• ベストアンサー

風力発電設備について

風力発電の様子を見ていると、もっと密に発電機(風車)を設置すればいいのにと思ってしまいます。互いの羽が触れ合う心配さえなければ狭い地域に多くの風車を置いたほうが発電量もあがるのに、と考えるのは素人考えでしょうか。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • tnt
  • ベストアンサー率40% (1358/3355)
回答No.5

風車を並べてみるとすぐにわかりますが、 正面からの風を受けても、廻る風車と廻らない風車が出ます。 これは、風が乱されるためです。 このため、あまり密に風車を並べても効率は上がりません。 また、風の通り道には、必ず風の逃げ道が必要です そうでないと強風時には羽根が壊されてしまいます。 風向が変わるたびに風車の向きも変わりますから、 どの向きになってもある程度、粗に配列するためには どうしても充分な間隔が必要になります。 海外で、風車が連立している場所は、大抵谷間を抜ける風を 利用しています。 こういうところでは、前後からの風だけを考えればよいので 密度を上げることができますが、 この配列の処に、斜めから風が来ると、風車は ほとんど廻りません。

その他の回答 (4)

  • albrac
  • ベストアンサー率51% (39/76)
回答No.4

sailorさんの貴重な体験、回答する側の人間にも、勉強になりました。 とかく、最近は、何処でも自然の風が利用されなくなり、疎まれる事さえあります。 昭和までいた、「浦の内は、櫓と帆で十分さ!」と意気込む、老漁師が姿を消しました。 私の近所では、軒下の風鈴が「うるさい」と言われ、姿をけしました。 日本人の、風に対する概念が、変質してきているです。 確かに風力発電は、日本の今のテクノロジー、システムでは無理ですが、いつか実現されること願っています。 また、発電に限らず、新しい風に利用法も回顧、開発されて欲しいです。

noname#2748
noname#2748
回答No.3

先にお答えのあるように立地条件の違いが大きいでしょう。風向の変化が頻繁に起こる条件ではあまり密集して風車を設置しても、他の風車のブラインド(風下になって風を受けられない状態)なってしまう状況が考えられます。このような状況では機器の維持管理コストの増加に対する発電量の増加が望めないためでしょう。 私は風車については専門家ではありませんが、ヨットという風力を利用した乗り物についてはそれなりの経験があります。その経験上でもたとえ遠回りになっても他のヨットの風上に船を出して、風下の船のブラインドになるようにすることで、風下の船はあっという間にスピードを失ってしまうものです。風のエネルギーは風上にあるものにエネルギーを与えてしまうと、その風下では殆どエネルギー与えられ無いほど弱くなってしまうものなのです。

  • albrac
  • ベストアンサー率51% (39/76)
回答No.2

taka113さんのおっしゃるとおり、日本の場合、風力発電をやれる環境が整っているとは必ずしも言えません。 日本の風の性質から、風力発電を考えますと・・・ 日本の場合、地形が複雑、しかも、四季によって卓越風の方向が大きく変わる、それにあいまって、一日の内でも海風、山風等があります。 風向はどうにでも対処できますが、風力の変動が激しすぎます。 夏場の太平洋側の場合、1日の内で、風向風力が朝から夜にかけて、 朝凪(無風)-海からの季節風(風力有り)-夕凪(無風)-夜の陸風(風力有り) と言うふうにしょっちゅう風力が変わります。そのため、必要なときに必ずしも必要な電力が得られるとは限りません。 『明日は明日の風が吹く』とはいってられないんですね。 かえって、不安定な電力供給で、しょっちゅう発電量が変化したのでは困りますし、発電した電力を大規模に備蓄できる技術が確立されてません。 そのため、日本では風力発電を大規模に出来ないのです。

  • taka113
  • ベストアンサー率35% (455/1268)
回答No.1

確かにアメリカなどでは風の上がってくる丘などに沿って何kmも風車が並んでいる風景が見れれます。しかし日本では、建設可能な場所が起伏の多い山間部などに限定されることや、風車の起こす乱流や騒音、電波障害、景観保護、野生生物保護など、密集させると起こってくる特有の問題が有り、建設可能な候補地に国立公園や私有地、国有地、風治林などがモザイク状に並んでいてまとまった用地確保が難しいなどの障害が多くあります。 そういった面では日本の発電設備は、少ない発電機でより多くのエネルギーを作ろうという工夫が多く見られ、風車一つが非常に大型で風速によって変わる効率を最大限に高めるプロペラやコンピューターによる制御など、最新の技術が導入されています。

関連するQ&A

  • 風力発電の風車で回っていない時があるのはなぜ?

    北海道の日本海側を妹と2人で車で走っていた時の事です。 風力発電の風車が10機ぐらい並んでいて、1機だけが止まっていました。 私が「なんで1つだけ止まってるんだろ?」と言ったら、 妹が「節電のために止めてるんじゃない?」と言いました。 「節電」って… 風車を風の力で回して電気を起こすのが風力発電だろ。馬鹿だな。 …とは言ってみたものの、1機だけ止まってる理由が分かりませんでした。 そこでその理由について、2つの仮説を立てて考えてみました。 【仮説1】 風車は、向きを微妙に変えて設置しているので、風向きによっては回らない物もある。 風車の向きが異なる理由は、その日の風向きで発電量に大きな差が出るのは 好ましくないから。 風車の向きを少し変えて風向きによらず発電量を安定させるようにしている。 【仮説2】 妹の言う通り「節電のため」。 「自転車のペダル」は踏み初めは重たく、勢い良く回っている時は軽い。 風車も同じで、止まってる風車に対し弱い風が吹いても回らないので、 まずは電気の力でモーターを回して風車を人為的に回してやらなくてはならない。 しかし、そのモーターにかかる電気量は、風力発電の数時間ぶんに匹敵し、 風車が数時間回り続ける見込みが無ければ「節電」のため回さない。 さて、以上のような仮説を立てて考えてみましたがいかがでしょうか? 間違ってますか?

  • 風力発電について

    風力発電には最低どれくらいの風が必要なんですか? また風車が早く回ってる場合とゆっくり回っている場合とでは発電量に差がでると思いますけど、どうなんですか? また風車がまわっているかぎり電力はつくりつづけられるんですか?

  • 風力発電について

    風力発電には最低どれくらいの風が必要なんですか? また風車が早く回ってる場合とゆっくり回っている場合とでは発電量に差がでると思いますけど、どうなんですか? また風車がまわっているかぎり電力はつくりつづけられるんですか? どれくらいの風の弱さでとまるんですか?

  • 風力発電の羽数について

    最近風力発電に興味がわいていろいろ調べているのですが・・・ 今現在普及している風力発電用風車の多くは3枚羽だと思うのですが、 なぜ3枚羽が最も普及しているのでしょうか? 疑問に思っているので、 どなたか答えていただけるかたよろしくお願いします。

  • 風力発電の羽の重さ

    風力発電について納得ができません。 あの1枚5トンもある羽がたった風速3mで発電ができるそうです。 たった風速3mのそよ風にあの巨大な風車が 影響あることが納得できません。 飛行機のように揚力を利用していることはわかりました。 ベストな方向に風車を向けることができることもわかりました。 重くて長いほうが惰性を利用して周り続けられることもわかりました。 周り始めはモーターでまわしてあげていることもわかりました。 でもやはり、そよ風程度の風であの重くて細い羽が 回る手助けになることが納得できないのです。 縁日で売っているかざぐるならそよ風でも回りそうです。 でもあのかざぐるまの羽が5キロあると考えると とてもそよ風では回りそうにありません。 たとえば、あの風車の軸の部分はとてもぬるぬるしていて 両手で押せば簡単に周るんだよ!だから重くっても大丈夫! なら納得ができそうです。 どうか、納得できる回答をもらえないでしょうか。

  • 譲り受けた風力発電機の発電量を知りたいです

    私は全くの素人ですが、知人から風力発電機を譲って貰いました。この風力発電機は、まだ設置した事が無く、物置に置いていたのでちゃんと発電するか判らないとのことです。バッテリーやコントローラーなどは無く、発電機のみで本体に「AEOLUS200」と書かれています。発電機からは黒、赤、緑の3本の線が出ています。この発電機がちゃんと発電するかを知りたいので、なにか適当な方法を教えて下さい。また、どのくらいの量を発電するのかを調べる計器などがあれば教えてください。宜しくお願いします。

  • 風力発電機

    系統につないでいるときのプロペラ型の風車は発電機として回っていると思います。 逆に、系統から電気をもらって、風力発電のプロペラを回したりできるんでしょうか? 電力が余剰で太陽光発電を切り離す、という話がよくでますが、いっそのこと風車でもまわしたらいいんじゃないか、と思います。何かいいことあるとも思えませんが・・・・。

  • 風力発電は環境に優しい?

    こんばんは。 和歌山の人間です。 和歌山から田辺方面に高速を走ると、有田から日高にかけての山の尾根に、風力発電の風車が、昨年頃から一気に立ってきました。 聞くと、広川町内で45基。全体では150基になると言います。 事業主体は何社もあるようなのですが、実は気持ちが悪いのです。 忽然と現れた風車、地元の人たちはどうかは知りませんが、県民の多くはその実体を知りません。 雨が降ると泥水が流れてくるという話しも聞こえてきます。 低周波のためか、イノシシが麓によく現れるという話も聞きます。 クリーンエネルギーの風力発電ではありますが、他の環境破壊が起こらないか心配です。 先発地域の実態や、この件にお詳しい方のご意見をお待ちします。 よろしくお願いします。

  • 風力発電による蓄熱

    我が家は海に近く、風がいつも吹いているので、 趣味も兼ねて風車を取り付けてみようと思うのですが、 一体どの程度の電力が得られるものなのでしょうか。 風力発電は発電量が安定しないとのことですので、 冬場は蓄熱暖房機に接続して、電気代節約に貢献したいなどと考えていますが。。。

  • 風力発電に電線が無いのは何故?

     旅行していると、各地に『風力発電用の風車』を見かけます。ふつう発電所といえば、必ず鉄塔と送電線があります。ちょっとした変電設備もあります。でも、どの風力発電にも、風車の他には何もありません。風力発電は、他(水力、火力等)の発電のように、変電所のような付帯設備はいらないのでしょうか? ここで発電した電力は、どこへ、どうやって送電しているのでしょうか? なるべく専門の方の”技術的”なお答えをお待ちします。