フレッツADSLとISPの提供するADSLの違いは？

質問

まず、フレッツADSLとADSLの違いが何か教えて頂けないでしょうか？

フレッツADSLの利用料金は3,800円なのに対し、
Yahoo!BBではADSL使用料が980円となっていますが、
このADSLとはフレッツADSLとどう違うのでしょう？
またどうして、値段が違うのでしょう？

他のスレッドを読むと、Yahoo!BBは通信料がかからないと
書かれていました。が、フレッツADSLは3,800円も支払って
ISPまでの接続料しかまかなえないのに、なぜYahoo!BBでは
全てまかなってフレッツADSLより安いのでしょうか？

NTTのADSLサービスより、ISPのADSL接続サービスの方が
安くなっているのが不思議で仕方ありません。
初心者な質問ですが、どこを調べてもそのことが書いていないので
どうかよろしくお願いしますm(_ _)m

回答No.3

jixyoji · ベストアンサー

おはようございます、jixyoji-と申しますm(._.)m。

ＡＤＳＬに関して詳しく書いてるＨＰがあるので参考までに御覧ください。

「ＡＤＳＬ　ＦＡＱブロードバンド初心者編」
http://www.tky.3web.ne.jp/~morimoko/adslindex.htm

●フレッツADSLとADSLの違いが何か教えて頂けないでしょうか？

「フレッツＡＤＳＬ」は、ＡＤＳＬ接続サービスはＮＴＴ東西が用意し、各ISPがインターネットへの接続を用意する形になります。
料金や初期の接続に特徴があり、「フレッツＡＤＳＬ」料金はＮＴＴ東西から、インターネット接続料金は各ISPからの請求となる。ＮＴＴがＡＤＳＬモデムの設置までは行うが、ISPとの契約やモデムの接続設定はユーザー側で行う。そのため、窓口は一本化されていない。
ですが対応しているISPの数が多いのはありがたいです（●＾o＾●）。

●フレッツADSLの利用料金は3,800円なのに対し、Yahoo!BBではADSL使用料が980円となっていますが、このADSLとはフレッツADSLとどう違うのでしょう？またどうして、値段が違うのでしょう？

まず厳密に言うと「yahoo!BB」の月額料金は\980-ではありません。下記のようになります。

「yahoo!BB」
http://bb.yahoo.co.jp/

月額料金
ＡＤＳＬ　　　　　　　　　　　　　　　　\990-
ＩＳＰ　　　　　　　　　　　　　　　　　\1,290-
モデム・スプリッタレンタル　　　　\550-
月額合計　　　　　　　　　　　　　　\2,830-

追加オプション
テクニカルサポートＱ２ダイヤル　3分\150-

また「フレッツＡＤＳＬ」にしろ「yahoo!BB」にしろ、月額料金に「ＮＴＴ基本仕様料金　\1,780-」が加わる事も忘れてはいけません。これは毎月電話加入者当てに請求されるＮＴＴ東西からの「請求書」を御覧いただければわかります。
「yahoo!BB」などの独自プロバイダー型は、ADSLサービス会社がインターネット接続プロバイダー（ISP）も兼ねているため、契約や料金支払いなどの窓口が一本化されていて、ユーザーにとって利便性が高い。提供するサービスが多様で独自性があり、価格が安い、速度が速い、などの特徴があるケースも多い。その半面、独自プロバイダー型の業者は、サービスをADSLに集中しており、ISDNやアナログモデム、一般環境からの接続サービスを行っていないことが多い。
「yahoo! BB」は独自プロバイダ型であり、リモートアクセスについても準備を進めている。

●他のスレッドを読むと、Yahoo!BBは通信料がかからないと書かれていました。が、フレッツADSLは3,800円も支払ってISPまでの接続料しかまかなえないのに、なぜYahoo!BBでは全てまかなってフレッツADSLより安いのでしょうか？

上記で述べたように「yahoo!BB」はＡＤＳＬに特化し、「フレッツＡＤＳＬ」だけでなく「フレッツＩＳＤＮ」,「マイライン」,「光ファイバー」など多くを提供してるＮＴＴ東西に比べランニングコストを低くできます。ましてやＮＴＴ東西はＡＤＳＬと干渉を引き起こしやすいＩＳＤＮをサービスしてる為、干渉がおき難い「Annex C type」で提供しないといけません。ちなみに「yahoo!BB」はＩＳＤＮと干渉しやすい「Annex A type」なので先行きが懸念されてはいます(・_・;)。

後根本的になぜフレッツＡＤＳＬの月額料金が高い理由に、ＮＴＴ東西の人員が多すぎ(2001年3月末で11，3万人,1979年のピーク時には32万8700人)、1985年中曽根内閣に民営化される前までＮＴＴ東西は「電電公社」と言う「元お役所」でありその当時まで「御役人」だった連中が未だに腐るほどＮＴＴ東西にいる為顧客に対して仕事をする感覚を持っていない、通信事業者であるにもかかわらず例えば「ベストエフォート」が何なのか「Annex A type」と「Annex C type」の違いもわからない、能力の無いただ無駄に給料をもらってる余剰人員(団塊世代の40代～50代)がいつまでも会社に未練がましく残り低価格でサービスできない、旧郵政省(現総務省)からのキャリア官僚の天下りが多すぎて顧客により良いサービスができない・しようともしない、ＮＴＴ東西の株式の約50％を未だに政府が保有していて民間企業でなくむしろ第3セクター(半民半官)に近い、ＮＴＴ法により外国資本はＮＴＴの株式取得を最大20％まで制限してるので規制が強く柔軟に動けない、etcなどが低価格競争に遅れをとってる理由ですね┐('～`；)┌。
小泉内閣の経済財政政策担当大臣“竹中平蔵”氏はＮＴＴ東西を完全に分割する方向で聖域なき構造改革をしようとしてますが、自民党最大派閥橋本派にいる郵政族の族議員(いわゆる抵抗勢力)や政治家すら動かすＮＴＴ労組の抵抗でどこまで改革が進むかによってＮＴＴ東西がサービスしてる「フレッツシリーズ」の価格が変動するでしょう(・・;。
その他詳細なＮＴＴの情報は下記過去ログ参考URLを見てください（●＾o＾●）。

それではより良い理解が深まる事を願いますm(__)mペコ。

参考URL：

http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=78828

お礼

分かりやすいご説明ありがとうございました。ただYahoo!BBの場合、インターネットへの接続はどのようにして成り立っているのでしょう？また、他社のISPも同様に値下げをしていますが、他社も独自のインフラを持ったということなんでしょうか？

回答No.4

parts

フレッツADSLとADSLの違いが何か教えて頂けないでしょうか？

ＡＤＳＬは上りが６４～６４０Ｋｂｐｓで、下りが１，５～９Ｍｂｐｓ（ＡＤＳＬ－ＭＡＸ）の通信のこと。非対称デジタル通信の意。非対称とは上り（家庭からネットのアップロード）と下り（ネットから家庭のダウンロード）の速度が同じではなく異なることです。

フレッツＡＤＳＬはＮＴＴ東西会社が始めたＡＤＳＬサービス名で各家庭からＡＤＳＬ通信をして、収容局（ＮＴＴの交換機）に送ります。その収容局で専用の光回線（地域ＩＰ接続網）につなぎ各ＩＳＰに接続する形態です。
ちなみに、速度に関しては１，５Ｍｂｐｓを最高値としており、日本型のＩＳＤＮによる干渉が極めて少ない設定になっています。

ｙａｈｏｏは、収容局までは最高で８Ｍｂｐｓで通信できますが、この接続はＩＳＤＮの干渉に弱いと言われる欧米型の通信を利用しています。また、８Ｍは収容局から１ｋｍ前後の限られた地域のみがターゲットです。
収容局からは、ｙａｈｏｏが他社との提携で開発した専用の光回線にブリッジし、ｙａｈｏｏの専用線に繋ぎます。

またどうして、値段が違うのでしょう？
なぜYahoo!BBでは
全てまかなってフレッツADSLより安いのでしょうか？

これは、サービスの問題です。フレッツは、ＮＴＴが回線を提供するだけで、ＩＳＰとは別途契約が必要です。また、ＮＴＴの方は現在の価格でも従業員や人件費の関係で結構苦しいのが現状です。他にも、自社で回線を構築しなければならないですし、回線を全国に均等に引くと採算の合わない地域も多いですからね。でも始めたときは安かった。

対して、ｙａｈｏｏの方は、回線は他社と共有し回線の技術も他社から提供されています。自社の強みと他社の強みを融合し、自社ではＩＳＰとしてのサービスと検索サービスを行い、コンテンツの大半も賛同メーカーや広告を出しているメーカーから提供してもらいます、自社の無料コンテンツや格安コンテンツを流用することで経費はほとんどかかりません。さらに安く始めたことで、テレビや新聞で取り上げられ、広告効果も高く自社では広告をほとんど出さないで良いのでその効果もあります。

今の状況では、ＮＴＴはやばいですね。価格競争が激化してますし、リストラの能力以上に価格が低下していますからね。まあ、粗末な分割の仕方が原因でもあるでしょう（もう戻せませんけど）、他国に追随するだけで安易に分割案を通したのも問題だったのでしょう。
他の国で成功する国は、良く欠点と利点を討議した上で最良の判断を下すのですが・・・郵政もそうならないことを望みます。
ちなみに、郵政自体は完全な独立採算性で、その利益は、海外援助や債権の返済などに充てられています。
これを知らない人が多いですよ。民営化すればこれはなくなり、どこに使われるのでしょうね・・・ちゃんとした討議をしてほしいですよ。第二第三のＮＴＴ（採算悪化）やＪＲ（地方切り捨て都市サービス向上）にはなってほしくないですからね・・・これ以上地域格差はしてほしくないです。
何か、政治の問題になってしまいました。
結論を言えば、コストの違いが料金の違いってことですよ。

お礼

ご回答ありがとうございました。Yahoo!BBは上手い戦略をとったんですね。NTTの体系が潰れる日も遠くないかもしれませんね。Yahoo!BBが安いというのはすごく分かるんですけど、すごく腑に落ちないんですよねー。

回答No.2

zoh

おおざっぱな言い方ですが、「Yahoo!BBが安い」のではなく、「NTTのADSL接続サービスが高い」んです。

(人が対応するという意味での)サービス面で、(商品としての)サービス内容についての知識がない人がいい加減な受け答えをしている現状(雑誌の記事などによく書いてありますね～)では、すぐに終わるはずの手続きなどにも２度手間、３度手間となった上に、(全体の仕事量に対して)数少ない技術者が対応するようなやり方ではコストダウンは出来ません。人件費がかかりすぎます。
それに対して、「Yahoo!BB」は(トラブルもあるようですが)それなりの体制をあらかじめ作ってあります。
そのほかにも「Yahoo!BB」は、どのインフラを使うかなどコストダウンできるところは切りつめていますが、NTTは自社が持つインフラを使わざるをえないので、高く付いても仕方ない、といったところではないでしょうか。
また、NTTは地域などによるサービス(商品)の格差を押さえないといけません。これは公営企業の名残・日本中に隙間無く展開している弱みですね。そうすると利益が出ない地域にも資金を投入してサービスエリアを広げないといけないので、ますます高く付いてしまいます。民間企業は利益が見込まれるエリアだけでサービス(商品)を行えばいいのですから、NTTほど無駄な投資をしなくて良いというわけです。

まあ、きちんと裏付けをとった結果ではないのでそこを含んだ回答(つまり推測です(^^ゞ)であることをお許し下さい。

お礼

ご回答有難うございます。なるほど、他社のインフラを使っているから安く設定できるわけですね。でも、電話代って概念は無いのでしょうか？オンライン・オフラインの境目がわかりにくいんですよね・・・。

回答No.1

t-nori

私はフレッツADSLを使っていますので私の知っていることを書きたいと思います。
まずYahoo!BBのことですが私が思うにYahoo!BBは多くの加入者が入ることを前提にしてこの値段にしたのだとおもいます、多くの人が入れば安くできますからね、またadslモデムも国内専用のANNEX-ｃのG.lite方式でなくANNEXーAのG.dmt方式を採用したため、ADSLモデムを安く仕入れることができたのも値段を下げている要因ではないかな？

また、誤解されているようなので書きますがYahoo!BBでも通信料はかかりますよ
Yahoo!BBのホームページによるとISP料金は1290円と書いてあります。

ちなみに「Annex」というのは、ITU-Tの規格（勧告）書の付属書類のことで、その内Ａは北米仕様、Ｂは欧州仕様、Ｃが日本仕様です、またなぜ日本独自の規格があるかというとADSLとはそもそも普通のアナログ回線の電話で使っていない周波数帯を使って高速通信をしようとするものですが日本のISDNは使用している周波数帯ほかの国より広いため、ADSLと重なり干渉がおきるため独自の規格ができました、このためADSLモデムは品薄になりました、またG.liteとG.dmtはスピードを表していてG.dmtはフルレートとよばれ最高で8Mです、ただのノイズによって大幅に速度が落ちるので東京メタリック通信の一部とYahoo!BBでしか今のところ採用していません。
G.liteとはハーフレートと呼ばれ最高で1.5Mで今のADSLはほとんどこちらです。

さて話はそれましたがYahoo!BBが安い理由の最後としてはサポートがほとんど有料だからでしょう。

最後になりますがフレッツADSLが高い理由としては別にISPと契約し料金を払わなければならないからでないでしょうか、ほかの会社のADSLサービス（e-access,アッカ）などはISPとまとめて払うので安くなっていると思っています
あと参考にYahoo!BBとフレッツADSL（東日本）のホームページを書いておきます
Yahoo!BB　http://bbpromo.yahoo.co.jp/
フレッツADSL　http://www.ntt-east.co.jp/flets/

お礼

回答ありがとうございました。ADSLってダイヤルアップの様に電話を使うわけじゃないんですね。ISPまでの電話代がどこに含まれているのか不思議だったので・・・。分かってたつもりでも、全然分かってなかったみたいです。どうもありがとうございました。