片もち構造の軸回転について

このQ&Aのポイント
  • 片もち構造の軸回転について機械設計の初心者です。
  • 片もち構造の軸にダイヤルゲージを当てて回転させると、振れ量が異なります。
  • 回転偏芯の原因は軸芯の傾きによるものです。剛性がある方向の軸は振れは小さく、片もち側は振れが大きくなります。
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片もち構造の軸回転について

機械設計の初心者です。 軸の回転偏芯に悩んでいます。 機械設計に詳しい方、ご教授下さいませ。 ●状況 片もち構造の軸があったとします。 軸仕様は、 軸芯は真直にかぎりなく近く、振れや真円度は精度◎、 Φ50のSUS、長さ600mm程度。 片もちの構造仕様は、 軸を受けて井いる方向(強度がある側)は、 側板内にベアリングがあり、軸を受けておりかつ回転可能。 この側板側に、motorがあり軸を回転可。 この軸は片もち構造ゆえに、片もち側に近づくにつれて 軸の撓みが大きくなります。 ●ご質問です。 この構造の軸にダイヤルゲージを当てて回転させると、 軸の軸線方向のダイヤルゲージを当てたpointで、 振れ量が異なります。 振れが大きいのは片もち側で、 振れが小さいのは軸の剛性がある側(側板側)です。 この理由を理屈で説明すると、 軸芯が傾くことにより回転偏心が起きるから。 すなわち、 剛性がある方向の軸は(側板側の軸)、まだ軸芯が真っ直ぐで振れは小、 片もち側は、回転軸芯である剛性側よりも軸芯が下方に倒れてしまうため、 振れが大きくなってしまう、 という理屈でよいのでしょうか? ご回答をお待ちしております。

noname#230358
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みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.5

>軸芯が傾くことにより回転偏心が起きるから これには、自重によるたわみと、軸が傾いている(取付、芯だしの問題)ため先端部で拡大されることが考えられます。 (2)さんが指摘されているように、ダイヤルゲージの押し付け力も馬鹿にならないと思います。 自重によるたわみ、ダイアルゲージ押し力によるたわみを計算してみて、それより振れが大きいようであれば、芯だしの問題と思います。

noname#230359
noname#230359
回答No.4

回答(2)さんの解説どおとりとすれば、軸の重心に偏心量に応じた遠心力が作 用し、これにより振動が発生します。軸の危険速度の考え方を参照ください。 以下参考にしてください。 http://www.rmc.mce.uec.ac.jp/webclass/MachineMechanismDesign/Shaft.pdf http://www.mech.ibaraki.ac.jp/~matsu/kikensokudo.html

noname#230359
noname#230359
回答No.3

情報量が少ないです。 回答(2)さんのようなマンガ絵を用いての補足説明が欲しいです。 さて、小生の推測では、貴殿の記述と異なる見解もできます。 > 剛性がある方向の軸は(側板側の軸)、まだ軸芯が真っ直ぐで振れは小、 片もち側は、 > 回転軸芯である剛性側よりも軸芯が下方に倒れてしまうため、振れが大きくなってしまう、 > という理屈でよいのでしょうか? に対しては、 片もち側は、回転軸芯である剛性側よりも軸芯が下方に倒れてしまうが、その位置関係は 回転しても軸芯の下方への倒れ方は同じなので、振れは一定となります。 ≪SUS製φ50mmシャフトの軸芯は真直に限りなく近く、振れや真円度は精度◎、プラス 円筒度やその他の幾何公差も◎なら≫ ≪軸芯が下方に倒れてしまい、ダイヤルゲージの当て方が上から下へと下から上へでは、 ダイヤルゲージの測定圧の影響で不安定になるので、測定圧の低いレバータイプを使用する≫ ≪≫内の但し書きの裏返しで、変化している(振れている)とも考えられます。

参考URL:
http://kousyoudesignco.dip.jp/drawing_KIKAKOUSA.html http://www.nbk1560.com/technical/pdf/686-689.pdf http://www.mitutoy
noname#230359
noname#230359
回答No.2

絵を描いてみました。  ┏━━━━━━┓     ┃      ┃         ↓ ┏┃      ┃━━━━━━━━┓─     ┗┃      ┃━━━━━━━━┛─  ┃      ┃A      B ↑  ┃      ┃         φ50  ┃      ┃  ┗━━━━━━┛         │─── 600mm──│ 片持ちの回転軸とは、上の絵のようなものと想定して良いでしょうか? 付け加えて質問です。 1)軸芯は真直にかぎりなく近く      真直とはどのようなことを表したいのでしょうか? 2)振れや真円度は精度◎、     ◎とは、極めて良好ということでしょうか? 具体的な値は? お問い合わせは、ダイアルゲージを使って振れを測定したとき、 A点に当てて測定した値にくらべ、B点に当てて測定した値の方が数値が 大きくなった(振れが悪化した)ということですか? ところで、「振れ」と仰っているのは、ダイヤルゲージの針の振れる最大値 と最小値の差のことでしょうか? 振れを測定した際の軸の回転は、十分に遅い(例えば、軸を手で回して測定) でしょうか? 差し支えない範囲で、もう少し定量的にご質問になった方が、適切な回答が 得られそうに思います。        片持ちの軸は、支持側に比べて先端側の振れが大きくなるのはごく一般 的な現象のように思います。軸に僅かな曲がりがあれば、先端が振れ回る のは当然のようにも思います。また、回転数が上昇すれば、僅かなアンバ ランスも遠心力の作用で振れが拡大する方向になると思います。 どの程度の振れが生じると予想し、どの程度予想が外れたのかを具体的に 記載してみたら如何でしょうか。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

>軸芯が傾くことにより回転偏心が起きるから。 >すなわち、 >剛性がある方向の軸は(側板側の軸)、まだ軸芯が真っ直ぐで振れは小、 >片もち側は、回転軸芯である剛性側よりも軸芯が下方に倒れてしまうため、 >振れが大きくなってしまう、 >という理屈でよいのでしょうか? ベアリング側が剛体(実際は完全剛体では無いが)とすれば、上記の 通り円筒片持ち梁にて自重で先端が撓んでいることが、主要因と考えて 差支えないでしょう。 実際は、ベアリング部の嵌合や動定格荷重、予圧などで微妙に影響を 受けますが。 キチンとした計算式は、後の回答者さんにお任せします。 とりあえず露払いまで。 回答(2)氏のAA画力に脱帽です。 追記すると。絶対水平に対してA-B間を上下方向&左右方向にダイヤルを 走らせることは可能でしょうか?

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