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カルノーサイクルについて

tococheの回答

  • tocoche
  • ベストアンサー率36% (65/180)
回答No.2

実際の気体であっても液化するような領域に近くないかぎり、理想気体と同じ挙動をするとみて構いません。 実際の気体と理想気体との比較をしたいのでしょうが、理想気体には分子間力や分子の体積はおろか、具体的な質量も比熱も比熱比もありません。 好きな値を入れていいから「理想」気体なのであって、気体の比較の「基準」となるようなものではないのです。 実際の気体をカルノーサイクルにあてはめてみても、カルノーサイクル機関自体が実現できていないので、気体の種類の違いによる傾向の比較はできても、その値が「具体的」に意味をもつのかは別の問題になります。 これは物理学よりもエンジンの工学の分野であり、研究者がしているように実際にカルノーサイクルを目指して実験し、データをとっていくしか方法がありません。(もっとも、物理学上の差よりも工学上の問題のほうが影響が大きすぎて、分子間力等の影響など見えなくなるでしょうが)

ricopiyo
質問者

お礼

なるほど、もしかしたら物理化学ではなくエンジンの工学の参考書を見ればいいのかもしれませんね。 もっとも、物理学上の差よりも工学上の問題のほうが影響が大きすぎて、分子間力等の影響など見えなくなるでしょうが この一文が参考になりました。 ありがとうございました。

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