープでみると、出力電圧が、1本横棒に見えるのですが、それが、すごく太くなってしまっています。 ノイズの原因は、どんなものが考えられるのでしょうか? アドバイスを追加でいただけるとありがたいです。

関連するQ&A

  • 発振回路について

    コルピッツ発振回路(トランジスタのところに演算増幅器を使用)においていくつか実験をしました。 (1)この回路を発振状態にしたとき、発振周波数は10[kHz]になり、理論値とほぼ一致しました。また、この回路の正帰還を切り離し、周波数特性を調べたところ、7.4[kHz]で共振しました。教授の話によると、発振周波数と共振周波数はほぼ一致するはずとのことですが、2.6[kHz]もずれてしまっているので、測定誤差や、また浮遊容量などの影響よりも大きな要因があると思うのですが、それがどのようなものか分かりませんでした。 (2)コルピッツ発振回路において、発振していない状態のとき、演算増幅器の利得を変ていくと、演算増幅器の増幅度が5.4[kHz]のとき発振しました。また、発振しているとき、演算増幅器の利得を変ていくと、演算増幅器の増幅度が1.5[kHz]になったとき発振をしなくなりました。見事にヒステリシスになりました。ここで書籍などを調べた結果、ループ利得がこのヒステリシスに影響を与えているようなことを書いていましたが、具体的なことは分かりませんでした。 この二点が分からなくて困っています。どなたかご教授ください。お願いします。

  • レーザの多モード発振についての質問です。

    レーザの多モード発振についての質問です。 レーザの研究を始めたのですが、多モード発振について分からないことがあります。 共振器中で定在波の立つ"周波数"条件を満たし、 かつ共振器中の増幅媒質の利得帯域の中にその周波数が複数含まれるとき 多モード発振する可能性があることは分かったのですが、 ではその多モード発振を光スペクトラムアナライザなどの"波長"対強度で測定するとき 複数のピークが見えるものなのでしょうか? 今まで持っていたイメージとしてレーザ光はコヒーレント光であり、 CW発振の場合波長のピークは一つだけしかないといったイメージがあるので混乱しています。

  • オペアンプを使用したフィルタが発振してしまいます

    オペアンプを使用して画像のような回路を作りました。 回路の左半分はトランジスタの増幅回路で、右半分が中心周波数40[kHz]のバンドパスフィルタです。 回路はブレッドボード上に作製しています。 この回路にオペアンプの電源±15[V]を加えただけで出力が発振してしまいました。出力をスペクトルアナライザで見ると、40[kHz]付近に強いピークが現れてしまいます。オペアンプ用の直流電源以外の信号は入力していません。使用しているオペアンプはNE5534AP、トランジスタは2SC1815GRです。 この発振の原因や対策について教えていただけるとありがたいです。 よろしくお願いします。

  • フィルタ付き差動増幅回路について

    圧電振動ジャイロ(ENC-03R)を使用しようと考えています。 ADボードのレンジが±10Vなので差動増幅回路で約45倍ほどに増幅したいです。 そしてなおかつ低域遮断周波数 約0.3Hz、高域遮断周波数 約1kHz となるようにフィルタを付けたいです。 素人ですが簡単なハンダ付けならできるので回路を書いて下さるととても助かります。 宜しくお願い致します。

  • 差動増幅回路のCMRR

    差動増幅回路でコレクタ抵抗を2.2kΩとして、エミッタ抵抗を2.2kΩ、5.1kΩ、10kΩ、22kΩ、定電流源と変えてCMRRの周波数特性を求めています。 22kΩと定電流源の以外の場合は大体一定の利得が測定できたのですが、22kΩと定電流源のときの高周波域で同相利得が増加してしまうのですが、他のと同様に一定の利得として測定できるのが正しいのでしょうか?増加してしまう原因として考えられるのはどういったことですか? 定電流源のときには70kHzあたりから波形がとして現れてきます。

  • 差動増幅器について

    差動増幅器アンプに付いて教えてください。 非反転増幅器の負帰還出力(DC0-10V)が以下のような回路図につながっています。計算式などご教示いただける方、よろしくお願い申し上げます。 -、+とも同電位信号が入力されています。 私が思いますに、差動入力を使って、結果的に非反転増幅をしているのではないかと思っています。 しかしながら、この回路は、どのような効能があるのでしょうか?本回路は、トルク信号のゼロ・スパンを合わせた後、一次フィルタ回路の後に置かれています。差動増幅器は、 -端子への入力抵抗をR1、 帰還抵抗をR2 +端子への入力抵抗R3 並列抵抗R4 とした場合、R1=R3、R2=R4として Vout=R2/R1(V2-V1)[V2:反転入力電圧、V1:否反転入力電圧] またこのような回路が掲載されている、サイトをご存知ありませんか?   ----抵抗----              | | | | ----可変抵抗--抵抗--抵抗-----[-入力]-------- | |   --抵抗-------------------[+入力] よろしくお願い致します。 

  • 差動増幅器を使った回路で正弦波のノイズが出てしまいます。

    数MHz程度の信号の増幅器を作り水中の電位差を測りたいと思っているのですが、信号を入れないでも6~10MHz(測るたびに変わっているような気がします)増幅した後でピークトゥーピークで0.5V程度の正弦波が出てしまいます。この正弦波を消したいんですが、行き詰っています。 前段階で差動増幅器の片側(画像1のB)をGNDに繋いでファンクションジェネレータを使って出力したものを回路に入力し、増幅したものをオシロで見たときはそのような正弦波は見えませんでした。水中の電極(画像2のAとB)を近づけたり離したりしてもあまり変わらないので、差を取った信号が増幅されたものとは思えないのですが、初心者なので見当が付きません。それとも水中というのはそういうノイズが常にあるものなんでしょうか?教えていただきたいです。 回路はトランジスタ技術の2006年1月号に載ってた心電計のものとほとんど同じで、アンプはアナデバのAD8032ANZというものでGBWは80MHzです。助けてください。お願いします。  1回路の画像 http://www.jnnl.net/1.jpg  2水中の電極位置の簡易図 http://www.jnnl.net/2.jpg  アンプ http://www.analog.com/jp/prod/0,,759_786_AD8032,00.html  トランジスタ技術に載ってた方のサイト http://www.neo-tech-lab.com/ECG.files/frame.htm

  • 精度の良い発振回路を作るには

    精度の良い発振回路を作るには シュミットトリガタイプのインバータ(TC4584)を用いた発振回路から生成した信号(最大500kHz)をカウンタIC(TC4020)で1/256に分周させて周波数表示器に入力しています。 発振回路は http://www.piclist.com/images/www/hobby_elec/ckt13_2.htm に示してあるのと同様の回路となっており フィードバック抵抗を可変のものにしてパルス幅を変化させることができるようにしてあります。(可変抵抗は100MΩを使用、コンデンサは100pFを使用) ただ、この回路では高周波領域(100kHz以上)において周波数表示が不安定となります。発振回路においてパルス幅が安定しないため不安定となっていると考えます。コンデンサの値を変化させてみましたがそんなに効果はありませんでした。 分周回路はそのままで発振回路が安定した出力が得られるようにしたいのですがどのようにすればよいでしょうか?ご教示願います。

  • LC発振回路の発振周波数が理論値と実験値で合わない!!

    本日LとCを使った発振回路を作ったのですが,オシロスコープで測定した発振周波数と,計算で求めた理論値とを比較してみると30%程のずれがあります.これはどのような原因が考えられるのでしょうか?

  • 差動増幅回路

    差動利得と同相利得の周波数特性を測定しようとしているのですが、出力電圧p-pが大きくなったり小さくなったりを繰り返していて測定できていません。出力電圧を一定に安定させるにはどうしたらいいのでしょうか?回路は http://www-nh.scphys.kyoto-u.ac.jp/~enyo/kougi/elec/node28.htmlの左側のものでエミッタ抵抗は22kΩ、直流電源は±15V、交流電圧はp-p60~100mV、コレクタ抵抗は2.2k~30kΩでいろいろ試してみたのですが、どの場合も一定に安定した出力にはなりませんでした。