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哲学に興味を抱いた初心者に最適な本

odd-artの回答

  • odd-art
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回答No.3

 何故、哲学にこだわられるのでしょうか?  相当、理論家なのでしょうね。  孔子が、 「この中国には賢聖はいない。西の方に仏図(仏のこと)という者があり、これは真の聖人である」 といって、外典の教えは仏法に入るための初門(前段階)であるとなしたのは、この故である。すなわち、儒教においては礼楽等を教えて、後に仏教が伝来した時に戒定慧を理解しやすくするために、王と臣の区別を立てて、尊卑を定め、父母の恩を教えて、親に孝行することを知らしめ、師の徳を教えて、師に帰依すべきことを知らしめたのである。  天台大師のいわく、 「金光明経に、一切世間のあらゆる善論は、皆、仏経によっており、もし、深く世間法を識るならば、すなわちこれは仏法である、と説いている」 と。摩訶止観にいわく、 「釈尊は三人の聖人を遺わして、中国の衆生を教化した」 と。 妙楽の摩訶止観輔行伝弘決には、 「清浄法行経にいわく、月光菩薩は彼に生まれて顔回と称し、光浄菩薩は彼に生まれて仲尼(孔子のこと)と称し、迦葉菩薩は彼に生まれて老子と称した。彼とは、インドからみて中国をさすのである」と説かれている。  そもそも、外道は、仏道に入るための経路であり、それが最要のことである。ある外道は、 「千年以後に仏が出世する」 と予言し、ある外道は、 「百年以後に仏が出世する」 と予言した。大涅槃経には、 「一切世間の外道の経書は、皆これ仏説であって、外道の説ではない」 と説かれ、法華経には、 「釈尊の声聞の弟子達は、凡夫に生まれて衆生に三毒があることを示し、また邪見の相を現じた。我が弟子は、このように方便して衆生を度した」 とある、と、仏教が出現する以前にインドに弘まっていた外道について、それが仏教出現のための序分であったことを明かされています。  哲学ではなく、仏教のほうがいいのではないでしょうか?

i-yoshie
質問者

補足

何故、哲学にこだわるのか? こだわっているわけではありません、ただ哲学の「て」の字も知らない私に、「あなたの考えは哲学に近い」と言われたので、ではその自分の考えに近いらしい「哲学」とはどういうものなのだろう、と思い、少し触れてみたら思いの他面白く、「もっと知りたい」という思いに駆られたまでです。 それから、ご指摘の通り、私は理論家なのだと思います(笑) 仏教を実際に学べば、もしかしたら哲学よりも面白いのかもしれません。ですが、今私が興味を抱いているのは「哲学」で、ここにはその哲学に対する回答を求め、質問を出しました。もし、仏教の方が私にあっているとしても、今の興味の矛先が哲学にある限り、せっかく勧めて頂いた通り仏教を勉強してみたところで、頭には入ってこないと思います。

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