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特許の売り込み方

Intoleranceの回答

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回答No.6

ご参考になるかどうかは分かりませんが、私の経験から。。。 よっぽどのことが無い限り、公開前の明細書は第三者に見せない方が良いと思います。新技術の売り込み時には通常、簡単なプレゼン&情報交換 → 秘密保持契約締結 → 詳細な情報交換という手順を踏みますが、秘密保持契約を結んでいても明細書が開示されることはまずありません。公開までの1年半は、他社が追い付けないだけの技術の蓄積を図ると共に、漏れの無い特許の壁を築くのに重要な時間だからです。従って公開前の交渉では、その発明を使った場合の効能を具体的に記したプレゼン資料や試作品等で行われるのが一般的だと思います。公開後、明細書を読んだ他者が追いかけてくる、あるいは邪魔をするのは当然のこと。そのための1年半です。 国際特許の出願を企業に協力できるかどうかについては契約次第でしょう。「特許成立後は専用実施権を貴社に与えるから国際出願はよろしく」といった内容の契約が結べるかどうかです。ただ、現実問題としてこれはよっぽどのことが無いと難しいように思います。まず第一に必然的に公開前の明細書を企業に開示しなければならないという点、第二に特許が成立するかどうか分からない時点でそこまで踏み込んだ契約を結ぶのは企業としてはかなりの勇気が必要となる点が問題になります。国際出願ができる期間は限られていますから、それまでに契約がまとまるのかという時間的な問題もあるでしょう。 国際出願の問題や、あと特許無効審判等の係争発生時の処理方法(これは重要です)については、交渉の過程でよく話し合うしか無いと思います。

kashi226
質問者

補足

 ありがとうございました。大変参考になりました。この事を踏まえて一度弁理士に相談してみます。  とはいえ難しそうです。例えば文具の修正テープが出てから、関連する実用新案や特許が74件ありました。これらはそうした技術のブロックや交渉かけひきの手段となっているという事なんでしょうね。  今回のものはかなりシンプルな物なので一考するとそういった駆け引きには強そうなのですが、何が起こるか分からないものなのでしょう。  それと一度、試作品を発注してみるに越したことはなさそうですね。お金がかかりそうですが。。  的確なご回答大変助かりました。また気になったことがあればお教えいただけると大変有難いですが、こちらも一度弁理士に話を聞いてみます。本当にありがとうございました。

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