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原形質分離について
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5%のスクロース水溶液と3.5%の塩化ナトリウム水溶液では浸透圧が違うからです。 ...あまりに当然すぎる回答ですが、それが理由です。 おそらくこんなことは分かっていますよね?質問内容はなぜ3.5%の塩化ナトリウム水溶液の方が「薄い溶液なのに分離するのか?」という点ですよね? 浸透圧を計算する式にP=CRTのようなもの(記憶が確かではないので少し違うかもしれません)がありましたよね。この式によるとRは定数なので浸透圧はC(容量モル濃度)とT(温度)によって変化します。 実験はおそらく同じ温度条件下でおこなったでしょうから、この場合にはモル濃度のみが浸透圧の差を決める要因になります。 ここで5%のスクロース水溶液と3.5%の塩化ナトリウム水溶液では前者の方が濃度が濃いような気もしますが...実際に浸透圧として問題になるのはモル濃度です。ここでの5%や3.5%という濃度はおそらく重量%かと思います。浸透圧の計算時にはこれをモル濃度に直す必要があります。 塩化ナトリウムはNaCl、スクロースは(C6H12O6)2になります(スクロースは全然違うかもしれませんがそのくらいの高分子です)。つまり5%のスクロース水溶液と3.5%の塩化ナトリウム水溶液では、モル濃度に変換すると前者の方が薄い溶液になり、浸透圧も小さくなります。 面倒なので実際に計算したわけではありませんし、式や分子式も間違えているかもしれませんが、おおむねそういったことが理由です。
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- genogeno
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浸透圧とはその液が半透膜を通してとなりの液から水を吸い込む力と考えると何かと便利なようです。 細胞の中の液も浸透圧をもつし、スクロース液も浸透圧をもちます。そして水も含まれます。 アニメで説明が出てますので以下のURLを参考にしてください。
お礼
ありがとうございました。大変わかりやすかったです。
- genogeno
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高校の生物に出てくるテーマですね。 教科書ではたしか、5%では原形質分離は生じず、30%ではかなり分離することになっていたと思います。実際に自分でやったわけではありません。 原形質分離が起こる理由は簡単にいうと、細胞の浸透圧と外液(この場合はスクロース溶液)の浸透圧に差があって外液の浸透圧が大きいために細胞内の水が外に出て行ってしまうからということなのですがこれだけではなかなかわかりづらい思います。浸透圧についてはご存知ですか?
お礼
ありがとうございました。浸透圧はすこしわかります。
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お礼
ありがとうございます。とても参考になりました。