• ベストアンサー

薬害エイズと非加熱製剤の殺菌方法について

薬害エイズは非加熱製剤が原因だったという事ですが、私などは、素人ですから、例え非加熱製剤でも、ビーカーに60℃のお湯を入れて、その中に非加熱製剤のアンプルを放り込むだけで、加熱製剤が出来上がり、エイズやC型肝炎のウイルスの心配はなくなるのに、なぜ、たったそれだけの手間を惜しんだのだろう?と思ってしまうのですが、そんな簡単なものではないのでしょうか?

  • 医療
  • 回答数6
  • ありがとう数9

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.6

No.4です。 >具体的にはどうやるのでしょうか? とのことですが、「具体的」の意味がはっきりしませんが、 http://www.the-convention.co.jp/jsbt05/cyber/virtual/baxter/baxter_illust/step3/ http://www.the-convention.co.jp/jsbt05/cyber/virtual/baxter/baxter_qanda/page13_14.html http://www.the-convention.co.jp/jsbt05/cyber/virtual/baxter/baxter_qanda/page17.html#q34 を参照して頂くのは、如何でしょう? 『60℃,144時間乾燥加熱処理』の具体的な方法となると、製剤用のそういった特別な条件を満たす装置・機械が必要ですね。 とても、ビーカーにポンでは出来ないと思いますし、条件に詳しい人でも装置がなければ、実験は可能でも治療用としては使用できないレベルです。 病院でも無理です。想像して頂けると思いますが、鍋の中に水があるとして、その全体の水を60℃に保つだけでも大変ですが、更にそれが固形・パウダー状の物を撹拌しながら全体の温度に偏りなく144時間、雑菌等の混入がないように等々、専用の装置がなければ無理です。 もっと、お伝えできることもありますが、「具体的」には何をお知りになりたいのでしょうか?

goodjapanese
質問者

お礼

ありがとうございました。 教えてもらった情報で十分です。

その他の回答 (5)

noname#21649
noname#21649
回答No.5

>加熱製剤が出来上がり、 をやっていた病院があったようです。ただし.患者が来てから血液検査をして結果が出てから血液製剤を加工して直後に注射...。 経営を重視する医療法人では無理でしょう。

goodjapanese
質問者

お礼

ありがとうございました。

回答No.4

まず、私の立場を述べておきます。医療に携わってはいますが、臨床に直接ではありませんので理論としてお考え下さい。 血液を原料として作られる製剤が血液製剤です。 HIVの感染の可能性が少なかったと後にいわれたクリオ製剤(成分の濃縮が少ないので効果は少し弱い)も血液製剤の一つです。 血液製剤は、その中に蛋白質等を含んでいますので、貯法は原則冷所(5℃以下で凍結させない)のものがほとんどです。(製剤によっては、凍結製剤、常温保存の物もあります) つまり、品質を保つために加熱(蛋白質は固まりますよね)などもってのほかなのです。 けれども、研究が進んで危険なウイルスや細菌などを除去するために、加熱しても目的とする成分を変成させずに効率よく抽出(成分を取り出すこと)できるようになったものが加熱製剤なのです。私は試したことはありませんが、ただ単に60℃に加熱しただけではウイルスは除去できても、成分がどれだけ残るのか? 日本の薬害エイズの問題は、 1 加熱製剤が供給できる体制が整っていたと判断できるのにその製剤の認可が遅れた(遅らされた)事 2 感染の可能性の低いクリオ製剤(1人の血液から1つの製剤となるため)が有ったのに、感染の危険性を患者・家族に知らせず、非加熱製剤を使用し続けた事 の2つだと思います。(薬害肝炎は、また少し違います) アメリカで麻薬患者・同性愛者の中に免疫が低下する奇病が流行っているという新聞記事を読んだのは、学生時代です。その頃から、「でも血液製剤はアメリカからほとんど輸入しているけど大丈夫?」というのが私たち学生の疑問でした。それから、10年ほどして大きな問題となりました。 何らかの病気で、血液製剤或いは輸血の必要性が有る時、同意書に署名を求められると思います。現在、既知のウイルス等は、ほぼ除去できていますが、未知の何らかの疾患に罹患する危険性、その他が考えられるからです。 長くなりますが、最後に薬品は品質を保つためには、一般的に高温と光を避ける必要があります。ですから、何らかの消毒の必要があっても病院で、60℃に加熱することはどんな製剤でもあり得ないと思います。

goodjapanese
質問者

お礼

ありがとうございました。 >けれども、研究が進んで危険なウイルスや細菌などを除去するために、加熱しても目的とする成分を変成させずに効率よく抽出(成分を取り出すこと)できるようになったものが加熱製剤なのです。 という事ですが、具体的にはどうやるのでしょうか?

noname#74881
noname#74881
回答No.3

ぜんぜん気を悪くしてしいないのでご安心ください。私は教科書で習っただけで、リアルタイムで医療に従事していたわけではないので、疑問に思うことがいっぱいです。以下は、単なる私の推測です。 >病院で勝手に非加熱製剤を加熱処理して使うわけには、いかなかったのかな? もし、院内の設備で加熱が可能だった場合、非加熱製剤を加熱して使用することは、薬事法違反とかになるのかな?そもそも、病院の施設ごときでは加熱は無理なのかな? >加熱製剤が承認されてなかったにしても、エイズ感染の可能性は意識されていたと思います エイズという病気そのものに対する認識が低かった?エイズの危険性よりも血友病の治療が優先した? 現場の医師が、エイズという病気の危険性をきちんと認識した上で、エイズ感染の可能性のある非加熱製剤を投与していたとは信じたくないですね。

goodjapanese
質問者

お礼

ありがとうございました。

  • pekomama43
  • ベストアンサー率36% (883/2393)
回答No.2

>既に外国ではそうしてるわけですし・・・ 息子(16歳)が血友病Aの母親です。 現在、日本で使用されている血液製剤は、そのほとんどは、ほぼ人工的に作られたものです。献血により製造されているものもありますが、発覚後加熱処理が徹底されたこともあり、かなり安全性は高く(少なくとも、HIV,ウィルス性肝炎については)なったとのことです。私の息子が『血友病』だとわかった時(93年)には、前述の製剤が開発されていたため、今までほとんど献血由来製剤は使っていません。 しかし、息子よりほんの数年早く生まれた患者、また以前の患者たちは、学校や幼稚園、保育所、勤め先などあらゆるところで差別に会っていた(いる)そうです。 『血友病』(簡単に言えば、血液を固める因子が為の因子が足りず出血すると止まりにくい、皮下だけはなく、筋肉内や、関節内出血を繰り返す病気です)だけでも大変なハンディなのに、どうしてその上にこんな酷い目に・・・と、本人はもとより、血友病を家族にもつ人がどれほど思ったことか・・・ 私も、息子が幼稚園(公立)の面接の際、『血友病』と言った時に園長の眉が動いたことは一生忘れられません。 質問者様のように >たったそれだけの手間を惜しんだのだろう? と不審に思い、>素人ですが・・・と仰りながらも、色々と関心を持っていただくことこそが、薬害を許さない社会への一歩だと思います。 もしよろしければ↓のように両方のことが解りやすく述べられているページもあります。お暇な時に覗いてみてください。 http://platz.jp/~iroiro/naka05-bin/y-1.html 直接関係のない記述かもしれませんが、お許しください。

goodjapanese
質問者

お礼

ありがとうございました。

noname#74881
noname#74881
回答No.1

当初は、加熱製剤が認可されていなかったんですよ。加熱製剤を作ったが、新しい薬を使用するには、いろいろと試験やら安全性の確認やらが必要で、その間に非加熱製剤が流通してしまった。血友病の患者には、血液製剤の投与は必要。 薬害エイズの原因が非加熱製剤かもと推測できた時点で、なんら対策を採らなかったのは、当時の厚生省、製薬会社などなどの怠慢ですね。 私が学生の頃にも、サリドマイド、スモン、薬害エイズなど、「薬害」と言われるものは、二度と繰り返してはならないものと教わりました。現在、厚生労働省の敷地内には、平成11年に作られた薬害根絶のための「誓いの碑」があるようです。 ご参考までに http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?qid=726310

参考URL:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%96%AC%E5%AE%B3%E3%82%A8%E3%82%A4%E3%82%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6
goodjapanese
質問者

お礼

素人の言っている事ですから、お気を悪くされたらお許し下さい。 当時は、加熱製剤が承認されてなかったにしても、エイズ感染の可能性は意識されていたと思います。そこで病院で勝手に非加熱製剤を加熱処理して使うわけには、いかなかったのかな?と思ってしまうわけです。 既に外国ではそうしてるわけですし、リスクは有るにしてもエイズのリスクに比べれば大した事ないのではないでしょうか?もちろん、患者さんには説明して承認をもらう必要が有りますが・・・

関連するQ&A

  • 薬害エイズ:非加熱製剤

    都内の大学の農学部の学生です。 薬害エイズのことについて、お聞きしたいんですが、 なぜ非加熱製剤が加熱製剤より先に認可されたんでしょうか? 非加熱製剤が加熱製剤よりも何か優れていたんでしょうか? 単に非加熱製剤のほうが先に実用化されたからなんでしょうか・・・。 レポートを書くにあたってちょっと知っておきたいものでして・・・、お願いします。

  • 薬害エイズで問題になった非加熱製剤の名称は?

    薬害エイズ問題が問題になってから早くも10年以上の歳月が経過しました。 いま、訳あってこの問題を調べています。 薬害エイズで問題になった非加熱製剤の名称を調べています。 ネットで探しましたけれど出てきません。 薬剤には商品名と成分名があるんですよね? できれば両方の名称を知りたいです。 ご存じの方いらっしゃいましたらご教示のほどよろしくお願いします。

  • エイズの感染力について

    エイズは空気中に出ると感染力が弱くなる、と言いますが これは錠剤タイプの薬の中にはエイズウィルスが混入する可能性は無い、という認識でいいのでしょうか。 前回にも似た質問をさせて頂いているので、申し訳ないのですが 個人輸入のジェネリック医薬品を服用したことがありまして。 その際は薬害、というくくりでお聞きさせていただいたのですが エイズウィルス、という一点においてはどうなのだろう、と心配になりご相談させて頂いております。 成分抽出法という製法で作られた薬だそうなのですが。 以前あった薬害エイズ、という事件に関しては非加熱製剤が原因であったということで 液状のまま、加熱をせずに、という薬の形態であったことは存じているのですが 錠剤に加工された薬品の中でウィルスが生き続ける可能性、というのがあるのかどうか。 どうか教えていただけますと幸いです。 お願いいたします。

  • 薬害エイズ、薬害肝炎⇒法律への影響ってあったっけ?

    Ns向けの血液製剤の資料を作成しています。 ロット番号管理の必要性等を法律的観点から説明しようと思っています。 そこで、「なぜ、特定生物由来製品はここまで厳格に法律で規制されているのか。そこには薬害の背景がある・・・」 と、考えていたのですが、薬害肝炎や薬害エイズは薬事法等特定生物由来の法改正に影響を与えましたか? ちょっと具体的にどういう影響を与えたか忘れてしまって。。

  • 薬害エイズ問題と731部隊

    非加熱製剤を販売し続け、薬害エイズ問題を引き起こしたミドリ十字社と旧・日本軍の731部隊との関連を示した某番組の結論部分だけ観ました。 731部隊の体質とそのデータの欲しい米国という構造が、ミドリ十字の薬害エイズ問題の背景にあると結論付けた番組でした。 そこで、疑問が起きました。 1、非加熱製剤は日本のミドリ十字社が開発した薬品なのでしょうか? 2、米国は、本当に戦後日本を実験場として考えていたのでしょうか? 個人的には、薬害エイズ問題は資本主義の問題だと捕えていました。 つまり、法律が赦し売れるなら何を売っても良いという考えです。 それ以上の意図があったのでしょうか? その番組をたまたま後半部分だけ観たため、全容が掴めず質問しました。 歴史的な内容なので、このカテゴリーにしました。 よろしくお願いします。

  • 血液製剤

    最近C型肝炎のニュースをよく見るので気になったのですが、C型肝炎やエイズのウィルスって生命力が弱いというか、空気に触れるくらいで死んでしまうとか聞いたことがあるのですが、血液製剤を作るのにいろいろな作業(?)が行われるのに、ウィルスは死なないものなのですか?

  • エイズとC型肝炎

    エイズ 薬害エイズ C型肝炎 ごちゃごちゃです。 エイズ=C型肝炎だと思っていました。 上の三つの違いを教えてください

  • 血液製剤

    B、C、D肝炎の感染は血液からですよね。血液製剤は加熱製剤を使って不活化すると思いますが、この時の加熱条件はどれほどなのでしょうか?それぞれの肝炎ウイルスの耐熱性は何度何分くらいでしょうか? 先日の経口感染(シカ肉)はE型でしたが、これは63度30分、アサリやムラサキイガイの蒸し料理などでの加熱不足によるA型は98度2分、といった情報を得ることはできましたが、血液感染性の肝炎ウイルスについてはよくわかりません。 どなたか専門家の方、ご教授ください。

  • 血液製剤について知りたいのですが

    血液製剤について知りたいのですが、、 外リンパ漏という疾患の手術で、漏れ個所を塞ぐために、血液製剤(フェブリン?)を使うそうです。 かつて、薬害エイズ問題で、血液製剤という言葉を聞いたので、すごく気になるのですが? 輸血ではないようです。輸血なら、沢山の方が、よくされているから安心しますが、血液製剤って、あんまり、聞かないし、、、心配です。

  • 非加熱製剤の無罪判決

     以前、HIVウイルス感染の原因として非加熱製剤問題がありましたが、たしか被告は無罪でしたよね。  どうして無罪判決となったのでしょうか?。

専門家に質問してみよう