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AT車はなぜエンジンブレーキの効きが悪いのですか
トヨタのイストに乗っています。 きょうあらためて思ったのですが、AT車ってエンジンブレーキの効きが悪い(ほとんど効かない?)ですよね。(OD使用でOK) 私はAT車限定免許のない(最後の)時代に免許を取ったので、AT車とMT車の操作の違いはわかります。昔のことですがエンジンブレーキの効き具合も覚えています。 どうしてこれほどの差があるのかな、と疑問を持ち、質問の前に過去ログを調べてみました。マニアックというか専門的すぎて、恥ずかしながらほとんど理解不能だったのですが、 「惰性で走って燃費を稼ぐ」 「トルクコンバーター(トルコン)の滑りで燃費が10~15%余計にかかる」 という記述を見つけ、関係ありそうだと思っています。 トルコンとはどんなものかもわからないのですが、どなたか、私にもわかる(難しいことは極力カット)ように解説していただけないでしょうか。 よろしくお願いします。
- 国産車
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質問者が選んだベストアンサー
クラッチは、クラッチ板を直接くっつけたり離したりして力を伝える/伝えないを切り替えるので、力をほぼ100%伝えることができますが、その際に多少すべるので磨耗します。 トルコンは、対になった羽車(プロペラ)をオイルの中に入れてオイルの量などを調節することによって力を多く伝えたり、少なく伝えたりする様になっているので、クラッチ板に相当する部分の磨耗はほとんどありません。(オイルは徐々に劣化しますが) また、昔読んだ雑誌の受け売りですが、ドライブレンジでエンジンブレーキはほとんど期待できません。 なぜなら、ドライブモードは基本的に効率よく走ることを想定しているので、下り坂を走る->速度が上がる->シフトアップしてエンジン回転数を抑えるというように制御されます。 そのため、#1の方がかかれているように、2速や1速にしてシフトアップされないようにすればエンジンブレーキがききます。
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- gugux
- ベストアンサー率16% (68/413)
#3です。 たとえが悪かったようで、AT車の動力伝達方法は、MT車でいう半クラッチと同じような感じということです。 (液体オイルの流動で動力を伝達するという場合、オイルは液体ですから、そのコンバーター前後で力の大きな差がある場合、滑ります。つまりMTの半クラッチ状態とほぼ同じです) と解釈すればよいかなと思いました。
お礼
わざわざどうも、ありがとうございます。 たとえが悪いんじゃなくて、私の理解力の不足のせいなので、、、車の構造がまるきしわかってなくて。 でも今回みなさまに寄ってたかって(笑)親切に教えていただいて、おかげさまで大分わかりました。 半クラッチの感覚もなんとなく思い出しました。どうもありがとうございました。
- wfr3278
- ベストアンサー率36% (24/66)
答えは出ていると思いますが、車にもよりますが4速AT者の場合ODスイッチONではエンジンブレーキがギヤでは効かない構造になっている車もあります。(ODスイッチOFFでも自動的に積極的にシフトダウンしないので効きは弱いと思います。 もしAT車で低速時ATの制御で勝手に積極的に、エンジンブレーキがを効かせて減速していったとしたら、(MT車でガンガンシフトダウンする状態と同じような感じ)すごく乗り心地の悪い車になってしまうと思います。そのため坂道など必要なときだけ人間の手でシフトダウンできるように2レンジ1レンジ(Lレンジ)などが付いているのだと思います。2レンジ1レンジにすれば問題ないくらいエンジンブレーキ効果を得られるとおもいます。 そもそもNo.12がおっしゃるとうりギヤ比の関係がMT車と違いますから効き方も違った感じになると思います。MT車が普通5速あるところを4速のギヤとトルコンを駆使して制御するのですから。速度にもよりますがAT車で4速から3速にシフトダウン(4速からODスイッチOFF)するのと、MT車で5速から4速にシフトダウンするのと同じ感じだと思いますが?
お礼
お答えありがとうございます。 具体的な説明をしていただいて、よくわかりました。 おっしゃる通りだと思います。 シフトダウンして上手に使っていくようにいたします。 おかげさまで疑問は氷解しましたが、締め切りは24時間後まで待ってからにしたいと思います。
- meer
- ベストアンサー率18% (45/239)
#4の方も仰ってますが、エンジンブレーキが利かない原因は 基本的に一番高速ギアがセットされているのが原因だと思います。 ATは隙があればシフトアップしますから、 アクセルを緩めてエンジンブレーキが必要なシチュエーションでは 大体一番高速ギアにセットされてしまいます。 また、そもそもギア自体がハイギアな事が多く ATの1速がMTの2速、ATの2速がMTの3速に近い作りになっています。 ですのでエンジンブレーキが利かなく感じるのは当然です。 (2速に落としたつもりがMTでは3速に該当するギアなので) ロックアップ機構の付いていない車ではすべりも関係あるかもしれませんが、ほとんどの場合、原因はコレだと思います。
お礼
お答えいただいてどうもありがとうございます。 、、、そういうものなんですか、よくわかりました。たいへん勉強になりました。
- nekoppe
- ベストアンサー率26% (380/1450)
前回答者さんので大体合っています。 >どうしてこれほどの差があるのかな MT車はアクセルペダルを離すとスロットルバルブが全閉になりますが、ATでは全閉にするとエンジン停止の恐れがあるのでゆっくり閉じるようになっています。(No8さんと同じ)最近は、エンジン停止が無いようロックアップを効かせ、燃料噴射を止め、自動的にシフトダウンするものもあります。またATの中でもCVTは停止直前までロックアップを効かせ、強いエンジンブレーキを作り出すものもあります。
お礼
お答えいただいてどうもありがとうございました。 完璧に分かったと言うと見栄になりますが、おかげさまでだいたいのところは理解できました。 車も進化を続けているんですね、、、。
既に答えは出ているのであえて返答しませんが、 トルクコンバーターについての画像入りの説明しているHPがありましたので参考にUPします。 ↓ http://homepage1.nifty.com/family-nagata/database1.html#torque これでトルクコンバーターの作用仕組みが理解出来るかと思います。
お礼
ご親切にURLのご紹介ありがとうございました。 2回読んでみました。なんとなくわかったのでこれでヨシとしたいと思います。
- starlet_99
- ベストアンサー率6% (10/165)
ATでエンジンブレーキの効きが弱いのは、単純にいうと車輪とエンジンが直接つながっていないからです。つまりはエンジンがブレーキをかけてもそれがそのまま車輪に伝わらないのです(エンジンと車輪の間にあるのがトルコンです)。 自分の車はATですが下り坂でDから2に落としてもほとんどエンジンブレーキは効きませんが、Lにまで落とすとがくんと衝撃がくるぐらい効きます。
お礼
お答えいただいてありがとうございます。 なるほど、単純に言っていただくとそういうことなのですね。MT車はクラッチ板で直接つながっているから、そのまま伝わると。
- tokpy
- ベストアンサー率47% (1313/2783)
>「惰性で走って燃費を稼ぐ」 最近はみんなコンピュータ制御エンジンです。アクセルを離すと,燃料の供給は止まっても,スロットルバタフライが開いたままなのでエンジンブレーキが利きにくいそうです。皆さんがおっしゃるとおり,構造上AT車はMT車よりエンジンブレーキが利きにくいですが,エンジンの制御プログラムもMT車とは違い,エンジンブレーキが利きにくくなる原因です。 http://www.webcg.net/WEBCG/qa/000013529.html
お礼
お答えありがとうございます。 URLも拝見しました。アクセルをやたらと踏まないで燃費節約に努めたいと思います(笑、最近ガソリン高いですよね~)。 以前、車の説明書を読んでいたら、ぶつかりそうになったらよけるとか、体勢を整えるとか、へえっと感心するような性能がたくさんあって驚きました。コンピューター制御って、ちょっとしたロボットみたいですよね。自動操縦もそう遠い日のことではないなあと思ったものでした。
- inaken11
- ベストアンサー率16% (1013/6245)
トルクコンバーター(トルコン)は一種の遠心力を使ったオイルポンプです。 渦巻きポンプや遠心ポンプは逆回転したら、その性能は全く発揮できません。 エンブレ状態のときは、ポンプを逆に回しているような作用になります。 だから、前進時のようなカップリング効果が出ないのです。
お礼
お答えいただいて、どうもありがとうございます。 わかったようなわからないような、、、。 空回り(?)するのならスピードは落ちるのではないかと思うのですが、積極的には落ちない、ということかな? と思いますが。
ATのクラッチ部分はMTのように直接つながってるのではなく、粘度の高い液体が間に入ってます。そこでどうしてもパワーロスがあります。直接繋がってるか、ねばり気のある液体をはさんでるかの違いが出るのです。 トルクコンバータというのは、別な事情から作られたものです。昔のATは上記のようなパワーロスがあるため、どうしても発進時のパワー不足が課題としてありました。これを解決するためのものがトルクコンバータで、(私も詳しい仕組は知りませんが)エンジンから伝達されるパワーを何倍にも増幅させる働きがあるそうです。発進時だけに限ってはMTよりもATの方が速いです。これは私自身も体感してます。トルクコンバータ部分の技術的記述、間違ってたらごめんなさい。
お礼
お答えありがとうございます。 前の方の回答も併せて読み、だいぶわかりました(と思います、笑)。 中の仕組みがほとんどわかってないのに、運転だけしてるのもなんだか申し訳ない気もしますが、それを言い出せばたいていの電化製品はそうだから、まあいいですよね。
- NannoFlower
- ベストアンサー率21% (419/1951)
2台の扇風機を向かい合わせて置いたところを想像してください。 一台の扇風機を回せば、向かいの扇風機もその風を受けて回ります。 低速で回しているときには、向かいの扇風機は回らないか、回っても弱いです。 トルクコンバーターというのは、原理的にはこんな感じで力を伝えています。 もちろん、力を効率的に伝えるため実際にはもっと複雑ですし、空気ではなくATフルード( fluid:流体)というオイルで力を伝えていますが。 しかし、これでは走行中もまったく同じ回転になるわけではないので、滑りがあるのと同じになってしまい燃費が悪くなります。 それを解消するために出来たのが、「ロックアップAT」というものです。 これは停車中や発進時には半クラッチ的な滑りがあっても、走り出すとクラッチのように確実に繋ぐような仕組みです。 これにより、ATでも燃費が向上し、今ではマニュアルとあまり変わらない燃費になりました。 そして、本題のエンジンブレーキの件ですが、オーバードライブにしてるとどんどん上のギアに入れちゃうからじゃないですかね。 マニュアルでもトップではあまりエンジンブレーキは効きませんから。 おれバイク屋だったから四輪は良くわかんないや。(笑) エンブレ時はロックアップ切ってるんですかね。
お礼
お答えありがとうございます。 毎度お世話になります(えへへ)。 トルコンの詳しい解説、どうもありがとうございました。 パソコンがヘンな音を立て始めたので、きょうはこれにて終了させたいと思います、どうも失礼しました。
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