アトピーと月経周期の関係
- アトピー性皮膚炎で悩んでいる人の中には、月経周期との関連性について疑問を持っている人もいます。特に黄体期にアトピーの症状が悪化することがあるようです。黄体ホルモンがアルドステロンの働きを阻害するため、アトピーの症状が悪化するのかもしれません。
- 排卵後の高温期になると、顔が火照ったり痒くなったりする人もいます。これは黄体ホルモンの影響かもしれません。黄体ホルモンはアルドステロンの分泌がピークになるため、アトピーの症状が悪化するのかもしれません。
- 黄体形成ホルモンの分泌を抑える薬も存在しますが、月経周期とアトピーの関連性が明確であれば処方される可能性もあるでしょう。また、同じく黄体形成ホルモンの分泌を抑えるはたらきがあるとされるブラック・コホシュというハーブのサプリメントも試してみる価値があります。専門の医師に相談してみると良いでしょう。
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アトピーと月経周期
２～３歳からアトピーで，知識のない祖父母や両親にステロイド軟膏漬けにされていたみたいです。 物心ついたときにはすでに浅黒い体になっていました。 現在26歳。乾燥が主体で上半身には鳥肌様の湿疹・痒みと色素沈着があり，顔は毛細血管が浮き出てステロイドを塗らなければ痒みと炎症を繰り返すような状態です。 去年辺りから，月経周期とアトピーの悪化は関係しているのではないか？と思うようになりました。 と言うのも，どうも私の場合，排卵が終わり，高温期に入ると顔が火照りと痒みで真っ赤になったり，体の乾燥や痒みが増すようなのです。 そこで色々検索してみたのですが， １．黄体ホルモンには抗アルドステロン作用があるらしいこと ２．アルドステロンは排卵の前に分泌量がピークになるらしいこと 私にはこの２点しか情報を掴むことができませんでした。 これらの情報を元に考えると，黄体ホルモンが副腎皮質ホルモンの一種であるアルドステロンの働きを阻害するはたらきをもっている為に，黄体期にアトピーの悪化を招いているのではないか？という考えが浮かびました。 この考えは正しいのでしょうか？ また，処方期間は60日までと定められている黄体形成ホルモンの分泌を抑える薬もあるようですが，このような理由で処方してもらうことはできるのでしょうか？ とりあえず，ブラック・コホシュという同じく黄体形成ホルモンの分泌を抑えるはたらきをもっていると言われているハーブのサプリメントを試してみようと思っています。 これらの内容について専門知識のある方がいらっしゃいましたら，是非回答をお願い致します。
- tomo-2004
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女性の月経周期には、副腎皮質ホルモンの変動が強く関係しますので、アトピー皮膚炎が月経周期とともに悪化をすることはよくあります。 お書きになったアルドステロンと黄体ホルモンの関係は否定しませんが、そればかりではなく複数のホルモンが複雑に変動しているのです。薬で排卵、生理を遅らせたり止めたりすることはできますが、その場合他の副腎皮質ホルモンがどうなるのか、アトピーにどのように影響するのか、についてははっきりわかってはいないですし、個人差も大きいのです。 月経・生理に影響を与える薬は、妊娠・生殖に関わる副作用も当然少なくないので、皮膚科の先生はまず手を出しません。ハーブのサプリメントを試すことくらいはなさってもよいと思いますが、これは自己責任においてです。 医薬品を用いて、アトピーの悪化を防ぐために月経自体をコントロールすることは、医者はまずしないと思います。 重大な副作用があった場合には責任が問われ、そのような治療目的での月経コントロールは一般的に認められた治療ではなく、訴訟になればまず医者が負けるからです。
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やはり女性ホルモン等のコントロール薬はアトピー性皮膚炎の改善目的での処方は認められていないんですね。 今のままではステロイドの使用をやめることができないだろうと思うと，つまりは妊娠も望めない（胎児への悪影響を考えると）ってことだなぁと落胆してしまうのです。 だけど，もしホルモン療法でアトピーが改善されたとしても副作用で生殖機能が狂ってしまったりしたら元の木阿弥なんですね。 何かよい手立てはないものか，めげずに探してみようと思います。 回答ありがとうございました。