Siイメージセンサ(フィルタなし)なのに近赤外感度

このQ&Aのポイント
  • Siイメージセンサ(フィルタなし)なのに近赤外感度がないという事実について疑問が生じました。
  • 実際に素子のデータシートを確認すると、近赤外に対する感度がなくて意外でした。
  • 一方、SiPDの受光感度(A/W)スペクトルは近赤外検出が得意であることを示しています。この違いはどのような原因によるものなのでしょうか?
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  • 締切済み

Siイメージセンサ(フィルタなし)なのに近赤外感度

イメージセンサは近赤外の検出が得意と言う認識でしたが, 実際に素子のデータシートを見てみると,近赤に感度がなくて意外でした. 光学フィルタをいれなくとも赤外感度がない. 一方,SiPDの受光感度(A/W)スペクトルはやはり近赤検出が得意であることを示唆しています. これは一体どういうことでしょう? イメージセンサ自体に光学フィルタが成膜されているのですか?それとも,シリコンに対する赤外の透過性を利用して,構造的に感度を落としているのでしょうか.

みんなの回答

  • ohkawa3
  • ベストアンサー率59% (1342/2261)
回答No.1

参考URLの資料のp.107では、一般的な裏面入射型のシリコンイメージセンサの場合、シリコン層の厚さが15~30μm程度しかないので、近赤外域の感度が低下する旨説明されています。 これに対して、シリコンフォトダイオードでは、構造的に十分なシリコン層の厚さが確保できるので、シリコンのバンドギャップで決まる波長1.1μm前後の近赤外域まで、理想に近い感度特性が確保されるように思います。

参考URL:
https://www.hamamatsu.com/resources/pdf/ssd/05_handbook.pdf
jPTrsseq
質問者

お礼

なるほど,構造的なものですね.ありがとうございます.

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