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「三匹のくま」について

ロシアの民話(?)で、女の子が森の中に家を見つけて留守なのに入り込んで、椅子に座って壊したり、勝手にスープを飲んだり、挙句の果てにベットで寝入る…と言う話だったと思います。 この話の教え、教訓は何なんでしょう? 昔話や童話には、教訓が盛り込まれている事が多いと思うのですが、この話にはそれを見い出せません。 無茶苦茶な女の子の話としか思えません。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • mamaty
  • ベストアンサー率29% (90/310)
回答No.4

こんにちは。うまく説明できるか、自信なしですが、私なりの解釈を…。 まず迷子になった女の子は、困っているわけですよね? 森を散歩していて(?)お腹が空いてしまって、丁度よくお家があったので、中に入って、家の人が留守なため、善良なクマさんの家とも分からずに、勝手な行動をします。欲望の赴くままに。 でもこれは、子どもがお腹を空かせ、疲れ果てていたのなら、仕方のない行動だとは思えませんでしょうか? 別にクマさんのことを困らせようと思ったわけではなく、子どもらしい思慮を欠いた行動だと思います。 たとえ女の子が、大人であったとしても、極限状態に陥っていた場合は、同じような強盗のような行動をして仕舞うのではないでしょうか? 被害を受けたクマさんからすれば、いい迷惑だと思いますが、女の子の行動には理由があったわけです。 最後には失礼な事に恐怖でお礼も言わず逃げ出してしまいますが、それも、相手が熊では誰でも逃げると思います。(熊が人間のような生活をしていること事態に無理を感じますが) この話の教訓というのは、人の行動には、何にでも理由があるという事。 たとえ、一見悪い事であってもその行動を起こすのには、それなりの理由が隠れているという事。 逆の立場で、何か困っている場合には、見返りを求めずに奉仕してあげましょうということではないでしょうか? 何か理由があるのなら許してあげましょうよという寛容の心とでも申しましょうか?(う~ん、うまく説明できない~) そしてこの話を読んだ後に、それぞれの道徳的観念を考える余地があるというところが、教えなのではないでしょうか? 私も子どもの頃は、何でクマさんにお礼のひとつも、勝手にお家に入ってごめんなさいのひとつも、言えないのかなぁと思えて、あまり好きな話ではありませんでした。 が、そこから、ちゃんと理由を言って、相手に非礼を詫び、和解する事が大切である事を学び取れたという事になりますから、ちゃんと教えがあるということにはなりませんでしょうか?(笑) 長文な上に、判り辛い文章になってしまってごめんなさい。あくまでも私個人の勝手な解釈という事でご了承を…。

h-akku
質問者

お礼

ありがとうございます。そうか、こうやって「なぜ?」って思う事自体がこの物語の教えなのですね。すっかり作者の思う壺にはまってしまっているわけですね。やられた…

その他の回答 (5)

  • v-v-v-v-v
  • ベストアンサー率21% (27/126)
回答No.6

教訓ないんじゃないですかね?? 日本やヨーロッパの昔話にはよくありますが、ロシアはどうなんでしょう? 詳しくないのでなんとも言えないですが。 あと思うんですけど、教訓がある話っていうのは主に 「悪者が懲らしめられる」例:かちかち山(狸)、さるかに(猿)とか、 「善行で救われる」例:舌切り雀(おじいさん)、こぶとりじいさん、とか、 「タブーがある」例:浦島太郎(箱)、赤頭巾(道草)、 とかになってくると思うんですよ。 『三匹のくま』は結局女の子に何も降りかかってないんで、単にそれぞれのくまの個性に合った家具や食事を楽しむ感じでいいんじゃないですかね? 民話にも教訓のないものはあります。オチの分からないものも(笑) ちなみに赤頭巾などを編集したシャルル・ペローは物語の終わりにきちんと教訓を書いています。 彼の『赤頭巾』は「食べられて終わり」なのでびっくりしますよ。 国や地域によっても、ただ楽しむ話から子どもに戒める話まで様々なんじゃないでしょうか。

h-akku
質問者

お礼

ありがとうございました。

  • fahkos
  • ベストアンサー率0% (0/1)
回答No.5

sophia35さんがおっしゃっているように、教訓を見出す必要はないと思います。 昔話には教訓があるようにいわれがちですが、それらの「教訓」は後世の人々の「解釈」であって、もともとあったものではないと思います。(と、学生時代に児童文学関連の本で読んだ記憶があります) もともとは口伝であったお話ですので、音の繰り返しや韻、ことばの面白さ、聞く人の興味をひきつける展開などを楽しむことが第一なのだと思います。 個人的見解になってしまいましたが、昔話を単純に楽しんでほしいと思い、書き込みました。

h-akku
質問者

お礼

ありがとうございました。深く考えずに読んでみます。

  • alchera
  • ベストアンサー率45% (209/457)
回答No.3

おお~、なつかしいです~。小さい頃我が家にあった、数少ない絵本のうちの一冊がこれでした。 記憶にあるのは「こどもグマがかわいそうだっ!」という感想です。スープは、飲まれてしまってもパパママに分けてもらえばいいけど、椅子が壊されちゃうのはかわいそうでしたねえ。 ここから得た教訓は……「動物に迷惑をかけてはいけない」でしょうか(^_^;)。お陰で今、動物好きです。あれ?違う? ……もう少し真面目に言うと、「自分勝手なふるまいをすると他人(熊)に迷惑をかけることがある」かなあ。子供の視点からみると、一応頷けるような気がしますが。 女の子が可愛く描かれているだけに(悪い子のシンボルとして描かれているわけじゃないだけに)、よりリアルであるとも言えるんじゃないでしょうか。現実というものにおいては悪い人が悪いことをするだけじゃなくて、普通の人が悪意なく行うことでも、他人の気に入らなかったり迷惑に感じたりすることってありますよね。 わたしもスープは飲んじゃうだろうし、椅子はともかく、ベッドは寝ちゃうだろうなあ。でも勝手にそういうことをすると熊が悲しむのでやらないようにしよう……と思わないことはなかったかも。 話としてはあまり整ってないですけれどね。ですので多少の落ち着かなさを感じるのはしょうがない気もします。最後も女の子、クマさんとお友達にもならずさっさと逃げちゃうんですよね。ちゃんと謝ってお友達になったらいいのに!とは思っていたような。わたしが一番納得出来なかったのは、たしかそこだった。 実体験に基づく回答なので、珍しく「自信アリ」で(^^)v。

h-akku
質問者

お礼

ありがとうございます。好き勝手な事をして知らん顔して逃げていくのが、私も納得いかなかったのです。くまさんがかわいそう。って思いました。あまり教訓じみたものはなさそうなので軽く考える事にします。

  • sophia35
  • ベストアンサー率54% (638/1164)
回答No.2

こんばんは。 特に教訓を見出す必要は無いのではないでしょうか。 実際のところ、トルストイ自身も特にこの話に対して、解釈を提示しているわけではないし、マザーグースのように、繰り返しの音のおかしみや言葉遊びを楽しむ幼児の為のお話として考えると、納得いくと思うのですが・・・ 解釈は後付すればいくらでも付けられますが、一応言葉遊びの見解を出している書評も多いですね。ロシアの民話はこう言った言葉遊びの民話が多いですよ(有名なところで『てぶくろ』http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4834000508/249-4204841-5405123 とか・・・) ご参考になれば幸いです。

h-akku
質問者

お礼

ありがとうございます。捻くれてるのか、深読みしたいのかついつい考えたくなるのです。軽く読みます。

  • yasya
  • ベストアンサー率29% (842/2899)
回答No.1

下記のようなものが出てきました。 (「三匹のくま」で検索したら一番最初に出てくるものです) これによると「悪いことをしてはいけない」というのが教訓のようです(^^; すごくおおざっぱな気がしますが・・・。

参考URL:
http://www.chukai.ne.jp/~kurashin/watashinodokushokyoiku1.html
h-akku
質問者

お礼

早速ありがとうございます。本当に大雑把ですよね。もっと深いメッセージがあるのかと思っていたのですが。

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