上空から黄砂の風景はどのようになるのか?

このQ&Aのポイント
  • 黄砂が飛んでいるとき、空の中央ほど青みが強く、地平線に近づくほど白くなります。
  • 黄砂は対流活動が活発な2000mあたりまでが濃く、上部の自由大気中では濃度が薄いとされています。
  • 黄砂を上空から観察するためには、4000mくらいまで上がる必要があります。
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上空から黄砂を見たら・・どんな感じ?

2005.11.7 そして8日火曜、西日本には3年ぶりの秋の黄砂が飛来しています。週末に、大陸東部を通過した低気圧と中国の砂漠地帯でここ1か月近く雨が降っていないことが主な原因のようです。 質問です。 黄砂が飛んでいるとき、航空機などで上空から見ると空の風景はどのようになっていますか? 今回見られた方、または、飛行機や気球で上空に行った方がいらしたら教えてください。4000mくらいまで上がれば、十分観察できると思うのですが、飛べない自分が残念です。 黄砂が飛んでいるとき、空の中央ほど青みが強く、地平線に近づくほど白くなります。これは、黄砂の濃度がある高さから急に低下するからだと想像します。黄砂は対流活動が活発な2000mあたりまでが濃く、上部の自由大気中では濃度が薄い・・このようになっているらしいのです。

  • kaoria
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  • 地学
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  • bhoji
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回答No.1

参考URLは2004年3月28日なので、黄海付近の黄砂と思います。 ↓サハラ砂漠の砂嵐をスペースシャトルから撮影したものです。 http://www.naturalhazards.org/investigate/drought/ 同じくチベットの砂嵐の始まり http://www.tibetinfor.com/english/news/2004-11-21/News020041121110244.htm 黄砂は高度2km付近で多く飛んでいるようですが、必ずしもそればかりではないようです。 http://www.t.kanazawa-u.ac.jp/06koukai/kohoext0506/05reserch1.html http://www.data.kishou.go.jp/climate/cpdinfo/monitor/2002/3_3.html 2-3年前に黄砂を観測した結果をテレビで言っていましたが、砂の成分から遠くはイラク付近からも飛び始めているようです。 >黄砂が飛んでいるとき、空の中央ほど青みが強く、地平線に近づくほど白くなります。これは、黄砂の濃度がある高さから急に低下するからだと想像します。 これは黄砂が2000m付近にあるからではなく、単純に空気層の厚みの問題だと思います。 ふだんの薄曇を思い出してもらえば解りますが、真上は青みが強く、水平線に近くですと白いです。 なぜなら、真上は雲があっても精々10kmちょっとですが、水平近くで晴れていると100km以上の距離が見えます。 しかし少しでも曇ると10倍以上のあるので、水平方向は透過して見ることができません。

参考URL:
http://earthobservatory.nasa.gov/NaturalHazards/natural_hazards_v2.php3?img_id=12039
kaoria
質問者

お礼

こんにちは bhojiさん・・以前、隕石の質問でもお世話になりました。ご紹介のURL興味深く拝見しました。参考URLの画像・・これほど解像度の高い画像を見たのは初めてです。渤海に流れ出す黄砂が鮮明に映っています。寒気の吹き出し雲のような筋状構造や、さらに、風向に直角な波のような構造も捉えられています。日本に来る黄砂は8000mくらいまでの自由大気中を移動してくるもののようで、この画像にある(たぶん大気境界層内で対流の影響下のもの)下層のものとくらべると、密度が小さいもののようです。 やはり、今までの考えは少し思いこみが強かったような気がしています。日本付近では思ったより厚い層に分布しているようで、気球で4000m付近まで上昇した場合、下層が濃いものの、やはり、上空ももやっとした感じが残っていそうだ・・と想像しています。 ありがとうございました。

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