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戸建て解体に伴う振動が原因で隣宅基礎にダメージが起こりうるか?

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  • N_Flow
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回答No.5

>Q.木造2F建物解体で隣宅基礎や地盤、建物にダメージ >など起こりうるものですか? 地盤調査をしなければ、断定することはできませんが、地面のバラ ンスが崩れますので影響が出る可能性があります。 影響の度合いは、隣宅基礎や地盤の強度に少なからず依存します。 地盤は、建物の基礎を支える地面のことですが、この地面の地下で は何重もの土質の異なる層になっています。 例えば砂の層や粘土の層、それらが混ざった層、岩や火山灰の層な どと言った具合です。 これらの層ごとに土の性質が異なり、建物を支えるのに適したもの から、何らかの対策が必要なものまで様々です。 普通、土地の上に建物を新たに乗せるとその重みで程度の差こそあ れ建物は沈下します。 既存の建物があった場合でも新たに建てる建物の重さが以前の建物 より重ければその増えた重みの分だけ沈下します。 したがって、シーソーの原理で 解体や新築で隣宅基礎や地盤が、 上下します。 この沈下が均等であった場合は建物に構造的問題を生じる事は有り ません。 建物全体が均等に沈下するのではなく、不揃いに沈下を起こすこと を不同沈下と言います。 不同沈下によって建物が斜めに傾いたり基礎が折れたりすると建物 の構造を支える部材が歪み変形するため構造強度が著しく低下します。 地盤の一部が極めて軟弱であったり、建物の2階建て部分など建物 の一部分の重さが大きい場合に不同沈下をおこします。 通常は著しい構造強度の低下が起きる前に、家が傾いた為、ドアや 窓が開閉できない、壁にヒビが入り隙間風が生じる、部屋の中で平 行感覚が狂いめまいを生じるなど精神的ストレスや日常生活上の問 題が生じたり、ヒビ等から建物内に雨水が進入し躯体が腐食し建物 の寿命が短くなります。 不同沈下が新築後5年程度の時間をかけてゆっくりと沈んで行くの に対し、地震の時に一瞬にして地盤の建物を支える力が失われ、建 物が沈むのが「液状化現象」です。 主に地下水位の高い砂質地盤で発生します。 阪神大震災では、海沿いの埋立地で大規模に発生し数mも地盤が沈 下しました。 以上から、 >戸建て解体に伴う振動が原因で隣宅基礎にダメージが起 >こりうるか?  のご質問に対し、 地盤調査をしなければ、断定することはできませんが、「解体に伴 う振動」による微細な液状化や地面のバランスの変化で隣宅基礎に 影響が出る可能性があります。 影響の度合いは、隣宅基礎や地盤の強度に少なからず依存します。 という回答なります。 地盤の良し悪しは地盤調査でかなりの事がわかります。 「不同沈下」や「液状化現象」の危険性の有無は地盤調査で確認で きます。 いったん「不同沈下」や「液状化現象」が起こり建物が損傷すると 大掛かりな補修工事や建て直しといったことが必要になり、多額の 費用が掛かることになります。 地盤調査の費用は小規模の建物で有れば総工事費の1%以下と言わ れていますので、隣宅問題の対策も兼ねて 新築前にぜひ実施する ことをお勧めします。 以上参考まで。

kitatukui
質問者

お礼

詳細なアドバイスありがとうございます。解体後、建築前に地盤調査を行う予定でしたので、これで何かわかるのではと思います。またこういった因果関係を調査するには、隣宅の建物としての構造やその合法性も考慮しなければいけなそうですね。

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