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プラセボ効果を詳しく教えて下さい

86uranの回答

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  • 86uran
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回答No.1

プラシーボ(Placebo)の語源はラテン語の「I shall please」(私は喜ばせるでしょう。)に由来しているそうです。そこから患者さんを喜ばせることを目的とした、薬理作用のない薬のことを指すようになったのです。通常、医学の世界では乳糖や澱粉、生理食塩水が使われます。従って、プラシーボ効果(反応)は、このような薬理作用のないものによりもたらされる症状や効果のことをいいます。それはいい場合と(治療効果)、悪い場合(副作用)の両面があります。「これは痛みによく効くよ。」といわれて、乳糖を飲んで、痛みがなくなったり、逆に吐き気がでたりすることがあります。この場合、プラシーボにあたるのが乳糖であり、プラシーボ効果にあたるのが、鎮痛効果であり(治療効果)、吐き気(副作用)であるわけです。 プラシーボ効果がどうして起こるかについては、次のようなことが考えられています。 1)暗示効果、2)条件付け、3)自然治癒力、4)その他 ですので、Phmsさんがおっしゃているプラセボ医薬品?というのはプラセボ、プラシーボ自体がもともと医薬品ではありませんので、そういったものはない、、ということなのだと思います。 また副作用に関してですがプラシーボ効果には治療効果もあるし、副作用も発現することもあります。そして時には、プラシーボ効果により検査値異常のでることもあります。プラシーボ効果の主体は暗示効果であることから、痛みなどの主観的な症状には効いても、血液検査などの検査値には関係ないと考えがちです。ところが、プラシーボの投与によっても検査値異常がでることが報告されています。最近では、北里大学のグループが、健康な人108人にプラシーボを投与したところ、そのうち18人(14.3%)の人に肝機能異常がでたそうです。 「病は気から」っていうのって本当にあるという証明のようなものがプラセボ効果 であると思いますよ。

Phms
質問者

お礼

有難うございます。 プラシーボでもそんなに副作用があるのですね。 最近副作用に過敏になっている傾向に、有りますがそういった事ももっと一般に知らせるべきだと思います。 他にもその様な資料が有れば教えて下さい。

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