• ベストアンサー

ミューティング回路でのトランジスタの逆接続

アナログ回路の素人です。おしゃべりするおもちゃを作ってちゃんと動く のですが、原理がわからないことがあり、ここに書きました。 よろしくお願いします。 (内容) ミューティング用にトランジスタ(NPN)をマイコンからon/offさせて、 音声ボリュームの後ろでさらにプルダウンするかしないかでゲインを2段階に変えています。 ここで、エミッタを接地して使っていたら、ポップノイズが大きく、たまたま 見た本にコレクタとエミッタを逆で使っている回路があったので、そうしたら、 ポップノイズは小さくなりました。今の所、トランジスタは壊れず、動いています。なぜポップノイズが小さくなるのでしょうか?また、こんな使い方をしていてデメリットは無いのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • pen2san
  • ベストアンサー率37% (260/696)
回答No.8

再びpen2sanです。 まず、ご質問のポップス・ノイズはどの時点で発生しているノイズですか? 1)音声IC電源投入時に発生するノイズ 2)ミュート開放時に発生っするノイズ 通常(1)で発生するノイズは0-5V間(回路中にCが入っているとマイナス数Vから電源電圧を超えるプラス数V)の過渡電圧が発生し、それがポップスノイズとなります。  また、(2)の場合は音声の状態、つまり音声波形のピーク(この場合は5V)でミュートが開放されるかボトム(この場合は0V)で開放されるかによりノイズの量が異なります。 ミュート開放時のノイズを減らすにはTrのベースとグランド間にCを入れ、CRの時定数によりミュート開放時の立ち上がりを鈍らすことにより高域成分を少なくする事ができ、耳に届く不快成分を少なくする事ができます。 通常、ミュート回路は音声回路が安定した後開放します。 推測ですが、asdfghさんが困っておられるポップスノイズは(1)の現象で、anisolさんが指摘されているノイズは(2)のケースの事を述べておられるのではないかと想像します。いかがですか? 補足の「エミッタからコレクタへ電流が流れるか」と言うご質問ですが、Tr単体のエミッタ、コレクタはメーカーが指定した物で、TrがNPN構成と考えた場合どちらのNがコレクタで反対側のNがエミッタであってもNPN構造であることに違いはありません。 よって、エミッタからコレクタに電流が流れている様に見えても、Trとしては正電圧がかかっている方をコレクタ、電流が流れ出す方をエミッタと理解して動作していると考えれば理解できると思います。 エミッタとコレクタを逆に使用した場合hfeが小さくなるためそれを狙ってわざとCとEを逆に使用する場合があります。

asdfgh
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 おっしゃるとおり、「1)音声IC電源投入時に発生するノイズ 」 がまるで違います。本来ならば音声ICを常にスタンバイさせて、(2.5V出力させて)おけばいいのでしょうが、発音後どうしても0Vになってしまうんです。 (音声ICがスリープ移行している?) ミューティング時のノイズ対策も教えて頂き、本当にありがとうございました。 まとめレスで申し訳ありませんが、ご回答、ご助言いただきましたみなさまに感謝いたします。

その他の回答 (7)

  • ikkyu3
  • ベストアンサー率43% (535/1229)
回答No.7

No.1、No.4のものです。一挙解決と思ったのですが、どうも度々ですみません。 このICは、補足から推定しますと片電源用で内部の位相反転回路で信号の中性点を作り出しているもののようですね。 そうしますとNo.3の方の指摘とNo.6の方の「ちょっと待った」の通りかも知れません。 何も手に無いので確かめるすべがありませんが、できましたら、追加のご意見、情報などを希望いたします。

  • anisol
  • ベストアンサー率48% (146/301)
回答No.6

ちょっと待っていただけますか。 ポップノイズの原因は、直流バイアス2.5Vがミュート時にほぼ0V(Vce(sat))に急激に変化して起こるものと思います。すると逆接でVce(sat)が低下しても、ポップノイズにあまり変化はないのではないでしょうか。私は逆接すると出力のDC成分がミュート時にも中点電位2.5Vになるためではと思い、簡単な実験をしてみましたが、結果は私の考えを裏付けるものでした。 私自身まだうまく説明できないのですが、とりあえず報告しておきます。

noname#2748
noname#2748
回答No.5

本来ここに投稿するべきもので無いのでしょうが、あまりにもみごとに解決されたので、さすがは専門家ですね。ちょっと思いつきませんでした。

  • ikkyu3
  • ベストアンサー率43% (535/1229)
回答No.4

No.1のものです。補足ありがとうございました。 読んでいる間に,pen2sanさんの回答がきました。すべて解決ですね。 音声IC出力2.5VとありますのでVeboは、問題ないですね。 飽和電圧が小さいということは、スイッチとして使用するときは、条件が許せば、電圧降下が小さく有利だと言うことですね。 あとは、マイコンの電圧5Vによるベース電流だけですが、しっかりベース抵抗が入っているので、これも大丈夫ですね。 私もマイコンで色々遊びましたが、パソコンをはじめて買ったときは、拡張スロットにI/Oボードを挿して、いろいろコントロールしたくて買いました。

noname#2748
noname#2748
回答No.3

回路図が無いのであくまでも推測ですが、その回路の入力は差動入力で電源のグランドレベルと信号のグランドレベルが同一ではないなどということは無いでしょうか?それならば説明が付くかも知れません?

  • pen2san
  • ベストアンサー率37% (260/696)
回答No.2

NPN TrのE側の不純物濃度とC側の不純物濃度が異なります。一般に、EとCを逆に使用しますとVces(飽和電圧)が下がります。その分ポップスノイズが低くなる訳です。 注意する事は一般の(エピタキシャル・プレーナー等)TrのVeboは5V前後なので使用電圧をそれ以下にする必要がありますが通常の音声回路(ポップスノイズ除去回路)ではピークでも2V以下でしょうから問題ありません。 また、ご使用の回路が不明ですがポップスノイズがプラス側とマイナス側に発生するのであればNPN,PNP両方のTrを使用するとポップスノイズ低下に効果があります。 結構、市販のステレオアンプやICでも逆接続で使っていますよ。(元オーディオアンプ設計技術者)

  • ikkyu3
  • ベストアンサー率43% (535/1229)
回答No.1

完全回答ではなくすみません。 一般論ですが、トランジスタは、3端子なので、エミッタ、コレクタ、ベースのいずれを接地することも、いずれを出力にすることも性質は変わりますが、ありえます。 この場合、前後の回路のデータがわかりませんので、なんともいえませんが、コレクタとベースが入力だとしますと出力をONするためより多くの入力を必要とするはずです。ですので、入力が違うかもしれません。 ポップノイズが小さくなるのは、いずれにしてもマイコンからの信号で信号レベルをダウンされから、ということは、トランジスタの出力がONになったはずですが。 基本的には、使用条件がそのトランジスタの最大定格Vcbo、Vebo、Ic、Pc、などを超えなければ、デメリット、ダメージは無いと思います。規格表の値と実際の値を見比べてください。 以下は、面倒でなく、どれか分るでしょうか。 もし分れば、さらに具体的な検討が可能かも知れません。回路図が見えないのが残念ですが。 マイコンのOUTPUT(I/Oボード)どのようになっていますか。オープンコレクタか、極性は、電圧は?その他? 音声ボリュームの後には、プルダウン用抵抗がありますね。その値は? 音声ボリュームは、メカ式でしょうか、石でしょうか。 トランジスタを接続したところの端子電圧、インピーダンス、極性は? その他

asdfgh
質問者

補足

コメントありがとうございます。 マイコンは出力ポートを、通常0V出力、トランジスタをonさせるときは 5Vを出力します。このポートはベース抵抗を介して、トランジスタのベースにつないでいます。 一方、音声ラインですが、音声IC出力は2.5Vを中心として0-5Vの両振幅の波形です。この後ろを メカ式の100kオームのボリュームでプルダウンして (たとえばボリュームを中心に合わせると、50k、50kの分圧)そのあとで 50kの抵抗をトランジスタのエミッタにつなぎ、コレクタをGNDにつないでいます。 これだとポップノイズが少なくて、 50kの抵抗をトランジスタのコレクタにつなぎ、エミッタをGNDにつなぐと、 ポップノイズが大きいんです。 私、LEDを点灯させる回路は遊びで作ったりするんですが、普通はベースに 電流を流すと、コレクタからエミッタに電流が流れるんですよね。(NPN) トランジスタのスイッチ動作って、エミッタからコレクタに流れることもあるのでしょうか?でも、動いているし、、、、、不思議。

関連するQ&A

  • トランジスタのことで

    トランジスタの静特性の測定の実験をやったんですが、考察を書くうえでわからないことがでてきました。 ひとつは今回の実験はNPN形のトランジスタを使い、ベース接地回路とエミッタ接地回路について行ったんですが、コレクタ接地回路はやりませんでした。なぜコレクタ接地回路はやらなかったか? もうひとつは、ベース接地回路において出力したときコレクタ電圧が0Vなのにコレクタ電流に電流が流れるのはなぜ?またコレクタ電流が0Aになる条件は? というものです。 よろしくおねがいします。

  • トランジスタの入出力の位相について

     トランジスタを使った位相分割方式のSEPP回路についての説明を、書籍で見かけました。  そこで、この回路は、トランジスタのコレクタとエミッタが逆位相であることを利用していると解説していました。これは何故なのでしょうか?  ちなみに、トランジスタは、2つともNPN形でエミッタ接地でした。

  • トランジスタを使用した負荷の駆動について

    トランジスタのエミッタ接地回路でLEDを駆動させようと考えています。 ここですごく単純な疑問が浮かびました。 参考回路を見ていると、なぜPNPでもNPNでも負荷をつなげているのはコレクタ側なんでしょうか? エミッタ側につなげるとトランジスタは動作しなくなってしまうのでしょうか? 教えてください。

  • トランジスターの動作原理

    トランジスターの基本的なエミッタ接地回路とベース回路の動作原理について何でもいいので教えてください。基本的なベース接地回路ではどうして、ベースコレクター間に電圧をかけなくてもエミッタ電流をかければコレクタ電流が流れるのですか。

  • トランジスタの見分け方 電子回路

    電子回路におけるトランジスタの見分け方について教えてください。 エミッタ接地とは、入力がベース、出力はコレクタから取り出すタイプ コレクタ接地とは、入力がベース、出力はエミッタから取り出すタイプ ベース接地とは、入力がエミッタ、出力はコレクタから取り出すタイプ という風に理解するとよいと教えられたのですが、いまいち意味が分かりません。 添付画像の回路においてはそれぞれどのようにして、エミッタ接地、コレクタ接地、ベース接地というのを見分ければよいのでしょうか? 画像が見にくくて申し訳ないです。 例えばcの回路はベース回路ですが、交流電源の電圧によって流れる電流はベースにもエミッタにも流れるのではないのでしょうか? なのに、なぜ入力はエミッタと決定できるのですが? このように頭の中で混乱して、分からくなってしまいました。 ご指南お願い致します。

  • トランジスタ

    1.NPN型トランジスタでエミッタ接地の場合の増幅作用の原理について 2.コレクタ電流が飽和値に到達しない理由について 3.トランジスタの動作点ゎどこにとったらよいか。 と質問3つで多いですがどれか一つでも解答して頂けたら助かります。 ちなみに使用したトランジスタゎ2S950です。 解答よろしくお願いします。

  • トランジスタ(エミッタ共通回路)

    トランジスタ(npn形)のエミッタ共通回路(直流電源のみ) の増幅原理を簡単に説明しているサイト、 若しくはどなたか教えていただけないでしょうか? すみませんが、よろしくお願いします。

  • フォトトランジスタの出力について

    現在、フォトトランジスタ出力をマイコンに入力することを考えています。 フォトトランジスタがONの時に入力ポートで'L'にしたいと考えています。 自分なりに試行錯誤して、 ・フォトトラのカソードを電源に、エミッタを抵抗を介して接地 ・フォトトラのエミッタ出力をNPNトランジスタ(2N2222)のベースに入力し  エミッタ接地、コレクタは抵抗を介して電源に接続 とすれば、トランジスタのコレクタ出力が所望の動作になりました。 しかし、信号がちょっと安定しないようです。 フォトトラはONしていない(はず)時に、コレクタ出力が'L'になったりします。 ひどい時は'L'になりっぱなしになったりします。 文章だけでは分かりにくいかもしれませんが どうか、詳しい方にご教授頂ければと思います。 宜しくお願いいたします。

  • 定電圧、定電流回路

    NPNトランジスタを使い、電力増幅器を作ろうと思っています。 エミッタ接地でエミッタ-GND間には抵抗等何も入れません。 バイアス回路として定電圧、定電流回路を入れ、トランジスタのコレクタ電圧とコレクタ電流を一定にしたいと考えています。 (例えばトランジスタのhfeがばらついても2V、10mAとなるように) なるべく簡単に構成できる定電圧かつ定電流回路をご教授願います。 (トランジスタひとつと抵抗数個とかで構成できるのが理想です) 大元のDC電圧はボルテージレギュレータを使うため一定とお考えください。 以上、宜しくお願い致します。

  • トランジスタの特性について

    NPN型トランジスタについての質問ですが、トランジスタは増幅作用というのを持っていますが、 これはベースに流れる電流とコレクタ・エミッタ間に流れる電流がトランジスタの内部で 合わさる(合流するため)増幅したように感じるのでしょうか? それから、ベースとエミッタ間にかかる電圧は一定で0.7Vくらい?らしいですが、 それはなぜでしょうか? 最後に、コレクタ・エミッタ間にかかる電圧をあげることによって、電流も多く流れますが、 エミッタ接地電流増幅率も大きくなります。 これはなぜでしょうか? ちなみに、これはコレクタ・エミッタ間にかかる電圧をどんどん上げていって、 ある値を越えてからは電流増幅率は一定の値に収束するのでしょうか?