• ベストアンサー

各種有機溶媒の性質が知りたい

植物から有効成分をTLCやLC、NMRによって精製したいと考えているのですが、 有機溶媒の性質がいまいち把握出来ていません。 エタノールやヘキサン等の極性や、どの様な物質が溶けるのかが分かるサイトや本を教えて下さい。

  • 化学
  • 回答数1
  • ありがとう数8

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#62864
noname#62864
回答No.1

ずいぶんと大雑把な質問ですね。 大雑把に答えるならば、C、Hのみからできている化合物の極性は小さいですし、分子中の酸素の割合が大きくなると極性も大きくなります。 ヘキサンはC6H12ですので、非常に極性の小さい溶媒ですし、エタノールやメタノールは非常に極性の大きい溶媒です。酢酸はそれらよりもさらに極性が大きいと言えるでしょう。 これまた、大雑把な話として、極性の大きい物質は極性の大きい溶媒に溶けやすく、ヘキサンなどの極性の小さい溶媒には溶けにくい傾向があります。 極性の小さい物質ではその逆になります。 シリカゲルやアルミナのTLCでは極性の大きい展開溶媒を使うほどRf値が大きくなります。 有機溶媒の場合にも、他の一般的な有機化合物と同様に、官能基の数や種類、アルキル基の大きさ等によって、極性も含めた化学的性質が決まります。 何らかの化合物を分離する場合には、その分離される化合物の性質も考慮する必要があります。そのように考えるならば、やはり、有機化学の基礎からしっかりと学ぶ以外の道はないように思います。 その上で、どのような物質がどのような溶媒に溶けるかということを、経験から体得して行くのが現実的だと思います。 ところで、NMRは精製方法ではなく、構造決定のための装置(あるいは手法)です。

関連するQ&A

  • 硫酸塩を溶かす有機溶媒はありますか?

    アニリン硫酸塩の結晶を有機溶媒に溶かして、GC、LC分析したいのですが、エタノールやヘキサンにはわずか(0.1%)程度しか溶けません。硫酸塩はもともと有機溶媒に溶けにくいようですが、もっと溶解できる溶媒はないでしょうか?塩を有機溶媒に溶かすこと(10%以上)自体が無理なのでしょうか?  よろしくお願いします。

  • 溶解性の高い有機溶媒について

    有機溶媒で溶解させたい物質があるのですが、適当な溶媒が無くて困っています。 この物質はジメチルホルムアミド(DMSO)、ジメチルスルホキシド(DMF)にはかなり溶けます。しかしこれらは使用できません。 シクロヘキサノン、テトラヒドロフランにはある程度溶解しますが求められている溶解性には足りていません。 一方、キシレンやトルエン、ヘキサン、エーテル類、アルコール類には殆ど溶けません。水にももちろん溶けません。 現状、候補としてN-メチルピロリドン(NMP)、ジメチルアセトアミド(DMAC)があるのですが、これ以外に溶解性の高いと思われる溶媒をご存知の方、ご教示ください。よろしくお願いします。

  • カラムクロマトグラフィーに流す展開溶媒比の変え方

    カラムクロマトグラフィーに流す展開溶媒比の変え方 こんばんは。よろしくお願いします。 (有機)実験を行って得られたproductをカラムクロマトグラフィーにより精製することはよくありますが、展開溶媒について、低極性から徐々に極性をあげていくと思います。このとき、展開溶媒をどの程度流してから極性をあげていけば良いのでしょうか。勿論、回収したフラクションにproductがなければ極性をあげていきますし、productの量(カラムの長さ)によっても異なるのはわかっているのですが、直ぐに極性をあげると精製度が落ちる気がしますし、かといって、あまりに極性をあげなさすぎてもなかなかproductが得られないと思います。皆さんのやり方やご意見をお聞かせ願えないでしょうか。 また、精製でproductの量が減少してしまった場合、極性の高い展開溶媒を流せば回収できるのでしょうか。 ご回答いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

  • GC溶媒について

    GC(ガスクロマトグラフィー)について教えて下さい。 溶媒で水を打つのはO.K.なのでしょうか? 今までGCで使っていたのは有機溶媒系なのですが、今度水溶性物質を分析しようと思っているのですが、 GCは分析手段として使えるのかどうかを知りたいのです。 (何せ使っていないので、感覚が全くないのです) 検出器はFIDでカラムは良くある極性や微極性などのカラムです。 (モレキュラーシーブなどではありません) 一般的に、溶媒水っていうのは有りなのかどうかを知りたいのでよろしくお願いいたします。

  • 極性溶媒、無極性溶媒について

    現在極性溶媒、無極性溶媒の種類について調べています。 多数試してみるつもりなので思いつく限り羅列していただけるとたすかります。 (値段的に高すぎるものは検討できないかもしれません。25ml2万円くらいまでなら大丈夫だと思います) 極性の有無(プロトン、非プロトン含む)、沸点の高低の6パターンで調べています。 キシレン溶液に混ぜるのでできればキシレンに混ざるものだと助かりますが、分離してもとりあえず試してはみるので特別考慮していただかなくても大丈夫です。 検討したもの 2-フェノキシエタノール 2-(2-エトキシエトキシ)エタノール 1,3-ブタンジオール DMSO、DMF N-メチル-ピロリドン メタノール、エタノール、IPA THF、アセトン、トルエン ヘキサンからドデカンまで ジクロロメタン、クロロホルム ジエチルエーテル、シクロヘキサノン ジエチルケトン、メチルエチルケトン ジアセトンアルコール、グリセリンカーボネート アセトニトリル、リモネン 他にもあった気がしますが近くにあったものを適当に入れただけなので そもそも分離してるものとかもあります。 重複しても問題ないので思いつくままに上げていただけると助かります。 宜しくお願い致します。

  • 湿度と有機溶媒の乾燥

    DIYでペンキ塗りをしていて思ったのですが、有機溶媒の乾燥時間と湿度は関係あるでしょうか。 湿度100%の環境で水を乾かそうとしても乾かないのは分かるのですが、水ではなく他の物質、たとえばアセトンやヘキサンなどの場合これらは乾くことができますか? 飽和しているのは水蒸気であるので、他の物質の場合影響を受けないような感じもします。 さらにアセトンなど水溶性の場合、空気中に存在する水に溶けたほうが体積が減るので、よりたくさん蒸発するような気もします。 気圧等も関係すると思うので、それも踏まえて予想で良いので教えてくださるとすっきりします。 よろしくお願いしますm(_ _)m

  • m-トルイル酸(m-メチル安息香酸)の性質

    大学の実習で、未知の有機溶媒に溶けているものを、NMRやIRによって、構造決定をしています。そして、そのうちの一つがm-トルイル酸(m-メチル安息香酸)ではないかと思われるのですが、化学物質の性質をレポートに書かなければならないので、教えていただきたく、質問しました。

  • 植物からアルカロイドを抽出する時の有機溶媒の量

    ヒカゲノカズラの煮汁から、ジクロロメタンを有機溶媒に用いて、 アルカロイドの抽出を行おうと思っているのですが、 文献をいろいろあたって見ても、 有機溶媒の分量に関する記述がありませんでした。 いったいどれ位の量を混ぜればいいのでしょうか? 「植物の煮汁から物質を抽出する際には、だいたいこれ位の量」と、 決まった割合があるから、論文には書かれてないのでしょうか?? どうかお詳しい方がいらっしゃったら、是非、教えて下さい! そして、もしよろしければ情報源の書籍も紹介していただけるとありがたいです。 よろしくお願いします!!

  • TLCによるカフェインの分離について

    質問点 ・カフェインをうまく分離するため、酢酸エチル, ヘキサン, アセトン, クロロホルム, メタノールのうち2つ選んで混ぜるのですが、どれを混ぜれば実験はうまくいきますか? ・混ぜる溶媒の種類,混合率とRf値との関係は、どのような関係が成り立っているのでしょうか?  いま、実験でカフェインをTLCにより分離する,確認するということをする予定なのですが、予習をしていてわからないことがあったので、今回質問させていただきました。  この実習では、展開に使う展開溶媒を作る際、酢酸エチル, ヘキサン, アセトン, クロロホルム, メタノールの中から2つ選び、2つを混合する割合を自分たちで決めるという操作があります。ちなみに自分なりに調べてみた所、「混ぜる有機溶媒の量について、極性の強い有機溶媒<極性の弱い有機溶媒 になるように混ぜるとよい」ということが分かりました。また、上で挙げた有機溶媒の極性の強弱は、 (シクロ)ヘキサン<クロロホルム<酢酸エチル<アセトン<メタノールだそうです。  ということは、例えば「メタノール:クロロホルム = 1:10」や「酢酸エチル:アセトン = 7:3」のような割合で混ぜたものを展開溶媒として用いれば、実験はうまくいくということでしょうか。  わかる方は、回答の程よろしくお願いします。 ※ 実習後、担当の先生にも質問する予定なので、「先生に質問すればよい」という回答は御遠慮ください。  

  • 極性の高い物質と極性の低い物質の精製のし易さ

    極性の高い物質と極性の低い物質の場合、 極性の低い物質の方が精製し易いと聞きました。 これはどのような要因によるのか分かりません。 極性が高い物質(いわゆる水物)を精製する為のカラムが少ないのでしょうか? それとも溶媒の選択肢が少ないのでしょうか?