- ベストアンサー
鍛造の目的
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
鍛造は元来、目的の形までたたき上げる所に意味がありますが、 炉から出したばかりのインゴットは、金属の結晶構造が大きいし また、インゴット自体を大気中、水中、冷却油中に晒した場合の表面部と 内部との冷却速度の差により、成分が局在化していたり、気泡が残る 場合もあります。 それを正さなくては強靭性を得られぬばかりか内部応力が残ったまま形成され てしまい薄手のものならば応力腐食割れにて破断する可能性もあります。 それゆえに鍛造過程で塑性変形を与えることにより、結晶構造が微細化し 成分の均一化することにより局在化を回避し、これによって鋼材は強靱に なってゆくので鍛造が必要なのです。
関連するQ&A
- 炭素鋼鍛造品について
JIS G3201 炭素鋼鍛造品についてお教え下さい。 規格を見てみると、化学成分は一緒なのに、SF340A、SF390A、SF440A、…と種類によって機械的性質に違いがあるかと思います。 この機械的性質の違いは何によって生まれるのでしょうか? (鍛造方法や程度の違い?) 人間と同じように、生まれ持った能力(化学成分)が一緒でも、鍛え方(鍛造方法や程度)によって、最終的な能力(機械的性質)が変わってくるといった理解で宜しいのでしょうか?
- ベストアンサー
- 金属
- 鋳造、鍛造の材質はどうなるのでしょうか?
これまで鋳造では鉄(鋳鉄)を使った鋳物製品は全て FC材と呼ぶものかと思っていましたが、ふと金属の材質は多々あると思いますが SS400の鋳物とかは存在せず、鉄鋳物はFC○○で硬さによる分類がされるだけであると 考えてよろしいのでしょうか? 以前、ステンレスなどの遠心鋳造品をSUS○○相当と聞いたことがありますが 鉄以外の鋳造品は成分の近い金属呼称で呼ぶものなのでしょうか? (鉄以外には鋳造の呼び呼称がない?) 同様に、鍛造の場合ですが、鍛造はもともとの既存の金属を熱によって加工しやすい状態にして 型加工するものなので、材質は既存のもの、つまりS25C鍛造品、SS400鍛造品 と言う呼称でよろしいのでしょうか? 初心的な質問ですが、よろしくお願い致します。
- 締切済み
- 鍛造金型
- 鍛造(板鍛造)について。
私はプレス(板金)金型の企画や設計に従事している者です。この度、鍛造(板鍛造?)の要素を含んだ加工に挑戦しています。全く初めての事で文献やインターネットで調べますが、あまり情報がありません。全くの初心者でも解る文献やサイトはありますか?
- 締切済み
- その他(ビジネス・キャリア)
- アルミニウムの鍛造性について
アルミニウムというのは柔らかい金属で加工性に優れているのですが、鍛造加工の文献を見るとよく鍛造温度と鍛造性のグラフが出ていますが、 このグラフの縦軸は鍛造性(単位エネルギーあたりの変形量)となっていますが、これってどういうことなんでしょうか? 古い文献でもかまわないので計算式や,実際に計算している文献があれば教えて下さい。
- ベストアンサー
- 科学
- 鍛造ピストン、鍛造コンロッドについて
4A-Gの鍛造ピストン(アルミ合金4032)の膨張率について疑問なんですが、アルミ合金4032は熱膨張が低いという事なんですが、昔の鍛造ピストンみたいに大きめのピストンクリアランスは必要ないのでしょうか?ノーマルピストンと同じクリアランスでもよいのでしょうか? あと、鍛造コンロッド(ニッケルクロモリ鋼SNCM439)の膨張率も同じく、小端部、大端部のクリアランスはノーマルコンロッドと同じクリアランスでよいのでしょうか? ご回答よろしくお願いします。
- 締切済み
- 国産車
- 鍛造品の冷却について
鍛造品について基本的な質問をします 取引先で鍛造後の製品で寸法測定を行うために水で急冷を行い、表面に若干の割れが生じるもの内部まで割れることはないと言われました。判定方法は目視確認です。 実は最近市場で鍛造品の割れによって一部が取れてしまった現象が1個発生し、上の様な方法に疑問を持っています。 測定に使用した物は破棄すべき様に思いましたが、鍛造メーカとして一般的にはどうなのでしょうか?
- ベストアンサー
- 鍛造金型
お礼
ありがとうございました。参考になりました。