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医療過誤・死亡者数は?
kent123の回答
残念ながら、現在の日本では正確な統計は取られておりません。 ただ、「医療事故調査会」<患者の立場から医療ミスの鑑定をしている医師グループ> では、アメリカのデータを元に日本の医療事故死亡者数を推計しています。 これによると、その数は2万600~4万6000人程度であろうとされていますが、あくまでも推測であることをご承知置き下さい。 日本の医師法では医療事故死の場合の警察への届出が義務付けられておりません。 昨今話題となっている医師法21条にある「警察への届け出義務」などにしても、「急患として搬送されてきたり往診先で診察を依頼された患者さんが既に死亡されていた場合に、死体検索書(死亡診断書とは異なります)を作成し、そこに犯罪の可能性が見出せる場合については警察へ知らせなさい」ということであって、入院中の患者さんが死亡した場合には特に届け出の義務はないのです。 したがって、まずはこうした点の改正から行っていかない限り実態の把握は不可能です。 蛇足ですが、1つの事故死が発生すれば、その背景には同様の事故で負傷しながらも生存している人が29人おり、更に、あわや同様の事故に巻き込まれそうになったという人が300人いるとする「ハインリッヒの法則」というものがあります。 つまり、医療事故死が1件報告されたということは「1:30:300の法則」に照らし合わせてみれば、死亡事故になっていてもおかしくなかった医療ミスが300件あったということになりますね。 医療従事者の細心の注意を喚起したいものです。 以上、ご参考までに。
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ご回答ありがとうございました。 詳しい方がおられることには驚かされます。 このサイトの凄さも感心します。 「ハインリッヒの法則」なども教えて頂き勉強になりました。 更に勉強してみます。 お礼申し上げます。