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関西で値切る風習がある理由とその起源

関西で値切る風習がある理由とその起源というのはあるのでしょうか? 関西では他の文化圏に比べて値切る風習が多いような印象がありますが。 詳しい方お願いします。

noname#2813
noname#2813

質問者が選んだベストアンサー

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  • kawakawa
  • ベストアンサー率41% (1452/3497)
回答No.5

以前に値切り方の話題の時にも書きましたが、私自身も値切ることは当然の行為であると考えています。何かを定価で買ったということがあれば、恥ずかしくて誰にも言えません。いかに安く手に入れたかということが自慢となり、尊敬の対象となりますから。全ての関西人がそうであるかどうかは知りませんが、少なくとも私の周囲は、そういう人種ばかりですネ。 このようなことを書くと関東の方などは嫌がったり、恥ずかしいと思ったりするかもしれませんが、これを企業対企業の関係で考えてみるとどうでしょうか? どんな企業でも、製造原価、購入原価を下げるために、仕入れ値は値切りますネ。値切らずに言い値を飲んでばかりいると企業は大きく発展できませんから。売るほうも買う方も真剣に採算を考えて交渉します。これは関西だけでなく、日本中というより、世界中で当たり前のことです。 関西ではこの企業対企業の関係が、個人対企業の場合にも成り立っていると考えればよいでしょうネ。 これはおそらく、楽市楽座制度が施行された頃に遡ることができると考えられます。 江戸時代の士農工商の流れが生きているというのも、関東と関西の違いを述べるときによく使われる論法なのですが、つい55年前の終戦直後は日本中どこでも買い物と言うのは価格交渉を伴うものでしたから、生きるためという切羽詰った理由さえあれば、どの地方であっても同じ事なんでしょうネ。 国際的には値切らずに買う習慣のある国の方が少ないと思いますが、如何でしょうか? 今までに合計150回あまり、計30ヶ国以上に行った経験がありますが(ほとんどが仕事)、値切る習慣の無かったのは‥思いつきません。昔から地域に根付いている外国の方が多い大阪は、買い物などの面では最も国際的なのではないかと思えてしまいます。 また、特に大阪ではケチということは美徳でした。節約できることは一生懸命おこない、いざと言うときにはスカッと使うのが尊敬できるケチであり、ただむやみに金を使わないだけのシブチンは評価されません。こういった評価体系も値切りに結びついたでしょうネ。 百貨店でもTPOによって『勉強してくれる』大阪に住むkawakawaでした

noname#2813
質問者

お礼

ありがとうございます。 どうも私の見聞が狭かったのかも知れません。 テレビの情報だけでなく自分で行って確かめることもやはり重要なんだなと思いました。

その他の回答 (4)

noname#250565
noname#250565
回答No.4

ppooooさま。お久しぶりでございます。 shoyosiさま。 大阪人だけではありませんよ。私は神戸在住ですが値切りは存在します。 以前のppooooさまの「値切り方」にも回答した覚えがありますが…相変わらず「端数はとってね!」は個人商店&電気屋さんで使いまくっております。 またtukitosanさまのおっしゃるように「いくら安い値段でかったか」が自慢出来ると言う話は本当です。 友人同士では例通りのやり取りが非常に多いです。 同じ商品を自分よりも安く買った人がいるとわかった時点で「負けたぁ~!」と悔しい思いで一杯になるのが関西人の特徴といっていいと思います。 関西では「建て前を言う人」よりも「本音で話す人」の方が好印象で見られると思います。 「私には裏表がない!」と自慢できるくらいの土地柄です。 「少しでも安く買いたい」というのは購入者なら誰でも思うことだと…それをそのまま本音で言ってるのが日常なのかも? 他の地域では「金銭のことについて触れるのはみっともないこと」と思われるのかも知れませんね…

noname#2813
質問者

お礼

ありがとうございます。 関西には独自の商風があるんですね。

  • shoyosi
  • ベストアンサー率46% (1678/3631)
回答No.3

関西といっても、もともとは大阪人だけと思います。それは大阪という町の特殊性と思います。江戸時代、大阪はほとんどが町人だけの町でした。当然、商家に買い物にくる人も、ほとんどが商人かその家族の人達です。商人同士の商いでは、駆け引きが普通ですので、その商人の慣習がそれらの人にも行動の指針になったものと思います。  ところが、江戸などの、他の町では、商人は武士を始めいろいろな階層の人を相手にしていました。相手が商人の場合は、値切りの話はあったか判りませんが、他の階層の人から見ると、(商人は身分の一番下なので)卑しい行為のように映ったことでしょう。江戸は建て前の街ですので、商人でも卑しいと見られることを嫌ったので、値切り行為をしなくなったと思います。他の町でも、値切りは商人のような下層の身分の人がする卑しい行為のように映ったことでしょう。

noname#2813
質問者

お礼

歴史的背景とても勉強になりました。 ありがとうございます。

  • tukitosan
  • ベストアンサー率43% (84/192)
回答No.2

もと関西人です。(今は、仕事の関係で関西圏以外で働いています) greenhouse さんの言うように値切って買うのが当たり前の感覚でいました。もちろん、駄菓子やスーパなどのような所では、ねぎったりしませんでしたが、売り手がまさにそこにいて商品を売っている時には、いつも値切っていたような気がします。やはり、本来は、greenhouseさんの言うように、値切るのがあたりまえではなかったのでしょうか。じっさいサザエさんなどの買い物場面などでは、魚屋さんで「奥さん、負けとくよ」とか「じゃ、これ一本おまけ」とかが、自然に描き出されているように思います。 あと、逆に値切る習慣がのこったのは、「吉本」などでわかるような、言葉のテンポの良さだと思います。また、値切ることが一種の遊び的要素があるのではないでしょうか。 A:「おっちゃん、これなんぼ(おじさん、これいくらですか。)」 B:「○○円や(○○円です)」 A:「えー、高いわ。まけたってーや(えー、高い。もう少し値段を下げてくださいよ。)」 B:「そーかー。じゃ、勉強させてもらって△△でどないや   (そうですか。じゃ、値段を引かせてもらって△△でどうですか)」 A:「もうちょっとまからん。(もうすこし、まけてもらえませんか)」 B:「そやな。じゃ□□でどや。(そうですね。では□□でどうですか。)」 A:「んー。よっしゃ。もうてくわ。(んー。決めた。買ってかえるわ。)」 (んーん。大阪弁を標準語に直すのはなかなか難しいです。) かっこで書いたのが標準語にした時の言い回しだと思います。やはり、大阪弁の方が、言い回しがおもしろく、楽しくもあると思います。 多少関係あるかもしれませんが、こんな話しを聞いたことがあります。 同じ商品に対して、関東では「いくら高いお金をはらったか」が自慢であり、関西では「いくら安い値段でかったか」が自慢出来ると言う話しです。 実際、関西にいたころですが、 A:「これ、なんぼやおもう(これの値段いくらだと思う)」 B:「えー、わからんわー(えー、わからないよ)」 A:「○○円やってん(○○円だったよ)」 B:「えらい、やすいやん。(非常に、やすいね)」   「どこでこーたん。教えて、教えて(どこでかったの。教えて、教えて)」 などと言いあって、安く買い物をした自慢話をよくやっていました。 (反論をもたれる、関西人のかたもいらっしゃるかとおもいますが、私の周りは、こんな人達ばかりでした。) 関東の方は、どうなっているか分かりませんが、この話しを聞いたとき妙に納得したものでした。 助言にでもなれば、幸いです。 tukitosan でした。

noname#2813
質問者

お礼

東京と大阪で商風が異なるんですね。 わかりやすくてとても参考になりました。

回答No.1

昔から「あきない」が発達していたからでしょう お客さんに「得をした」と思わせるのが賢い商人 値切って「買わせる」ことで客は「得した」と思う それを知る客も最初から値切るつもりでいる 世界的に見ても市場では「値切る」ほうが常識 「なぜ値切るの」ではなく「値切らない方が不思議」「どうしてそれで(お客に得をしたと思わせずに)商売やってけるの」という疑問がわくのが普通で「値切らなくなった理由とその起源」こそ謎かも なお値切りようのない物にはオマケや粗品をつけて「得をした」と思わせるらしい 道頓堀にどでかいネオン看板があることからもうかがい知れるように「おまけ」の元祖グリコのキャラメルは大阪が発祥の地です 以上 ご参考になれば幸いです。--a_a

noname#2813
質問者

お礼

とても新鮮なご指摘ありがとうございます。 グリコのキャラメルは少し懐かしいです。

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