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谷川俊太郎さんの「朝のリレー」詩のなかにでてくる「きりん」って?

谷川俊太郎さんの詩「朝のリレー」について質問です。 CMでも流れていてとても有名な詩ですが、詩のなかに「きりん」がでてきます。 中学の国語の時間に習ったとき「きりんは中国の伝説上の動物。」と発表した人がいて、私もそうだと思いました。ところが先生は「何を言っているんだ。カムチャツカのような寒いところに住んでいるから、アフリカのきりんの夢を見たんだ。」と言うんですね。でも、寒いところに住んでいるからという理由でアフリカのきりんの夢を見るとは思えなくて、いったいどっちが本当なんだろう?と思い出すたび気になって仕方がありません。 あの「きりん」は、アフリカのきりんなんでしょうか?それとも中国の伝説上のきりんなんでしょうか?

noname#34474
noname#34474

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  • rmz1002
  • ベストアンサー率26% (1206/4531)
回答No.1

先生の意見に賛成です。 我々は日本人で、日本は昔から中国の影響を受けているので「麒麟」を知っていますが、 カムチャッカは「ロシア」です。 あまり中国の影響の無いロシア人の、しかも少年が「麒麟」のことを知っているとはといてい思えません。 知らないものの夢は見れません。(見たとしても「よく分からない動物」です。) 一方の「キリン」は絵本や図鑑などにも出てきますので、例えロシア人の少年でも目にしたことがある可能性は非常に高いです。 そー考えると自然と「きりん = キリン」ということになります。

noname#34474
質問者

お礼

ありがとうございました。文化が違うと考えると納得しました。

その他の回答 (3)

  • mocharie
  • ベストアンサー率28% (50/173)
回答No.4

kawa-yuriさんはどうして麒麟だと感じたのですか? 私は、アフリカのサバンナを駆けるキリンの群れが浮かびました。 その方が、詩を映像として感じたときに綺麗だと思いませんか? 詩には、言葉の制限がありますね。 (逆にそれを利用して拡げることもできると思うのですが) この詩は、世界中で朝をリレーしているんだ、という壮大な話で、 そのことを考えても、アフリカのことを夢見ているのだと感じます。 カムチャッカの若者…、と読み始めたとき、「カムチャッカ」という 言葉の響きだけでわくわくしますが、まず雪に閉ざされたイメージが湧きますよね。 (この“カムチャッカ”の地に対するイメージが重要ですね) 1年の半分以上が雪に閉ざされ、厳寒期にはマイナス50度まで冷え込むような (そのくらい寒いときには、息を深く吸ってはいけないんだそうですよ。) 土地に住む人間が、暖かい南の国を夢見るのはごく自然なことでしょう。 「子供」じゃなくて「若者」なのもいっそうアフリカの夢を引き立てるように思えます。 「子供」の夢ならば、無邪気さだけを感じますが、「若者」だとどうでしょう? 自分の殻から世界に飛び出して生きたい、夢や希望にあふれる時期を 厳寒の閉ざされた地域で過ごす、それは恐らく若者には少し陰気な生活でしょう。 暖かで開放的な地の夢を見る若者に、若者特有の生への渇望というか 情熱というか、そういうものを強く感じます。 それと同様に、「メキシコ」の「娘」が朝もやの中にいるのも 女性になる前の乙女だけが感じる何か、朝もやの向こうに何かを待っている 気持ちを感じ取ることができます。 それと対照的にNYの少女やローマの少年は無邪気ですよね。 でも、こんなに深く考えずに、雪に閉ざされた地の若者が アフリカの大地を走るキリンの夢を見ている映像や 日中は太陽がじりじりと照りつけているだろうメキシコの朝もやの中で バスを待つ娘の映像を想像するだけでも心が広がります。 キリンは、前の方がおっしゃるように、暖かい国の象徴 そしてそれは若者にとっては心の開放を示すものだと思います。 「象」でもいいのでしょうが、「キリン」のほうが語感も語数もぴったりで あの長い首が空にすっと伸びているところが映像的にもこの詩にマッチしていると思います。

noname#34474
質問者

お礼

ありがとうございました。どうして麒麟だと感じたか?ですが、一番の理由は「きりん」がひらがなだったことですね。アフリカのキリンなら、カタカナで表記したくなりますが、伝説上の麒麟なら子供が読むとしたら難しいのでひらがなにしたのかなぁ。と思っていました。 それにアフリカといえば私にとってはライオンのほうが先に浮かんでしまうし、暖かい国といえば南国の島のほうが浮かんでしまうので、なんとなくキリンが感覚的にイメージしにくかったんだと思います。でも、カムチャツカの若者だったら、確かにキリンが夢の中に出てきても不思議じゃあないですね。 そう考えると詩の中の登場人物になって詩を読み取るのって結構難しいですね。

  • tsukudani
  • ベストアンサー率42% (19/45)
回答No.3

十二国記がお好きなのでしょうか・・・? 「きりん」はアフリカのキリンです。 寒い国にいる若者の、本でしか見たことの無い暖かい国の象徴がキリンなのです。 「どんなところだろうか」と胸をときめかせ、夢を見ているのだ・・・と私は解釈します。 「北京の若者が麒麟の夢を・・・」なら「中国の麒麟かアフリカのキリンか」で解釈が難しいと思いますが・・・ もし中国の麒麟なら、なぜ中国の思想とまったくつながりの無いロシアの若者が、伝説の麒麟をどうして知っているのかを解釈をするために、詩の一行目だけが異常に複雑になってしまいますし、 王になることを夢見る野望に燃えた若者が、すがすがしい朝の詩に登場すると解釈するのはかなり無理があると思います。

noname#34474
質問者

お礼

ありがとうございました。十二国記はぜんぜん知りません。ただ麒麟は伝説上の動物として知っていたので、夢の中にでてくるなら、麒麟のほうが夢らしいなぁ。と自分の感覚で思っていました。

  • mizuki_h
  • ベストアンサー率33% (176/524)
回答No.2

私は普通に動物園にいるキリンをイメージしていました。 (疑問に思ったことすらなかったかも(^^;) 先生のおっしゃる「寒いところに住んでいるから」という理由ですが、夢というのは願望を表すという一説もありますし、寒い国に住む少年が暖かい国を夢見ても不思議ではないと思います。 例えば寝る前に誰かからアフリカのキリンの話を聞いた、とか。 夢って直前に強く印象の残ったことが出てくることも多いですし。 いえ、これは私が詩から想像を膨らませただけでどこにもそんなこと書いてないと思いますが(^^; そういう想像をしてみるのも楽しいかな、と思います。

noname#34474
質問者

お礼

ありがとうございました。私自身があまりキリンにたいして壮大なイメージを持っていないのも、疑問に感じた原因かな。とも思っています。でも、想像をふくらませてみるのは楽しいですね。

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