シーリング用シリコンでの異種金属腐食防止における剥離現象の原理と改善方法

このQ&Aのポイント
  • 海水で使用する機器のシーリングとしてシーリング用シリコンを使用しておりますが、その機器で異種金属による腐食を防止するために亜鉛を取り付けると、シリコンが剥がれてきます。
  • 社内で再現テストを行った結果、SUS304に亜鉛と異種金属がついているとシリコンが剥がれることが確認されました。下地の加工や状態に関わらず剥がれる現象です。
  • シーリング用シリコンを異種金属に接触させることで、シリコンと異種金属の間に反応が生じ、剥離が起こると考えられます。亜鉛のみやアルミのみの場合には剥がれないため、異種金属の組み合わせによる反応が原因と考えられます。
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シーリング用シリコン

海水で使用する機器のシーリングとしてシーリング用シリコン(ホームセンターなどで販売している物)を使用しております。 今回、その機器で異種金属による腐食(電食)を防止する為に亜鉛(犠牲陽極)を取り付けました。すると、不思議なことにシリコンがすぐに剥がれてきます。(離型剤でも使用したかの様に綺麗に剥がれます) 基本ベース材料は、SUS304で砲金(銅合金)やアルミを保護する為に亜鉛を取り付けております。シリコンは、SUS304とSUS304の間に塗布しており、母材が腐食するとは考えられません。 社内で再現テストを行いましたが、やはりSUS304に亜鉛と異種金属がついているとシリコンが剥がれました。又、下地(ペーパー等でザラザラにしたりもしました)に関わらず剥がれました。 SUS304に亜鉛のみやアルミのみの場合には、シリコンが剥がれませんでした。 上記状況は、どういう原理で、どのように改善すれば良いのか知っている方がいらしたらアドバイスをお願いします。

noname#230358
noname#230358

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noname#230359
noname#230359
回答No.1

ニッチ分野での専門的な内容なので、シリコン系のシーリング材 製造メーカーか、接着剤メーカーに原理等は問い合わせて下さい。 シーリング用シリコン  接着作用  での検索をしますと その関連内容(企業名)が出てくるので、そこに問い合わせした 方が良いでしょう。 さて、剥離原理は前述の内容で調査して、剥離の対応は接着剤を 使用する事になり、電蝕や接着力の関係でやはり接着剤メーカー との折衝(打ち合わせ)が必要となります。 この森の調査と併行して、前述の様な調査も貴殿で行って下さい。 直接のアドバイスになっていなく、申し訳ない。

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