ゲーテの言葉の出典は?

このQ&Aのポイント
  • 塩野七生の『人びとのかたち』(新潮文庫)に、ゲーテの言葉が引用されています。
  • 小林秀雄の作品で紹介されていたゲーテの言葉には、歴史家が作り話だと言っているローマの英雄についての内容が含まれています。
  • 具体的な該当の作品名や文章の引用はわかりませんが、もしかしたら小林秀雄の『人びとのかたち』に記述があるかもしれません。
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このゲーテの言葉の出典は?

塩野七生の『人びとのかたち』(新潮文庫)に、このような一節がありました。 <小林秀雄の作品を読んでいたら、ゲーテの言葉であるという、次の一句を紹介していた。  「ローマの英雄なぞは、今日の歴史家は、みんな作り話だといっている。おそらくそうだろう。ほんとうだろう。だが、たとえそれがほんとうだとしても、そんなつまらぬことを言っていったい何になるのか。それよりも、ああいう立派な作り話をそのまま信ずるほど、われわれも立派であってよいではないか」> この、ゲーテの言葉は、どの作品(文章)に含まれているのでしょうか? ご存知のかたがいらっしゃれば、教えてください。 欲を言えば、その小林秀雄の文章も、どれか教えてください。

  • manshu
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質問者が選んだベストアンサー

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回答No.1

 私の手元にある文庫本『無常という事』(小林秀雄著、角川文庫、平成元年改版41版)では「文学と自分」という章の「歴史と文学」の中に同じ文章があります(49頁)。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4041141036/249-1553544-7650731#product-details  その中で小林秀雄は「ゲーテが、エッケルマンにこんなことを言っていた。・・・・略・・・」とあります。わたしの理解する限りでは、ゲーテの作品中の文章ではなく、エッカーマン(小林はエッケルマンと表記してますが)の『ゲーテとの対話』の中の言葉ではないでしょうか。私も本著は読んでいませんので、ご参考までに。  エッカーマンの『ゲーテとの対話』は岩波文庫から出ているようです。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-form/249-1553544-7650731

manshu
質問者

お礼

ありがとうございます。助かりました。 早速、『ゲーテとの対話』を読んでみたいと思います。

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