冷却装置の冷却効率を上げる方法とは?

このQ&Aのポイント
  • 冷却装置の冷却効率を上げる方法には、タンク内液体と冷却水との温度差をより多く取ることや、冷却水の流量を増やすことが考えられます。
  • 冷却水の流量を上げることで、総括伝熱係数の値が上がることがありますが、その原理については詳しくはわかっていません。
  • 冷却水の流量を上げると総括伝熱係数が上がるかどうかを正確に計算することは難しいため、過去のデータや予想に基づいて設計を進めるしかありません。
回答を見る
  • 締切済み

冷却装置について

現在、タンク内の液体を冷却水をタンク内外へ循環させ、冷却する装置を設計しています。タンク内液体はある決められた量まで貯まると、液体温度が下がるまでは増加する事は無く、冷却水は常時流れる構造です。 過去にほぼ同じ構造のもので簡易テストを行ったことがあり、タンク内液体温度変化と冷却水のIN・OUTの温度変化のデータも有ります。 なので、総括伝熱係数はその当時の実験データより計算は可能です。 今回は更に能力UPしたものを設計しようとしているのですが、実験装置はもう無いので、過去のデータより予想し、設計を進めるしかありません。 ここで、皆さんに教えて頂きたいのですが、冷却効率を上げるには ?タンク内液体と冷却水との温度差をより多くとる。 ?冷却水流量を上げる という事が考えられますが、?の冷却水流量を上げるという事は総括伝熱係数の値が上がるという事でしょうが、どういう原理で上がる事になるのでしょうか?冷却水流量UPで総括伝熱係数値がUPする根拠が分からないので、冷却水流量をどれだけ上げれば、総括伝熱係数がどれ程上がるのか机上計算出来なくて困っています。

noname#230358
noname#230358

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.4

> タンク内は金属はもたない薬液なので?は厳しいです… 勝手に想像して記述します。 金属はもたない薬液なら、PFAチューブ等の肉厚を薄くできる物を使用する事が有効です。 PFAチューブは、耐薬品性が非常に良く劣化の心配がないし、耐摩耗性にも優れているので 肉厚を薄くしても漏れ等の心配もないと思います。 そして、きれいにチューブを正(整)立させて配管し、冷却する薬液もゆっくり攪拌ができる 仕様にし、その攪拌水流がチューブの抵抗を受けないようにチューブを配置する事が大切 です。 コンピューターのシミューレーションで概略の配置は可能でしょうが、最終的には実験で 最適なチューブ配置を探し出すしかないでしょう。 (でも危険そうな薬液みたいなので、実験も…そう。)

noname#230359
noname#230359
回答No.3

冷凍機の資格試験以来 熱計算の様な難しいことからは遠ざかっていますので 分からないまま回答しますが <無責任・・・ 以下のページ 中段に総括伝熱係数の計算式が出ています。(状況が違いますが) 円管内の境膜伝熱係数 http://chemistry.hp.infoseek.co.jp/lab11/lab11.html             q 総括伝熱係数 Ui=────────           Ai・ΔTm 伝熱量:q  ←交換される熱量 伝熱面積:Ai 対数平均温度差:ΔTm        q=Ui・Ai・ΔTm  冷却水流量を上げる事により 冷却水の熱交換中の温度上昇が抑えられ ΔTmを大きく保てる事から qが大きくなるようです。(Uiは一定とする) ただ、その辺を計算で求めようとしても難しいようで それぞれの状況に応じて実験と合わせて求めているようです。 総括伝熱係数の計算 http://www.bio.tottori-u.ac.jp/~kogaku/Chemical_Engineering_II_0809/Chapter%203.ppt 17ページ http://comtecquest.com/_userdata/Overall&U&calc.html http://www.tlv.com/ja/steam_story/0503vm_2nd.html シミュレーション http://www.aspentech.co.jp/press_room/pdf/8.pdf 4ページ

noname#230358
質問者

お礼

アドバイス有難うございます。 また、参考資料リンク先まで教えて頂き、感謝しています。 現在、チラー屋にも冷却水流量を上げる事はどの様な原理で冷却効率upに繋がるのか聞いているのですが、難しいという事で回答がなかなかもらえない状況です。 やはり、冷却水流量upは平均温度差を大きくとれるという点で有利なんですよね?

noname#230359
noname#230359
回答No.2

冷却装置の一種である“チラー”を勉強して下さい。 さて、冷却水のINとOUTの温度差や、液体の冷却したい温度にもよりますが、 ? 冷却水配管長さを長くするや、径を大きくすることで、熱交換面積を増やす。   一番効果があると思う。 ? 冷却水の流量を上げる   INの温度は変わらないが、OUT近くの温度は必ず下がるので、多少効果がある。 ? 冷却水配管の材質を銅に替え、熱交換率を上げる。   銅は熱伝導率が良いから。(熱伝動係数の単位を確認すると、如何すべきか判るよ)   軟らかい材質を仕様の場合は、エロージョン・コロージョンに要注意。 等です。 貴殿の記述の“タンク内液体と冷却水との温度差をより多くとる”ために、冷却水温度を 下げる事は簡単にはいかない事が多いです。 (安価で比較的温度が年中一定である井戸水を使用する事が多いので)

noname#230358
質問者

お礼

アドバイス有難うございます。 タンク内は金属はもたない薬液なので?は厳しいですが、?の件はやはりそういうものなんですね。 流量を上げる事がQ=A*U*?tの?tに寄与するということですよね? 有難うございます。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1230773697 ?冷却水流量を上げる は 対流促進を冷やす方法 流れていると 分子が動いてるので発熱してます ↑ 流れている川は凍らない それ以上にポンプからの発熱をもらってくるので 冷却水流量を上げる と 冷却速度が上がるとは 一概には言えない 厳密にシミレートできれば机上計算できるかもしれないが まあ、どこかのパラメータが抜けて 計算は出来ない 配管中の熱の動きとかタンクからの放熱(吸熱)とか

noname#230358
質問者

お礼

返事が遅くなりすいません。 おっしゃる通り、かなり難しいようですね。 未だに悪戦苦闘しています。 ↓こんな情報も有ったのですが、実際のところはどうなんでしょうね・・・。 難しいです。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1433469329

関連するQ&A

  • 熱交換機

    タンク容量400L、発熱量2.94kw、タンク内設定温度15℃、冷却液は水とした時、熱交換機メ-カ一より、下記の選定結果を頂きました。 この手の選定は、冷却液の入口温度、出口温度、流量を聞かれますが、流量は実測出来ないし、出口温度15℃と分かっても、入口も分かりません。 結果より、総括伝熱係数をどのようにして、求められたのか? 総括伝熱係数もh1とh2といった温度によって変わる熱伝達率も含まれよく分かりません。 どなたかご教示下さい。

  • 熱交換器の流量

    タンク容量400Lに0.55kwのポンプ4台と0.37kwのポンプが2台、ヒ一タが3kw1こ入っており、(総発熱量5.94kw≒6kw)、タンクの液体を希望温度15℃キ-プするために、入口15℃、出口温度14℃とし、冷却機メーカに確認したところ、15℃キ-プのためには、10℃くらいの冷却水が必要と教えて頂きました。 安全率を1.2を見積もって、発熱量は7.2kw多めに8kwで、日坂製作所の選定ソフトを使って選定した結果、流量がめちゃくちゃ多い流量が算出されました。 高温側4m3/h 低温側2.5m3/hぐらいです。 総括伝熱係数と伝熱面積が変えられないとした場合、流量が少なくなると、熱量が少なくなるとは思うのですが、少なくなった分は時間を掛けて循環すれば、冷却はできるのでしょうか? ポンプの発熱量が全て熱に変わったらと想定し、400Lのお水で1分間でどのくらい昇温するかを計算したところ、0.008℃と算出されました。発熱は大したことはないとは思いますが、 流量、少なくしたらどうなるのでしょうか?

  • 冷却装置

    400Lのタンクにお水を入れて、5kwの冷却装置で20℃目標にステンレス性のコイル缶で間接冷却をしたところ、夏季運転時に冷却能力100%で22℃でした。 同じ夏季運転時に400Lのお水を15℃まで冷やしたいのですが、メ-カ-に聞いたところ、15℃にするには10℃くらいの冷却水が必要みたいなのです。 冷却装置RKE3750Bの能力特性図のでみると、10℃で、夏季運転時、周囲温度が25℃~35℃で、表を見ると6~7kwと言われました。 冷却装置は、冷やす場合には、能力はそんなに必要ないのでしょうか? 感覚的に、5kwで22℃で100%ですと、6~7kwでは能力が足りない気がします。 ちなみに、タンク内のお水を20℃で保つとなると、15℃の冷却水が必要で、10kw相当になるそうです。 更に冷やすには、もっと冷却能力が必要と思われますが…冷却装置は、冷やす場合には能力はそんなに要らないのでしょうか?

  • 蛇管式熱交換器の胴側境膜伝熱係数

    蛇管式熱交換器を設計する事となり、総括伝熱係数の計算を調べております。 総括伝熱係数を求めるには、 (1)管内境膜伝熱係数 (2)胴側境膜伝熱係数 の算出が必要と分かり、(1)については、計算方法がわかりました。 参考とした本(※)には(2)について計算方法の記述が無い代わりに、 下記のように記載がありました。 「胴側境膜伝熱係数を理論的に求める事は不可能であるが、数多くの研究者によって実験式が発表されているので、現在ではそれらの実験式を用いて計算している」 (※:参考としている本は熱交換器(落合安太郎著日刊工業新聞社)です)  この様な実験式はどこで得られるか、ご存知の方がいらっしゃいましたらお教え願います。

  • 一定速度で冷却する方法

    恒温槽と冷媒を用いて容器に入れた液体サンプルを冷却する実験をしようと試みております。 今液体サンプルの冷却方法が及ぼす影響を見ておりまして、一定時間内の温度変化(=冷却速度)を一定にする方法を探しております。 現状の装置だけですと急に温度が下がった後ゆっくり温度が下がる様な感じになってしまう状況です。 何か簡単に温度を制御できる方法はないでしょうか? 出来れば安価で簡単に入手できるものであると助かります。

  • 総括伝熱係数の測定実験の考察について

    総括伝熱係数の測定実験の考察について 二重管熱交換器で総括伝熱係数の測定を行いました。考察はどのようなことを書けばいいのかを教えてください! また、今回の実験では理論値よりも実測値が大きくなってしまったのですがどんなことが原因として考えられるのか教えてください。

  • 熱交換器について

    メ-カ-に熱交換器選定をお願いするに当たって、元々付いていた冷却装置の供給温度と流量を聞かれました。 既存の冷却装置は関節冷却型で、冷却装置から、タンク内にステンレスコイル上のチュ-部の中に水を通して冷却するタイプです。 既存の冷却装置には流量計等ついていなく測りようがありません。 供給温度もどこの温度を伝えればいいのか?冷却装置に表示されている循環水の温度を伝えればよろしいのでしょうか? どなたかご教授下さい。

  • 化学工学の問題です。

    比熱容量3.6kJ・kg-1・K-1の油が外径90mmで厚さ4mmの管を毎時2000kgの割合で流れている。管長は5mで外側は110℃の水蒸気で加熱されている。油の入り口温度は15℃で出口温度は80℃である。このときの総括伝熱係数を求めよ。また,加熱蒸気温度を120℃としたら,油の出口温度はいくらになるか。ただし総括伝熱係数,伝熱面積はか変わらないものとする。という問題で総括伝熱係数まで求めることができたのですが,その先が分かりません。よろしくお願いします。

  • 上昇温度もしくは発熱温度

    グルンドフォスのポンプで、MTR1-4とMTR1-6で、吐出圧は違えど、同じ流量を出そうとした時、発熱温度もしくは、上昇温度は、どのくらい違うのでしょうか? 500LタンクにMTR1-4を4台と400LタンクにMTR1-6を4台載せた時の発熱量は、どのくらい違うのでしょうか? 冷却装置の冷却能力を決めたいのですが、実験値がなくて困っています。 どなたかわかる方ご教授下さい。

  • 反応器ジャケット冷却側の伝熱係数推算式について

    ジャケット付き撹拌反応器容器の反応熱除去のための、 ジャケット側ブライン冷却能力の検討を行っています。 具体的には、必要伝熱面積、チラー設備の冷却能力および ブライン流量を検討しています。    化学工学便覧には、 容器内側の伝熱係数推算式については書かれているのですが、 ジャケット側の伝熱係数推算式については見当たらず、、 ご知見ございましたら、ご教示いただけますと幸いです。