SN比と分解能についての質問

このQ&Aのポイント
  • ADコンバータの仕様について質問があります。分解能が高い方がSNが良いのか、一般的に分解能とSNは比例しないのか調べましたがわかりません。
  • 仕様書の条件としてサンプリング周波数と分解能が異なるADコンバータを比較しています。量子化雑音や分解能の関係を調べても優劣がわかりません。
  • ADコンバータのSN値は量子化誤差以外の条件も考慮されているため、同じ条件で理論値を計算しないと優劣がわかりません。量子化雑音や分解能などの条件によって異なる可能性があります。
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SN比と分解能

ADコンバータの仕様についてお聞きしたい点があります。 2つ候補にしているADコンバータがあります。  ?入力レベル:MAX1.8Vp-p、分解能:16bit、SN:90dB  ?入力レベル:MAX2.2Vp-p、分解能:24bit、SN:85dB 分解能が高い?の方がSNが良いのではと思っていたのですが、分解能も入力レベルも低い?の方がSNが良い仕様になっています。 一般的に分解能とSNは比例しないのでしょうか? いろいろと調べてみましたが、SN=20*log(2^分解能)の式を見たりしましたので。 ありがとうございます。 仕様書の条件としては、?がfs=44.1kHz , ?がfs=16kHzと条件も全く一緒ではありませんでした。 教えていただいた、量子化雑音NQの計算式から、  サンプリング周波数が速い程、また分解能が高い程、量子化雑音は大きくなるという認識であっていますでしょうか? 仕様書のSN値は量子化誤差以外の条件などが考慮したSN値とのことなので、サンプリング周波数を同じ条件にして、理論値を計算するなどしないと優劣を判断できないのでしょうか?  例えば、量子化雑音は?が有利、分解能では?が有利など。

noname#230358
noname#230358

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noname#230359
noname#230359
回答No.1

>SN=20*log(2^分解能)の式 この式は、量子化誤差(=量子化雑音)と呼ばれる、AD変換の際に理論的に 発生するアナログ信号とデジタル信号の差分を表したものです。 実際のADコンバータのSN比は、アナログ信号を扱うバッファーアンプが発生 する雑音、サンプル&ホールド回路の精度、AD変換回路の精度などに基づき 先に記載した理論的な値より、SN比が劣化します。 2つ候補のSN比は、量子化誤差に基づくSN比ではなく、その他の要因も含む 現実のSN比を表していると思います。 仕様書のデータを比較するときは、数値の大小だけでなく、測定条件について も注意することが必要です。 >サンプリング周波数が速い程、また分解能が高い程、量子化雑音は大きくなるという認識であっていますでしょうか? サンプリング周波数と量子化雑音は関係ありません。 分解能が高いということは、ビット数が多いことに対応するので、量子化 雑音は少なくなる方向です。 サンプリング周波数と量子化雑音は関係無関係ですが、SN比が目標を満たす ADコンバータであれば、サンプリング周波数を考慮せずに選定してよいこと を表すのではありません。サンプリング周波数は、所要の周波数特性から 決めるものです。

参考URL:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8F%E5%AD%90%E5%8C%96%E8%AA%A4%E5%B7%AE
noname#230358
質問者

お礼

ありがとうございました。 今後教えていただいたことを参考にしてみます。

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