- 締切済み
坂口安吾
坂口安吾の著作の中から、 一つだけオススメを上げて下さい。 一作品しか読んだ事がなくても、とてもよかった、おもしろかった、印象に残っている、など感想がありましたら、書き込んでみて下さい。 殆ど意味ないけど、NGタイトルを設定してみます →「堕落論」 宜しくお願いします。
- 1511
- お礼率97% (99/102)
- その他(学問・教育)
- 回答数3
- ありがとう数3
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
みんなの回答
- lalalabb
- ベストアンサー率0% (0/4)
風と光と二十の私と が僕は一番好きです。 あさり剥き身屋の倅のくだりは特にいいです。
- ghostbuster
- ベストアンサー率81% (422/520)
安吾の中では万人にお勧めなのが、説話もの。まず『紫大納言』、もちろん『夜長姫と耳男』か#1の方もあげていらっしゃる『桜の森の満開の下』もおもしろい。 歴史小説は、歴史小説というジャンルがキライでなければ『イノチガケ』も『道鏡』も、どれもおもしろい。 現代ものなら『青鬼の褌を洗う女』あたりから。 敗戦後すぐの日本を舞台に取った現代物は、『白痴』にしても『戦争と一人の女』にしても、どれもものすごく「濃い」です。 その当時の空気、匂い、といったものが、濃密に垂れ込めている。 読み始めた瞬間、その匂いにむせかえりそうになる。 それを受け入れられるかどうかという気がします。 『青鬼の褌を洗う女』はそうした作品群のなかでは、ストーリーがくっきりしていて、比較的読みやすいかな、と思います。 ただ、好き嫌いはある、と思います。 『堕落論』のどこがNGなのかはよくわからないのだけれど、『堕落論』の思想を作品化した印象はあります。 歴史小説は、もっとエンタテイメントの色彩が濃いです。 そうした意味で、安吾の作品群の中では、一番読みやすいかもしれません。 まぎれもなく安吾流の解釈と歴史の切り取りなんですが、極太の線で描かれた、色彩豊かな主人公たちが生きている、躍動している。 日本の中世を舞台にした説話もの。 たとえば芥川龍之介のそれが、今昔の世界を、知的でスタイリッシュなものとしてよみがえらせたのだとしたら、安吾のそれは、もっと土俗的で、血の臭い、汗の臭いがします。 『紫大納言』は貴族と天女の恋愛が物語の発端なんですが、なにしろ短編なんで、あらすじなんか書いても仕方がない、たとえば芥川の『六の宮の姫君』なんかとは、ものすごく、とんでもなく違うんだ、ってことだけ書いておきます。あとはぜひ、作品をお読みください。 質問者さんが、安吾をちょっと読んでみようかなぁ、という気持ちになられたらなによりです。
- sakikock
- ベストアンサー率22% (114/510)
私は「桜の森の満開の下」が好きです。 とても安吾らしい作品だと思います。
関連するQ&A
- 坂口安吾「文学のふるさと」「堕落論」
坂口安吾の「文学のふるさと」の中で『救いが無いこと自体が救いである』という表現が出てきます。 堕落論の『人は正しく堕ちる道を堕ちきることが必要なのだ・・・堕ちきる道を堕ちきることによって自分自身を発見し救わなければならない。』 という箇所を踏まえての意だと思うのですが、どのような意味でどのような事を言いたいので言いたいのでしょうか??
- 締切済み
- 文学・古典
- 坂口安吾の『堕落論』の一節の英訳をお願いします。
坂口安吾の『堕落論』の一節の英訳をお願いします。 「戦争に負けたから堕ちるのではないのだ。人間だから堕ちるのであり、生きているから 堕ちるだけだ。だが、人間は永遠に堕ちぬくことはできないだろう。なぜなら人間の心は 苦難に対して鋼鉄の如くでは有り得ない。人間は可憐であり脆弱であり、それ故愚かなものであるが。堕ちぬくためには弱すぎる。」
- ベストアンサー
- 英語
- 坂口安吾のいう『文学のふるさと』の例となるような作品を教えてください!
高校の国語の時間、教科書で坂口安吾の『文学のふるさと』という文章が課題になりました。「モラルがない、ということ自体が、モラルなのだ、と。」という印象的な一文を覚えている方も多いのではないかと思います。 私はここに述べられている『文学のふるさと』に見られるという「何か、氷を抱きしめたような、切ない悲しさ、美しさ」に非常に興味を抱きました。 しかし坂口がこの文章中で「文学のふるさと」としてあげている三つの例(グリム童話『赤頭巾』、狂言『鬼瓦』、『伊勢物語』(白玉か~の部分))だけではどういったものが坂口の言う『文学のふるさと』にあたるのかが掴みきれませんでした。 なので『これには「文学のふるさと」があらわれている!』と思われる他の作品がありましたら、例として教えていただけないでしょうか。 独断で構いません。作品も文字媒体であれば形式は何でも構いません。お礼は挙げていただいた文章を読了後になってしまうかもしれないのですが、これはという作品をご存じの方がいらっしゃいましたら是非回答していただきたいです。どうぞよろしくお願いします。 ↓『文学のふるさと』全文(青空文庫) http://www.ftm.co.jp/bunko/sa/bungakuno_furusato.htm
- 締切済み
- 文学・古典
- 坂口安吾の文章『気候と郷愁』に、こういう段落があります。「大阪人の話に
坂口安吾の文章『気候と郷愁』に、こういう段落があります。「大阪人の話にはいつたいに手振り身振りが多いが、人形芝居をみると、栄三操るところの町人の身振り手振りなぞ、見た眼には大袈裟であるが、然し現代の大阪人にも同じ物が実は生きてゐるのである。」そのなかの「栄三」はどういう意味でしょうか。地名ですか。教えてください。
- 締切済み
- 文学・古典
- 「堕落論」の読みと意味
坂口安吾の「堕落論」が好きなのですが、導入の部分の読みと意味が分からないところがあります。分かる方、教えてください。 "半年のうちに世相は変わった。醜の御楯といでたつ我は。大君のへにこそ死なめかえりみはせじ。若者たちは花と散ったが、同じ彼らが生き残って闇屋となる。ももとせの命ねがわじいつの日か御楯とゆかん君とちぎりて。"(角川文庫クラシックス『堕落論』より引用) 「醜の御楯といでたつ我は。」の意味は? 「大君のへにこそ死なめかえりみはせじ。」の読みと意味は? 「ももとせの命ねがわじいつの日か御楯とゆかん君とちぎりて。」の意味は? どうか宜しくお願い致します。
- ベストアンサー
- 日本語・現代文・国語
- お願いします!
坂口安吾『桜の森の満開の下』についてお伺いします。 この作品で、問題点となるのはどんなことでしょうか? やはり最後の場面の女が鬼に変わる箇所だと思いますが、他にはどんなことが挙げられますか?3つ4つ挙げていただけると幸いです。 そしてその問題点に対して各研究者はどんな論を展開しているのでしょうか。 また、あなたの意見も聞かせていただけると嬉しいです。結局女は何だったのでしょうか?男は何だったのでしょうか?孤独って?鬼って?...難しくて分からないことだらけです。作品を読むということは深いですね。でもだからこそまた面白いということにも最近気が付きました。 厄介な質問になってしまったかもしれませんが、何卒よろしくお願いします。
- ベストアンサー
- 文学・古典
- 坂口安吾の「じろりの女」に分からないところ
1.「じろりの女」にでる「待合」はどんなところですか?泊まる部屋もあるし、酒も飲めるし、女と遊べるところですか? 2. 「お酒でも、買ってきて飲ませてくれると、オヨシちゃんも、女中なんかはさせておかないと言う人がアチラコチラから現れてくるだろうがな。」 意味は分からないが、これはからかう言葉ですか?
- ベストアンサー
- 文学・古典
- オススメの漫画(マンガ)を教えてください。
・いつの作品でも構いません。 ・どのジャンルの作品でも構いません。 ・個人的にオススメという作品でも構いません。 ・かわいいだけ、萌え系、エロ押し系などはNG これはなくても構いませんが、少し説明や補足、個人的な感想など添えていただけると助かります。 回答よろしくお願いします。
- ベストアンサー
- マンガ・コミック
お礼
お礼が遅くなって申し訳ありませんでした。 安吾らしいかどうかは、私にはまだ判りませんが、盗賊の取ってきた首で遊ぶ場面は、気味の悪い描写でありながら、幻想的であるように思えました。 御回答ありがとうございました。