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熱ってなに?
dragon-2の回答
ごく単純に 熱=分子の振動・分子の運動なのです。 熱の正体はエネルギーの一種であり最終的な形態です。 固体では原子間・分子間の引力が熱運動より大きく物質の 分子や原子はある位置で振動しています。結晶の状態です。次の状態がこの結晶が熱運動で壊れる、融点、すなわち 固体から液体への相変位の状態です。 液体では、分子の相互の位置が入れ替わります。分子間力 は熱運動に対して比較的弱くなります。このとき、液面から 分子間力に打ち勝って空間へ飛び出すのが蒸発です。 沸騰はその物質の蒸気圧と外圧が等しくなったとき起こる 液体内部および液面からの蒸発状態のことです。このとき の温度が沸点で、液体から気体への相変位となります。 気体では熱は気体分子の運動エネルギーになります。つまり 高温ほど(熱量が多い)高圧・・気体分子の壁面に対する 力積:分子が速く動くので圧力が高くなる。ということ。 また、圧力を一定にすると、体積が大きくなります。 これらの関係は気体の状態方程式 pv=nRTでしめされる ことはご存じだと思います。 ご質問の摩擦熱は摩擦のエネルギーが熱エネルギーへの変換、 すなわちその物質や取りまく物質の構成分子の分子運動をより 激しい状態にし、見た目には温度が上昇することになります。 反応熱も、化学反応のエネルギーが熱エネルギーに変換した ということです。 輻射熱は、その物質の持つエネルギーが(熱エネルギーなど) が、赤外線という電磁波で外部に放出されるものです。これも エネルギーの状態のひとつです。 燃焼熱は化学反応の酸化による反応熱のひとつです。 詳しくは、エネルギーとは何かを考えてください。
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