• ベストアンサー

DMFCの反応時におけるメタノールの相について

colorful-miyoの回答

回答No.2

再度回答致します。 >液相から気相になる点での問題点などないのでしょうか(出力密度などに差は出ないのでしょうか?)。 気相の方が高温ですので、出力密度は高いです。 室温ですと58mW/cm2しかない出力密度が、90℃になると200mW/cm2を超えます。 >液相での問題点 反応温度が低いことですね。 気相と液相のクロスオーバーの大小についてはちょっとわかりません。気相の方が圧力が掛かりますから、大きそうですけどね。 >液で反応させるとMeOHカートリッジの交換時期が早くなったりする問題などないでしょうか? このような問題点は聞いたことはありませんが、 気相の方が反応速度が速いので早く燃料が消費されると思います。あとはクロスオーバーがどちらが大きいかですね。 あまり回答できなくてすみません。

kaito20040815
質問者

お礼

重ね重ね回答いただき、ありがとうございました。高温の方が出力密度が高くなるというのは2つの原因を考えてみました。一つは通常の触媒反応と同じように活性化エネルギーによるもの。もう一点は液相の場合、ガスに比べて触媒接触面とそうでない場でのMeOHの濃度差が非常に出やすいと思われます。そのため流通式で反応を行った場合、液相MeOHの未反応のまま反応系外に出てしまうMeOHが多くあるように思われます。このような2つの考え方で宜しいのでしょうか。あと燃料消費については、上記のような背景から常に高い出力を得るためには触媒接触面に高濃度のMeOHを供給する必要があるため液体のMeOHの供給速度を遅くする事が出来ないこと。また、単位体積当たりのmol数が液体と気体とで絶対的に異なることから液相の方がカートリッジ交換時期が早くなるのではと考えましたがいかがでしょうか。以上ご教授いただければ幸いです。

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