• ベストアンサー

ペール缶の対真空圧は?

ご存知の方がいれば教えてください。 今、実験に使用する大きめの吸引ろ過器を製作しています。それで吸引びんにあたる部分をオイルとかで使われている20Lのスチール製ペール缶を使用するのですが真空で吸引した時にどの圧力まで耐えられるのでしょうか。空気はダイヤフラム式真空ポンプで引き到達圧力24.0kpa(絶対圧)、実効排気速度12L/minです。ろ過物が通気性が悪くろ布に残渣が溜まるとすぐに缶内の真空度が高くなると思われます。缶がつぶれる場合レギュレーターを購入して購入しようと思いますのでわかる方ご指南お願いいたします。

noname#161208
noname#161208

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • poor_Quark
  • ベストアンサー率56% (1020/1799)
回答No.2

#1です。 >ペール缶使用の掃除機の仕様をみてると真空度27.5KPaになっていたので楽観的だったのですがまずいですね。  今日のお昼、ペール缶を使う掃除機を作っているメーカに電話して尋ねてみました。ああいった掃除機の吸引力は水柱で2,500mm前後との答えでした。水柱での計測は必ず大気圧との比較になります。つまりゲージ圧25KPaほどの負圧と言うことになります。ご質問にある絶対圧25KPaですとゲージ圧で-75KPaとなり3倍ほど数値が違うことになります。メーカーはゲージ圧のつもりで「真空度」を表記しているのではないでしょうか。  また掃除機のメーカーによって0.3~0.6MPaなどと記してある場合がありますが、これは使用するコンプレッサの能力に関する記述となります。ご存じのようにコンプレッサは加圧を目的とした機器でイジェクタという器具を用いて減圧します。 >こうなってくると限界値がより知りたくなってきます。  次にペール缶のメーカー2,3社に電話して負圧の耐圧を尋ねたところ、どこも特にデータはないとの返事でした。掃除機に使っているではないかとのこちらからの質問に、想定外で関知しないというメーカーすらありました。また一口にペール缶といっても種類がいくつかありメーカーや製法、材質やその厚み、構造強化のための加工によって違うのではないかとのお答えをいただいたメーカーもありました。もちろんたまたま電話に出た一担当者の返答で当てにならないものもあるかもしれませんが。  ですので正確を期すなら実際にお使いになるペール缶に目的の負圧を与えてお試しになるのがよいのではないでしょうか。知り合いの設備管理業者に聞くと、2m下の水を吸い上げる(-20KPa/ゲージ圧)のにペール缶は使えないといってました。彼らは鉄の骨材を作ってペール缶の中にいれ、水中ポンプが使えない場所で地下の水をエアポンプで吸い上げるのに使ってました。  ペール缶にもいろいろあるでしょうから実際にお試しになるとよいのではないでしょうか。 参考:ゲージ圧と絶対圧/圧力換算表 http://www.ryutai.co.jp/shiryou/atsu/pkansan-01.htm http://okweb.jp/kotaeru.php3?q=151484

noname#161208
質問者

お礼

わざわざ聞いてくださったのですね。本当にありがとうございます。試してみるしかないようなのでレギュレーターを買ってみます。

その他の回答 (1)

  • poor_Quark
  • ベストアンサー率56% (1020/1799)
回答No.1

 回答がないので少しだけお邪魔します。負圧で絶対圧24KPaですと外気圧の差が概ね75KPaほどになるかと思います。そうなると外気圧との差でペール缶の表面の1cm2あたりおよそ750gほどの力がかかる計算になります(台風のまっただ中にあればもっと小さくなるでしょうが)。  ペール缶の表面積は内径28cm内高35cmとして約4,300cm2となり全体に3t以上の力がかかる計算になります。実際のプロセスでは瞬間的にペール缶の可塑性の高い部分に応力が集中し変形が進むものと想像します。ともかくもこれだけの力にはさすがにたえられないでしょう。  たいていの密閉容器では負圧に対する耐性と正圧に対するそれは対称ではなく、内容物の保護を一番大きな目的として作られている以上、ペール缶は大きな負圧を想定する設計上の必要が始めからないものと想像します。  実際例えば地下燃料タンクの法定点検では通常負圧で4KPa(ゲージ圧)ほどの微減圧、音響検査で20KPa(ゲージ圧)の負圧しか許されておらず、それ以上では座屈するおそれもあります。20KPaほどの検査のための実験的加圧で某所の地上タンクが風船のようにふくらむのを目撃したこともあります。  安全率を十分に見込んだ専用の容器を使うことをお勧めします。

noname#161208
質問者

お礼

回答ありがとうございます。理論的に考えるとすごい力が加わることになるのですね。ペール缶使用の掃除機の仕様をみてると真空度27.5KPaになっていたので楽観的だったのですがまずいですね。こうなってくると限界値がより知りたくなってきます。業務用掃除機やバキュームのメーカーさん見てないかな。

関連するQ&A

  • 真空計について教えて下さい。

    写真の真空計について質問です。 ポンプ(油圧)の吸い込む力ってどんなものなんだろうと思って、真空計で測ってみようとしたんですが、まず真空計の単位でつまずきました。cmHgという単位で表記されているんですが Kpaで言うとどのくらいなんでしょうか? ポンプのカタログには吸い込み圧力は+35Kpa~-16.7Kpaを推奨します。 とありましたのでKpaで換算してみたいと思っています。 もうひとつ、この+35Kpa~-16.7Kpaは大気圧を基準にした、ゲージ圧ですよね? 真空が-1でゲージ圧がoだとすると、-1に近い方が吸引する力が大きいという事ですよね? すると吸い込むのが目的なのに、+35Kpaと言うのはおかしくないでしょうか? +と言う事は、吐出する圧力ですよね?吸い込むのに+なんてありえるんですか? すみませんがもうひとつ、吸い込み圧力が-16.7Kpaまでとなっているんですが、その値が大きければ多いほど吸い込む力は大きくなりますよね? それなのになぜ吸い込む力を制限するのでしょうか? 長々とすみません! 学びたいのでよろしくお願いします!

  • バッチ内真空度と濃度の関係

    約100Lのバッチ(真空容器)内に、大気圧力(ゲージ圧力0KPa)で 特定のガス濃度30%(その他70%)の気体が充満しています。 このバッチを真空ポンプにて-50KPaまで減圧します。 その後、空気にて大気圧力まで復圧した時の、ガス濃度は何%ですか? 15%? -50KPaまで減圧する=バッチ内から50L気体を取り除く? その辺が、よく解りません。  ご教授頂きたいのですが 宜しくお願いします。

  • ペール缶は、内部負圧状態に耐えられますか。

    ペール缶は、内部負圧状態に耐えられますか。 内部真空までは耐えられないと思います。 内と外の圧力差にもよるとは思いますが、どのくらいの差までなら耐えられますか。 https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%83%AB%E7%BC%B6&oq=%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%83%AB%E7%BC%B6&aqs=chrome..69i57j69i60&sourceid=chrome&ie=UTF-8

  • 大気圧と最高真空圧力の関係

    はじめまして。 お世話になります。 表題の件についてお教え願います。 大気圧が下がる(標高の高い場所へ行く)と 最高真空圧力の数値は小さくなってしまうものなのでしょうか?? 現在、エジェクタによって負圧を発生させ、ワークを 吸着固定しているのですが、 標高の高い場所で同じようにワークを固定しようと すると、ズレてしまいます。 圧力計を見ると、-90kPaぐらいまで上がっていた負圧が、 標高の高い場所ですと、-83kPaまでしか上がりません。 エジェクタに供給する空気は、レギュレータによって0.5MPaに管理されており、流量も同じにしています。 エジェクタもノズル径を色々変えて試してみたのですが、やはり-83kPaまでにしかなりません。 後考えられるのは、大気圧の違いぐらいなのですが、 最高真空圧に影響を与えるものなのでしょうか?? お手数ですが、ご返答お願いいたします。

  • 真空ポンプを作りたいが下記の考え方は有りでしょうか

    ------------ |      ----  ⇒こちらから空気を引いてA室を真空状態にします |  A室  | |      | |  ||  |--- ---||------圧力弁 ⇒こちらから排出    ||    ||    ||    バルブ弁    || ~~~~~~~~~~~~以下水中    || 真空ポンプでA室を真空状態にします。A室はドラム缶位の200lの容器だとします 真空にした状態でA室に取り付けたパイプを水中に入れてバルブを開けます。 きっと、10m以内の高さなら、水はA室に吸い上げられると考えます。 真空状態でも水の重量は変わらないと仮定するとA室に水が100l溜まると ある程度の圧力が掛かりますので、ドラム缶の底にその圧力で開く弁を設けると 水は放水されますか? それとも、どこからか真空破壊しないと水は放水されませんか?

  • ろ過フィルタにかかる圧力について

    こんにちは、 まず、私が持っているデータは 液体条件: 粘度2.2mm2/s 比重0.9 流量8L/min 圧力感知器では 1st :81kPa(入口側)100nm/濾過面積は知らない 2nd : 81kPa 50nm/濾過面積は知らない 3rd :52kPa 10nm/濾過面積は知らない 4th :22.5kPa(出口側) そんなに表していますが この状況で 流量を20L/minと5L/minで調整すると 各の圧力を求められますか? 私が持っていないデータ以外で必要なデータは仮定してお願いいたします。 また、計算式があれば教えていただけますか? ぜひ宜しくお願いいたします。

  • 真空チャンバ立上げ時の初期真空引きについて

    容積50L程の複数の真空チャンバの立上げを行なっています。 真空チャンバ単体の漏れ検査完了後 真空ポンプ、真空配管を接続して真空引きを数十分程行い欲しい真空10Pa程度までは到達するのですが、 真空引きを終わらせて(排気バルブ閉じる)放置すると数十分で50から80Kpa程に圧力が上昇してしまいます。 接続した配管系統からまだアウトガス出て来ているのか漏れが発生しているのかが判断つかず困っています。 こういった装置 真空チャンバの立上げ時のアウトガスを抜き切るための目安の真空引き時間 または正しい手順方法を教えて欲しいです。 ちなみに仕様で装置のリークレートは5PaL/s以下であることがうたわれています。 ※OKWAVEより補足:「技術の森( 電子・半導体・化学)」についての質問です。

  • 水蒸気が水に変わることを利用した空き缶つぶしについて

    よく理科実験などで紹介されるものなのですが、 知りたいことがあります。 実験内容は以下のようなものです。  フタをできるジュースなどのアルミの空き缶(下図のようなもの)  を用意する。底に少量の水をいれ、フタをしない状態で熱する。  水がほぼ蒸発するころ(缶内が水蒸気で満たされるころ)に  フタをし、加熱をやめて放って置くと、缶内の水蒸気は水に戻る。  このとき缶内上部には真空に近い状態が作られ、  大気圧に耐えられない缶は徐々に潰れる・・・。 この場合は理解できるのですが、次の場合について疑問があります。  水がほぼ蒸発するころ(缶内が水蒸気で満たされるころ)に  フタをする代わりに、水槽に満たした水に、逆さまにした  缶の口を突っ込む。すると水槽の水がフタの代わりになると同時に、  放置に比べて冷却が急になるので、潰れ方が「豪快」になる。 というものです。 疑問に思う点というのは、「水がフタの代わりになる」 というところです。 直感的に私は、真空があるならトリチェリの真空的に 水を吸い上げるのかなと考えたのですが・・・。 水を急激に持ち上げる際、水の慣性よりも缶の形状維持の方が 弱いということでしょうか?アルミでなくスチールとか 鉄容器ならやはり吸い上げてくれるでしょうか・・・? 結論は「慣性」で問題ないでしょうか。 詳しい方よろしくお願いします。

  • 真空ポンプとデシケーターの関係について教えて下さい。

    最近、真空脱泡をしたくて、デシケーターと真空スタートを購入したのですが、パスカルとTorrの単位が理解できず。デシケーターの容量にポンプが合っているのかが分かりません。 ちなみに使うポンプとデシケーターは ポンプ:ダイヤフラム真空ポンプ 到達圧力160Torr 排気速度60L/分 デシケーター:真空度許容範囲:約133Pa(1mmHg) 内径(mm):φ306 全高(mm):368 内容量:約19L です。 先ほど試しに容器に入れた水をデシケーターにいれて減圧してみたんですが、約一分で真空ゲージが-0.08Mpaになり、その後徐々に-0.084Mpaまで目盛りは動くものの、そこから35分ほどポンプを稼働させましたが全く変わりませんでした。 この状態でシリコーンやエポキシパテなどの脱泡は可能なんでしょうか? 素人実験はちょっと恐くて、脱泡作業をする前に質問させて頂きました。 計算式は分からないので具体的に説明して頂けると助かります。

  • 化学の問題

    化学の問題です。解き方と回答をお願いします。 1)800mlの真空容器に、ある純粋な液体物質1.0gを入れてから、127℃にしたところ、液体は全て気体となり、83kPaの圧力を示した。この物質のモル質量を求めよ。 2)27℃において、100kPaの酸素2.0lと200kPaの窒素5.0lを10.0lの容器に詰め込んだ。容器内の全圧、酸素と窒素の分圧をそれぞれ求めよ。