回転軸と回転物の固定方法とは?

このQ&Aのポイント
  • 回転軸と回転物の固定方法には、キーで固定する方法やDカット止めねじを使用する方法などがあります。
  • しかし、回転軸径方向に雌ねじタップを切って回転物をねじ固定する構造はあまり見受けられません。
  • Dカット+止めねじを使用する場合、止めねじが垂直に当たっていないと緩んでしまう可能性があります。タップを切ってねじ止めする方法も検討する価値があります。
回答を見る
  • ベストアンサー

回転軸と回転物の固定方法

回転軸と歯車などの回転物との固定方法について 教えてください。 ・キーで固定する ・回転軸をDカット止めねじで押さえる  : などはよく見受けられますが・・・ 回転軸径方向に雌ねじタップをきって、回転物には 座ぐり孔として、ねじ固定した構造はあまり見受けません。 なにか私の知らない不都合があるのでしょうか? 現在、Dカット+止めねじとしていますが、 Dカットの場合、止めねじが垂直に当たっていないと 緩んでしまいます。 加工工数を考慮すると、軸にタップを切って ねじ止めでもよいと思いますが、いかがでしょう??

noname#230358
noname#230358

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#230359
noname#230359
回答No.3

私は今現在は焼き嵌めの軸を設計している。当然荷重も大きく軸径もφ135だ 回答2さんの言うようにキー溝を付けるだけで、軸は極端に弱くなるし応力集中 による回転曲げ疲労強度も下がっていくことにもなります。ましてや切り欠き の集合体のようなネジを軸に切ることなどは設計者から見ればジンジラレナイ 但し荷重の小さい軸ならば良く見かけたりするけど、大抵はガタガタになって しまっている。小さくとも高速回転の軸などはテーパー軸と半月キーなどです 更に止めネジの基本は私は2箇所-120°と教えられました。何故ならば、軸の 嵌合のガタにより1点で支持されるとした場合2箇所-120°なら丁度、正三角形 の形でバランス良く支持され緩みが少ないという理屈だからである。またイモ ネジよりも先端がボール状になったものがベアリングユニットにも多く見られる これらもDカット面取り部に、直角に当たらなくともセットできるためである コストカットすることと品質を落とすことはキワドイ位置にあるのでしょうが そこらの荷重との塩梅がノウハウであるとも言えるのでしょうかねぇ 「絶対にやってはいけません的回答」などは微塵も覚えがないのだが・・・む 機械設計に絶対などということは無いだろう。使用環境に合った設計を選択し 長年に渡り故障がないのであれば今回の方法でも何ら問題では無いのだろうが 基本的に断面形状が極端に変化するような軸は疲労を考慮しなければならない っと申し上げたかっただけである。だから安易に結論など出すべき問題でない 撹拌機というか撹拌装置も勿論経験があるし軸も設計した経験もあるのですが どちらかと言えば軸の強度よりも剛性不足による振動の方が問題になる場合の 方が多いように思える。使用場所や用途によって的確に判断されるべき問題だ 思いだしました。水処理機械のベアリングユニットの止めネジ部分なのですが 組付け後に、下穴キリで皿モミしてボール先止めネジでセットしなさいという 指示を出した一部上場プラント企業が居た。結構作業も面倒なのだが、効果は あったようです。まぁ、Dカットに面取するよりも効果はあるように思えます 参考になれば・・・但し切り粉の取り出しとかメッチャ面倒な部分があります

noname#230358
質問者

お礼

早速のご回答ありがとうございます。みなさん参考になりました。 (ここに代表してお礼させていただきました。) 私の経験的に、Dカットから軸タップにして改善されたことが ありますが、世間的にあまり見かけない構造に疑問?がありました。 おっしゃられるとおり、軸径、断面形状や伝達トルクなどの条件で 一概に決まるものではありませんが、適切な固定を選択したいと 思います。

その他の回答 (6)

noname#230359
noname#230359
回答No.7

回転軸と回転体(歯車等)は例え主に一方向回転で駆動する装置でも、 正逆回転する事を前提で設計します。 回転物に座ぐり孔と回転軸に雌ねじでは、 次の2問題が発生する恐れが有ります。 1) 止メねじが穴のクリアランス分動くことにより、回転物との間で滑りねじ が緩むこと、 2) ねじの谷部でせん断する恐れが有ります。 参考までにキ-固定式と回転軸Dカットねじ止メ式以外の方法2例を書きます。 下記のアドレスに参考図2例を記載しています。 http://fac9999.web.fc2.com/auto.html   左上の図面 1、メカロック方式(購入品で多くのメ-カ-有ります)    多数使用装置の場合は多少コストが掛かります。       利点として組立時にシビアな角度調整が必要な場合に適しています。      右上の図面(図面が小さく見難いかも知れません) 2、接触面中間部セットビス固定式、下穴貫通出来る構造の場合は   ノックピン等で固定することも有ります。   利点が多いです。   ※コストが安い   ※ガタが無く、剛性があり、組立分解がし易い   ※図例の様な防水構造で肉厚が薄くキ-加工出来ない条件でも出来ます。   少し参考に成れば幸いです。

参考URL:
http://fac9999.web.fc2.com/
noname#230359
noname#230359
回答No.6

軸方向でネジ固定する方法は軽負荷のときやカラー等の脱落防止くらいにしか 使いません。ネジはその軸力により結合する方法なので、長期間の使用で緩む ものと考えたほうが良いと思います。したがって繰り返し負荷がかかる軸部品 の結合には適さないと考えます。 最近ではネジ締めによりテーパー面で摩擦接合するカップリングがよく使われ ているように思います。 http://www.tsubakimoto.jp//power-transmission/shaft-hub-locking/friction/power-lock/

noname#230359
noname#230359
回答No.5

ギヤじゃないが グラインダーとかサンダー 丸のこ とか見てください

noname#230359
noname#230359
回答No.4

所謂、攪拌機とかアジテーターとかで↓のような http://www.satake.co.jp/product/kakuhan02.html シャフトの延長するのに所謂、印籠継ぎして その印籠をシャフトにボルト貫通でナット止め <ナットには割ピン そうする事でシャフトの脱落防止になるそうだ 尚、↑のメーカの製品がそのような構造かどうかは知りません あくまでそのような機械を見た事があった言う事例の紹介だけです 検索して一番最初に出たと言う以上の理由はありません ただ、前出の先生方が絶対にやってはいけません的回答されてるので... 特殊な事例なのでしょうが、法的に禁止されてる事でも無かろう?

noname#230359
noname#230359
回答No.2

何にしろ、せん断応力が掛かる。 受ける断面積の比較でボルトやピンより(長さがとれる分)キーの方が大きくでき、より耐えられる。   http://www.shikaku-tech.jp/L-43_46.pdf   P.27(最後)キー、ピン、コッタの種類 接線キーというのが最強です。   http://www.rmc.mce.uec.ac.jp/webclass/MachineMechanismDesign/Key_and_Coupling.pdf   軸との締結と軸継手 それ以外の方法もある   ↑P.2 軽負荷にはテーパーピンを使うことがあります。ボルトはここに出てなく用例は少ない。 ?フランジ式テーパーリング?以下の3つは摩擦による固定で意外に強い。 どの方式がダメということはないです・・・欠点を覚悟して使えば Dカット+止めねじは、止めねじ先端のカドにテコで拡大された力が集中し、摩滅し(フレッティング摩耗)、ガタになり、ねじの緩みになりやすい。 ボルトで軸を突き抜く方式はバカ穴の遊びがありガタになりやすい。テーパーピンはガタが無いから選ぶ。 キー固定でもガタは禁物。フレッティング摩耗でやられやすい。 受ける断面積の比較とはこういういことです。キーは横に寝た面積   ボルト ●   ■■■ キー 太さは両者おなじ。軸径の1/4~1/3が限界

noname#230359
noname#230359
回答No.1

> なにか私の知らない不都合があるのでしょうか? そうです。 軸に穴を開けて、強度を落とすことになるのを嫌うからです。 たとえ軸の直径に余裕があっても、部分的に切り欠きを生じるのはどうかな? Dカット+止めネジ が緩むのは、 軸径と穴径の設計が宜しくない場合が殆ど。 ガタガタなのに、ネジで無理に締めても駄目。 きちんとした嵌め合いで、ネジ締めで隙間がゼロになる様にする。 ネジの対面は、軸面と穴の内面が密着する状態に。 Dカットは、もう1面カットして、直交する2面で締めるのが王道です。 (こういうことを、大学の先生が教えられなくなってきたらしい。) まぁ、コスト高を許容するなら、スプラインを使う手も有り。 滑動の設定も出来るし、固定でも使える。 他には、大学の機械要素で最初にやった「コッタ」。 昔は、自転車のクランクにもコッタが使われていたものです。 (四角いテーパ軸のコッタレスクランクが登場した時は、衝撃だった。) 回答(3)1Nの涙 氏の、120°2箇所止めは理想的だが、 軸加工の角度出しが面倒。 よって、フライスで簡単に加工できる、直交2面となる。 ついでに書くと、テーパは最強の固定方法。 旋盤の芯押し台で、モールステーパだけでドリルチャックが固定されるのは びっくりしたものですよ。 しかも、ちょんと突くだけで取り外せる。 誰が最初に考えたのだろう? 頭のいい人っているもんだね。

関連するQ&A

  • 回転しない軸の英語は?

    機械部品としての軸の英語を教えてください。 軸上に歯車が付いており、歯車自体は回転するも、軸は固定の場合、この軸を英語で何と言うのでしょうか? 歯車が軸に固定され、軸も一緒に回転する場合、shaft等が使われるのではと考えていますが、固定の軸の場合、shaftは使えないのではと考えています。 よろしくお願いします。

  • 軸の回転を止めるようなブレーキを探しています

    垂直軸型水車の設計をしているのですが. 軸径8mmで,回転数は100rpm程度になります. スイッチでこの軸の回転を止めるようにするには どういうブレーキを使うかを検討しています. よいものがあれば紹介していただけませんか?

  • 歯車と軸の固定方法

    http://store.shopping.yahoo.co.jp/dendouki/khk-msgb1-60.html このような、歯車と軸を固定するためのネジ穴がない歯車を軸に固定するにはどのようにするのでしょうか。 軸は外径20mmのアルミパイプの予定です。

  • ねじりを受ける軸の設計、歯車

    質問があります。 テーブルを回転させるために、モータを用い、軸には歯車を介して3段で減速するつもりです。 モータ軸+歯車→中間軸1→中間軸2→テーブル軸 という流れのつもりです。ターンテーブル等を作りたいのです。 そのときの軸、歯車をどう計算すべきでしょうか? 垂直置きを検討しいているので、ねじりのみを考慮でしょうか? また垂直置きにするなら気をつける点はどのようなところでしょうか? わかりづらい説明かもしれませんがよろしくお願いします

  • 歯車の軸の強度計算について

    平歯車の軸の強度計算を現在行っています。 軸径の計算は軸に発生する曲げモーメントとねじりトルクより相当曲げモーメントあるいは相当ねじりトルクより、軸径を決定します。 この軸径に発生する曲げモーメントの算出は、歯車の接線力と半径方向力を合成した力から求めます。 ふと疑問に思ったのですが 歯車接触面における接線力は軸を回転する力(ねじりトルク)で、半径方向力のみが曲げモーメントを発生する力ではないのかと思いました。 なぜ、合成力から曲げモーメントを算出するのでしょうか? 簡潔に述べると 接線方向力:軸を回転するだけの力? 半径方向力:軸に曲げを発生する力? 曲げモーメント:なぜ接線方向力を考慮した合成力で計算するのか?(半径方向力のみの考慮ではだめなのか) よろしくお願いします。 参考資料です(P.9-11) http://www.cct.ac.jp/mech/gearreducer/spar.pdf#search='%E6%AD%AF%E8%BB%8A+%E8%BB%B8+%E6%9B%B2%E3%81%92'

  • 歯車と軸のガタについて

    軸の両端を固定し、歯車を回転させる構造の場合、 軸と歯車の公差は、どの程度にすべきでしょうか?  軸はSUSのΦ3  歯車はPOMで歯数20です。

  • プランマブロックの軸の取り付け方法について

    いつもお世話になっています。 防塵と高速回転の目的でプランマブロックを2つ使用して両持ちで使用しようと思っています。 http://www.ntn.co.jp/japan/products/catalog/pdf/plummer/index.html 使用を検討しているNTNのプランマブロックのサイトです。 しかしどの会社のプランマブロックも軸の固定方法がわからず軸が固定することができません。どのように軸を加工して動かないように固定できるのかを教えていただけないでしょうか? またほかによい方法やサイトがあればご教授お願いいたします。 回転数:5000rpm  軸径:φ40mm 粉塵:鉄粉 A:加工ツール B:プランマブロック C:プーリ                --------A         ||         ||         ||      壁|--------B      壁| ||      壁| ||      壁| ||      壁|--------B                           ||         ||         ||        --------C わかりずらい図ですがよろしくお願いいたします。 SNZ2か3でシャフトにネジを切って固定しようと思います。 毎度ですが参考になるアドバイスどうもありがとうございました。

  • 質量mの円板に垂直に固定軸が突き刺さっており、軸の周りを自由に回転でき

    質量mの円板に垂直に固定軸が突き刺さっており、軸の周りを自由に回転できるものとする。円板の回転角をθ(反時計回りを正、円板が静止しているときθ=0)、重力加速度をg、固定軸と円板の重心の距離をLとする。モーメントをNとすると、N=-mgLsinθが成り立つそうです。 右辺が負である理由が、θの増加を妨げる方向に重力mgsinθが働くからだそうです。妨げる方向に力が働くのはわかるのですが、それが負につながる理由が分かりません。 どなたか回答お願いします。

  • 軸の磨耗

    <軸削れポイント>  ・ベアリング内輪との接触している部分  ・六角止めねじの頭まで磨耗 <機器の特徴>  ・ベアリングユニットを使用し六角止めねじ2本で軸を固定している。  ・ベアリングユニット間に主動ローラーがあり、外側に駆動モーターを取付  ・駆動モーターは、トルクアームで左右へのぶれ防止をしており、モーター自身の荷重は軸に掛かっている。  ・内輪はφ30(0~+18μm)、軸φ30公差h9  ・モーター回転速度 200rpm <現象の特徴>  ・ベアリング内輪に茶色の焼けた?ような痕あり  ・軸にも擦れたような痕あり 当方、弱電設計者が機器トラブルの解決を行うことになり、困っております。宜しくお願い致します。 ベアリングは外輪固定、内輪回転しております。

  • Hカットした軸のトルクと孔の強度との関係式を教え…

    Hカットした軸のトルクと孔の強度との関係式を教えて下さい モータにより駆動軸を回転させ、歯車を使って減速させた最終段の軸にPOM製のプーリーを圧入し、軸と供回りさせようとしております。プーリーの回転を強制的に止めたとき(モーターへの印加は続けたまま)軸が空転してしまいました。軸は快削黄銅製φ5mmで廻り止めのHカット(カット寸法:片側0.5mm)を実施しております。プーリーのハブ径はφ10mm、軸との嵌合長さ3.5mmです。 軸トルクと、軸形状、プーリーハブ径、軸との嵌合長さの関係式を教えていただけないでしょうか? いろいろな寸法に制約があるため、計算によって最適形状を求めたいので、宜しくお願い致します。