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作品と作者の見た目に因果関係はあるか?

アンケートを宜しくお願いします。 私は手作りのものが好きで自分自身もある工芸に係わっていますので、 クラフトフェアーなどによく行きます。 そこであることに気付きました。 いかにも『芸術家』という格好をしている方の作品に限って、 コレといった特徴もなく技術的にも‘それなり’なのです。 具体的に言うと、男性だと作務衣+チョンマゲとか・・・ ただこれは私でも良し悪しが判断できる工芸に限った事ですし、 たまたま見かけた方がそうだったのかもしれません。 一般的(?)に工芸・芸術分野ではどの様なものなのか、 傾向などあるものなのかと素朴な疑問を感じ、 質問させていただきました。 思いつくまま回答して下されば幸いです。

noname#16175
noname#16175

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  • joy-net
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回答No.2

十年近く前になりますが、陶芸家の方たちの会合のお手伝いをしたことがあります。 ・既に名のある方はそれなりにきちんとした格好で、どちらかというと普通の方のような上品な和服かスーツ。 ・次代を背負うなどと噂されている方は、ほとんど服装や髪型ももかまわないのか、その会合のため無理に借りてきたのか?という格好か垢抜けない普通の着古した作務衣。 ・ほとんど相手にされていない方や最近陶芸をはじめたと思われる方が、奇抜な格好や、それこそちょっと色など凝った新しい作務衣などの芸術家っぽい服装。 でした。だいたい……の印象ですけれど。 思うに、一心に何かに打ち込んでいれば服装などかまう暇がないのでは? そしてある程度名もなせば、身の回りに構う暇もゆとりもできる。 そして、やたら身なりばかりの人は、形から入りたがる人、物事に専心できていにい人、物事の本髄よりも格好ばかり気になる人、なのではないのでしょうか? また、服飾学校で一般教養を教えている知人の話ですが……。 「デザイナーとして大成するのは、案外自分自身の服装に構わない生徒が多い。やたら流行に敏感な生徒や奇抜な格好をしたがる生徒は、結局流行に振りまわされるばかりで個性がない。卒業後も、どこだこかの会社の名もなきデザイナーなどになって、伸びない人が多い」 とのことでした。紺屋の白袴なのでしょうか?

noname#16175
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 具体的な例を挙げていただき、とても分かりやすく納得できました。 私が係わっている工芸の世界でも日本で5本の指に入るという方々は一見会社員風(笑)で、 言われなくては‘作家’とはわからない感じです。 >やたら身なりばかりの人は、形から入りたがる人、物事に専心できていにい人、  物事の本髄よりも格好ばかり気になる人、なのではないのでしょうか? 私もそう思います。 けれどそのいかにもな外見に惑わされ、 法外な値段の付けられた‘作品’を買ってしまう人がいる事も事実です。 本当に良い物をたくさん見て、目を肥やし本質を見抜くと言う事がいかに大事か・・・ と、つくづく感じます。

その他の回答 (4)

  • dido
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回答No.5

  >その方達の作品を見る限り初心者に毛が3本生えた程度です。(オバQか?!)    → 思わず, 吹いちゃいました★ 仕事中だったのに どうしてくれます~~っ?^^;       【 芸術家は 自分の芸術を通して 己を語る 】 。 と いう気がします。 私が知る限りの方は、 普段のお姿は 全く普通です。 音楽家ですが、 《 どう見ても, この姿と あの美音は 結びつかないぞ~~! 》  という方がいらっしゃいます。^^; それでも 何か ただならぬオーラを感じたりもしますが、 それは 作為的な外見作りによるものではないと思います。 センスの良い方もいれば そうでない方もいる。 でも、 一流だと感じさせられるような方は  『自分のスタイル』 と いうものを しっかりお持ちなのではないでしょうか? 例え 多少よれよれした格好をしていても 違和感を感じることはないですね。   作務衣+チョンマゲ = 「芸術家」 なんて  発想が 貧困過ぎます。  作品も、推して知るべし。  

noname#16175
質問者

お礼

(お仕事中・・・!?)回答ありがとうございました。オバQがわかるとは、お若い。 >芸術家は 自分の芸術を通して 己を語る 作品って作り手の分身みたいなものですからね。 まあ、一点の曇りもない美しい作品を作り出す人が人格も素晴らしいかと言えば、 これはまたこれで別の問題なのですが(笑) それにしても、目に見えない‘オーラ’。 背後霊見たくくっ付いてくれないかしら・・・・

noname#16175
質問者

補足

すみません。最後に回答下さったdidoさんのスペースをお借りします。 それぞれのお考えがとても参考になりました。 これからも作者の‘外見’に惑わされず作品だけを見て判断できるよう、 自分の目を鍛えていこうと思います。 逆に言えば『作務衣+チョンマゲ+ヒゲ(←コレ忘れてました)』でも最初から胡散臭いと思わず、 作品そのもので評価したいと思います。 貴重な時間を割いてご回答下さった皆様、ありがとうございました。

noname#49664
noname#49664
回答No.4

故・池波正太郎さんが小説の中で、剣術の修行について書いている文があります。 剣術というのは、十年もやっていると己が強くなっていることがわかってくる。 もう十年やっていると、己が弱いことがわかってくる。 更に十年やっていると、何が何だかわからなくなってくる。 自分が立派な芸術家であると思っている人は、多分、この「最初の十年」のところにいるんでしょうねきっと。

noname#16175
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 う~~~ん・・・深い。 確かにそうですね。 自分の‘実力’が隅々まで分からないことには、本当の弱点も見えてきません。 その弱点を克服というか、弱点をも自分の強みに出来る人はほんの一握りなんでしょうね。 私も何が何だかわからない境地を一瞬でもいいから覗いてみたいです。

  • 8942
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回答No.3

 「いかにも」っていう格好は・・ 多くの人がもっとも安易にイメージ出来るとう事ですよね。 誰でもイメージできる姿っていうのは表面的なものだと思うし、 大概どの世界でも現実とイメージとのギャップというのはよくある事だと思うのです。 特にその世界で長い間携わっている方とか、 その世界の本質を見抜いている人などは、力んでいないだろうし、自然体でいるだろうし、無駄な格好や効率の悪い形態、仰々しいものなどは、淘汰されたり、必要ないものは身につけないだろうし、必要無い事はしないだろうし、洗練されて、だんだん目立たなくなるのかも知れませんね。 多分そういった「いかにも」って格好の人は、その筋の達人というよりはむしろ いわゆる格好から入っている入門者状態(少なくとも達人から見れば)の人が多いという事ではないでしょうか? 多分その人たちも手探り状態でなのでしょう。まだ洗練されていない、垢抜けていない状態なのではないでしょうか?

noname#16175
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 とてもスルドイ観察眼だと思いました。 >多分そういった「いかにも」って格好の人は、その筋の達人というよりはむしろ いわゆる格好から入っている入門者状態(少なくとも達人から見れば)の人が多いという事ではないでしょうか? そうですね。その方達の作品を見る限り初心者に毛が3本生えた程度です。(オバQか?!) 私がイヤらしいなと思うのは、黙って説明を聞いているとその世界では‘常識’‘普通’の手法を いかにも自分だけがやっているというような言い方を素人相手にしている所です。 どんな格好でバッチリ決めようが自由なのですが、 そういうあざとい売り方は止めて欲しいなと思ってしまいました・・・

noname#15046
noname#15046
回答No.1

知り合いの中で、芸術関連の人たちと作品を見た感想です。 外見はどちらかと言えば地味(というより、こだわらないタイプ)で、性格も大人しいというより暗い、 けれども”想像”(創造ではなく)をさせたら人一倍!な人の作品は、はっと目を奪われる物が多いです。 言い方は悪いですが、人付き合いよりも想像・妄想の中で生きているタイプの人です。

noname#16175
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 外見をそれらしくしている方は、妙に熱く(??)語りたがる傾向も見て取れますので、 この感想には頷けました。 内容はその工芸を良く知っている者が聞くと、‘ぷッ’って感じなのですが・・・ 芸術の源の重要なエッセンスは『想像力』なんですね。

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