• 締切済み

システム同定に関する質問です

1入力1出力系をシステム同定することを考えます。 出力が低周波成分や高周波成分をいろいろ含んでいる場合、 全てを一度にシステム同定することはできず、 いくつかの周波数帯域に分割したサブシステムを考え、 サブシステムを同定してそれをくっつけるしかないのは どうしてでしょうか? 一度に全ての周波数成分を同定できる手法はないのでしょうか?

みんなの回答

  • daitchian
  • ベストアンサー率47% (29/61)
回答No.1

こんにちは。 私はシステム同定を本格的にやったことはないんで 回答になっていないかも知れません。 とりあえず、最近仕入れたシステム同定法を紹介しますね。 ついこの間、私の大学で熊本大学の柏木先生という えらい方が講演にきて下さいました。 そのときの内容が「ボルテラ核による非線形システムの同定」でした。 詳しい内容に関しては説明しにくいので割愛しますが、 なんでもボルテラ核というものを求めることで システムが同定できるそうです。 入力をM系列とし、そのときの出力との相関をとって ボルテラ核を求めるそうです。 ボルテラ核の2次核以上が非線形項に対応しており、 それぞれが和で表現できるとのことでした。 しかもボルテラ核の次数を多くとればとるほどかなりの精度で システムを同定できるとのことでした。 ただし、5次程度にしておかないと計算時間が かかりすぎるとのことですが(何十時間?)、 それでもかなりの精度だったと思います。 continuousさんが言われている高周波成分と低周波成分の 両方を含んだ系というのに使えるかどうかは?ですが、 それが非線形系であれば利用できるのではないでしょうか? 論文にもなっているはずですので(もしかしたら著書もあるかも?)、 調べてみたらどうでしょう?

continuous
質問者

お礼

ありがとうございます。調べてみたら計測自動制御学会誌に柏木先生の論文が載っているようです。今回の問題に適用できるかどうか検討してみたいと思います。

関連するQ&A

  • システム同定について

    時間領域と周波数領域の同定手法にはそれぞれどの手法が有効なのでしょうか?

  • 広帯域 90°位相シフト回路を教えてください。

    ある物体に100Hz~1MHz程度の周波数で定電流を印加し、それから得られる出力電圧と入力電流から、その物体のアドミタンス軌跡を描こうとしています。方法としては、入力電流と出力電圧を乗算し、Re成分を求め、入力電流を90°位相シフトし、出力電圧と乗算し、Im成分を求め、アドミタンス軌跡を描こうと考えています。  今回、お伺いしたいのは、これに使用する90°位相シフト回路についてです。100Hz~1MHzの帯域で複数の周波数に対応する必要があるので広帯域の90°位相シフト回路が必要となります。  100Hz~500kHzもしくは1MHzの帯域において一つの回路でまかなえるIC、回路をご存じでしたらお教えください。ICをご存じの方、可能であればどのような回路で実現するのかまで教えていただけると幸いです。 よろしくおねがいします。

  • 積分動作回路

    積分動作回路の周波数特性で、低周波成分を入力するとコンデンサCfのインピーダンスがほぼ∞に増加するため出力電圧は大きくなりますが、逆に高周波成分を入力するとコンデンサCfのインピーダンスがほぼ0になり出力電圧は小さくなる。この低周波と高周波の具体的な値(具体的にどのくらいの周波数からインピーダンスが∞や0になったりするのか)がわかりません。 どなたかお分かりになる方、よろしくお願いします。

  • sawの2ポート共振特性について

    sawの2ポート共振子における周波数特性について質問です。片方を入力、もう片方を出力として使用した場合の周波数特性を測定したところ、中心周波数に近い部分において利得が大きいことが確認できました。 帯域通過フィルタの特性としては問題ないのですが、特性のメインローブ内で中心周波数よりわずかに低い周波数範囲部分だけに逆に利得が低くなってしまう現象が起きてしまいました。 ここで帯域通過フィルタで中心周波数に近ければ利得が大きくなる山のような形がよいと思うのですが、なぜ利得低くなってしますのでしょうか

  • システム開発について

    システム設計で外部設計と内部設計の機能分割という段階がありますが 外部設計の機能分割はシステムをサブシステムの単位に分割する。という説明でした。 これは家計簿を例に考えると入力機能、保存機能、集計機能、グラフ機能と機能に分けるという作業をするんですよね 内部設計の機能分割はサブシステムをプログラムに分割しプログラム間のインタフェースを決める。という説明でした。 この説明でよくわからないのが、「サブシステムをプログラムに分割する」という部分で例えばってどういう作業ですか?たとえでいいので教えてください。

  • 計測システムについて(計測工学)

    計測システムについて質問です。 アナログ信号から特定の周波数成分を取り出し、 その取り出した信号成分の大きさ(振幅)の情報を把握するような 計測システムは、どのようなものが考えられますか?

  • アナログ信号の計測系に関する質問です。

    以下の場合、信号の大きさや周波数特性などに関して考えるべき項目 と問題となる点にはどのようなものがありますか?簡単にご説明をお願いします。 ・入力信号の電圧と帯域幅、 ・サンプリング周波数、 ・AD変換器が縦続接続されているとき

  • 周波数応答

    制御理論において周波数応答というのがありますが、 周波数応答とは正弦波を入力したとき、その正弦波の周波数によって 順次変化する定常時の出力のことですよね? さらに、伝達関数の周波数応答を調べれば周波数特性が得られ、 システムの安定、不安定が班別できるようになる ということなのですが、 正弦波を入力した場合だけしか考えなくて良いのですか? このままだと、正弦波を入力した場合の システムの安定、不安定しか班別できなくて、 正弦波をいくつも重ね合わせたような不規則な 波の入力をしたときの周波数応答が分からない と思うのですが・・・。

  • フィルタ回路(CR回路)について

    入力された信号から、ある周波数を帯域の信号だけを取り出すような回路のことをフィルタ回路って言うんですよね? 今回はCR回路の場合で聞きたいんですが、どのように利用すると、どのような周波数帯域の信号を取り出すことが出来るのですか? どのようにしてフィルタに利用出来るのですか? 教えて下さい。

  • 周波数多重分割方式に関する事です。

    「変調された信号の周波数成分は、搬送波を中心にある一定の帯域幅を持つ。伝送媒体で効率的に電気信号を送ることのできる周波数の範囲がその帯域幅よりも広ければ、1本の伝送媒体上に複数の周波数変調された信号を混合して送りこみ、受信側で周波数成分により分離してそれぞれ復調することで、物理的に1本の伝送媒体上で論理的に複数の伝送路を確保できる。この方式を周波数分割多重方式という。」 といった文章がありました。 「伝送媒体に周波数を送りこむ」という事は「ある時間毎に電圧を振ってやる」という事ですよね? これを踏まえ考えると、1本の伝送媒体に複数の周波数を送りこむと、波の合成(電圧の高いところ同士が重なると高電圧に、低いところ同士が重なると相殺されたりといった事)が起きてしまい、復調出来なくなるような気がするのですが・・・・。 それとも根本的に私の ”「伝送媒体に周波数を送りこむ」という事は「ある時間毎に電圧を振ってやる」という事” という認識が間違っているのでしょうか? 申し訳ありませんが教えて頂けないでしょうか? 宜しくお願いします。