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車のエンジンのウォーミングアップの科学技術的根拠 

sailorの回答

  • sailor
  • ベストアンサー率46% (1954/4186)
回答No.6

エンジンに限らず機械には適正な動作温度という物が存在します。エンジンを例にとると、大まかに以下の3つの要因に分けられるでしょう。 1. オイルの流動性を上げ、良好な潤滑を保つため 2. 摺動部分などの間隙を正常な値に近づけるためおよび#3の方がおっしゃるように各部の形状を正常値に近づけるため 3. 燃焼を安定させるため 1については最近のオイルは性能もよくそれほど長い時間暖気運転をする必要はありませんが、少なくとも始動後数十秒から1分程度は空ぶかしなどで必要以上に回転を上げることは避けるべきですし、重負荷(フルスロットルでの加速など)は避けるべきです。 2についてはエンジン各部の摺動部分や回転部分は潤滑のためのオイルクリアランスというものがありますが。部品の熱膨張を見込んだ値に設定されているため温度が低い状態では適正値から僅かではありますが外れた状態にあります。またシリンダーの形状やピストンの形状も完全な円筒や完全な円形ではなく、適正温度での膨張があって初めて良好な状態になるように設計されています。バルブクリアランスなども各部の熱膨張がある状態で正常な値になるように設定されています。 3については現在の燃料噴射装置付のエンジンではエンジンが冷えていても細かなフィードバック制御の恩恵でエンジン不調になったりエンストしたりということはありませんが、しかし、燃焼効率は確実に落ちています。燃焼室の周辺では冷えた金属に触れることにより気化した燃料が再度液化してしてしまう現象も起きますので、燃料の一部は燃焼せずに排出されてしまうことになります。これは燃費の悪化・排出ガスの汚染度の増加につながります。燃焼室の温度はごく短時間で上昇しますが、それでも数十秒は必要です。 以上の理由から数十秒から数分程度の暖気運転は必要であるといえます。

ga111
質問者

お礼

ありがとうございます。 専門家でいらっしゃるということですが、では、(厳しい質問になってしましますが、)各メーカーが暖機不要といっているのはウソということでしょうか? 「理論的な想像」ではなく、「実験的な結果」の情報をおもちであると想像できますが? 話が微妙になってきますが、メーカーが暖機不要というのは、好意的にとると、始動後、その後必要以上に回転を上げなければ暖機不要ということになるのでしょうか? 現実的に1分とかですと、誤差範囲になってきてしまいます。

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