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制動時の減速度又は走行時間の求め方を教えてください

noname#230359の回答

noname#230359
noname#230359
回答No.7

今一度考察してみました。 「ロープは剛体ではない」という前提なので、それをどうモデル化するかがポイントと思います。 ここでのモデルは、滑車と物体間、ブレーキ摩擦作用点と滑車間、ブレーキ摩擦作用点と物体間、においてロープがたるむ場合には、その間の張力はゼロとすることで、ロープを剛体とみなしません。また、その間のロープがピンと張っている場合は、ロープを剛体とし、たとえば細い棒でつながれているものとしています。 A側にブレーキ機構を設置した場合です。 ロープが物体Aを引っ張る張力を Ta, 物体Bを引っ張る張力を Tb, 物体Aの下方向への移動距離を xa, ブレーキ機構による摩擦力を fd とします。 物体Aの側で滑車がロープを引っ引っ張る張力を Ta', 物体Bの側のそれを Tb' とします。 滑車の回転角度をθとし、xa が正の向きでθも正です。 dot{*}は1階、ddot{*}は2階微分です。 まず、物体Aの落下速度 v0 の時にブレーキを稼働させた場合、物体A側の滑車とブレーキ摩擦作用点の間でロープがたるむのかどうかを調べなければなりません。 次のモデルを考えます。 前提条件から、ロープがたるむ場合、Ta' = 0 です。したがって次の運動方程式を得ることができます。 d/2 * (-Tb) = J * ddot{θ} Ma*g - fd = Ma * ddot{xa} Mb*g - Tb = -Mb * d/2*ddot{θ} これを解いて、ddot{θ}とddot{xa}を得ます。私はフリーの Maxima さんに計算してもらいました。 ddot{θ} = -2*d*g*Mb / (4*J + d*d*Mb) ddot{xa} = (g*Ma - fd) / Ma ddot{θ}は滑車の角加速度ですから、その周加速度 ddot{xa'} に変換します。 ddot{xa'} = ddot{θ}*d/2 = -d*d*g*Mb / (4*J + d*d*Mb) 仕様から、g*Ma > fd なので、物体A の落下加速度は正、物体Aは加速しながら落下することになります。 一方、滑車の周速度は負です。 「物体Aが加速しているのに滑車の周速度は減速する」ことはあり得ないので「ロープがたるむ」とした仮定とそのモデルは成り立ちません。 したがって、この仕様ではロープがたるまない。 つまり剛体として扱ってよいことになります。 物体Aが停止するまでの時間を求めます。 ロープはたるまないのですから、高等学校物理の「剛体の運動」の知識で解くことができます(回答(1)参照)。 偉そうに大学基礎物理の「動力学」の見地で解いてみます(いや、解くのは Maxima さんですが。) 運動方程式は下です。 d/2 * ( Ta - fd - Tb ) = J * ddot{θ} Ma * g - Ta = Ma * d/2 * ddot{θ} Mb * g - Tb = -Mb * d/2 * ddot{θ} xa = d/2 * θ これから、 dot{xa} = 0 となる時間を求めると、 t = v0*( 4*J + d*(Ma + Mb) ) / ( d*d*( g*(Mb - Ma) + fd) ) となりました。 仕様から、 t = 0.1778 sec です。 移動距離は v0 * t/2 = 0.04445 m たぶん、回答(1)と同じ結果と思います。 物体B側にブレーキ機構を設置した場合については、また別の機会に。 おっ~と、ちょっとtypeミス。 > 一方、滑車の周速度は負です。 ↓ > 一方、滑車の周加速度は負です。 重ねがさね恥ずかしい。 > t = v0*( 4*J + d*(Ma + Mb) ) / ( d*d*( g*(Mb - Ma) + fd) ) ↓ t = v0*( 4*J + d*d*(Ma + Mb) ) / ( d*d*( g*(Mb - Ma) + fd) ) 物体B側にブレーキ機構を設置した場合です。 ロープが物体Aを引っ張る張力を Ta, 物体Bを引っ張る張力を Tb, 物体Aの下方向への移動距離を xa, 物体Bの下方向への移動距離を xb, ブレーキ機構による摩擦力を fd とします。 物体Aの側で滑車がロープを引っ引っ張る張力を Ta', 物体Bの側のそれを Tb' とします。 滑車の回転角度をθとし、xa が正の向きでθも正です。 dot{*}は1階、ddot{*}は2階微分です。 まず、物体Aの落下速度 v0 の時にブレーキを稼働させた場合、物体B側のブレーキ摩擦作用点と物体Bの間でロープがたるむのかどうかを調べなければなりません。 次のモデルを考えます。 物体A側にブレーキ機構を設置した場合と同様に、ロープがたるむ場合、Tb = 0 とします。次の運動方程式を得ることができます。 d/2 * (Ta - fd) = J * ddot{θ} Ma*g - Ta = Ma * d/2 * ddot{θ} Mb*g = -Mb * ddot{xb} これを解いて、ddot{θ}とddot{xb}を得ます。今回もフリーの Maxima さんに計算してもらいました。 ddot{θ} = 2*d*(g*Ma - fd) / (4*J + d*d*Mb) ddot{xb} = -g ddot{θ}は滑車の角加速度ですから、その周加速度 ddot{xb'} に変換します。 ddot{xb'} = ddot{θ}*d/2 = d*d*g*(g*Ma - fd) / (4*J + d*d*Mb) 仕様から、g*Ma > fd なので、滑車の周加速度は正です。 一方、物体Bの加速度は負です。 「滑車の周速度が加速しているのに物体Bが減速する」ことはあり得ないので「ロープがたるむ」とした仮定とそのモデルは成り立ちません。 したがって、この仕様ではロープがたるまない。 つまり剛体として扱ってよいことになります。 物体Aが停止するまでの時間を求めます。 やはり偉そうに大学基礎物理の「動力学」の見地で解いてみます(いやいや、解くのは Maxima さんですが。) 運動方程式は下です。 d/2 * ( Ta - Tb - fd ) = J * ddot{θ} Ma * g - Ta = Ma * d/2 * ddot{θ} Mb * g - Tb = -Mb * d/2 * ddot{θ} xa = d/2 * θ 式の形は、物体A側にブレーキ機構を設置した場合と同一なので、以下略。。。。。

noname#230358
質問者

お礼

何度も回答いただき、ありがとうございます。 ロープが剛体か、否かについて 下名の説明が解りづらく申し訳ありません。 てっきり、剛体=引き上げられる側Bが制動時に飛び跳ねる上方向の         力が制動力に影響する と思ってしまい、剛体ではないです。と回答してしまいました。 制動力が極端に大き過ぎる(B側が飛び跳ねるほどに、ロック状態) のならば、瞬間的にはロープが緩むと思いますが、 すべりを伴いながらの制動力なので、飛び跳ねて緩むことは ないと思います。 どのように説明したらよいのか... 物体A側の滑車とブレーキ摩擦作用点の間でロープはたるみません。 滑車はブレーキ制動時はフリーの状態です。 ロープは常にピーンと張っています。 A側とB側をフォークリフトで持ち上げるとロープは緩みます。 説明がへたくそですみません。

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