スプリングバックとは?

このQ&Aのポイント
  • スプリングバックは、曲げ変形だけでなく、単純圧縮や材料を叩いたりしたときにも材料が弾性回復する現象です。
  • スプリングバックは、材料が曲げられたり圧縮されたりした後に元の形状に戻る性質を指します。
  • スプリングバック現象は、材料の弾性特性によるものであり、金属加工や材料工学などの分野で重要な現象として研究されています。
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スプリングバック

スプリングバックという言葉についてです. 曲げ変形のほかに単純圧縮や材料を叩いたりしたときに材料が弾性回復することもスプリングバックというのでしょうか?

noname#230358
noname#230358
  • 金属
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みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.3

金属を引張ったり曲げたりする(特に、引張試験の)時によく使用する“応力-ひずみ”線図を 以下のURLで紹介します。 応力を加えますと、降伏点又は耐力までは弾性回復します。 それ以降は、塑性変形しますが、弾性部分だけ元に戻る(スプリングバックする)事になります。 が、結晶のズレが引っ掛かっている箇所や他方向の応力が調和している時等には内部応力として 応力が蓄積されています。 それが、単純圧縮や材料を叩いたりした時に、引っ掛かりが取れたり、応力の調和が崩れたり し、弾性回復するので大きな意味ではスプリングバックです。 が、切削加工等での歪みと同じなので、スプリングバックと区別した内部応力歪みとでもした 方が良いでしょう。

参考URL:
http://nippon.zaidan.info/seikabutsu/2002/00324/contents/004.htm http://www.nmri.go.jp/eng/khirata/design/ch02/ch02_01.h
noname#230359
noname#230359
回答No.2

大辞林に「材料を曲げ加工したとき、工具を離すと、材料に施した変形が若 干もとに戻る現象」と説明されています。広い意味では材料の加工(塑性加工 を含む)において,加工後工具の押圧に反し若干弾性回復することをスプリン グバックといいます。

noname#230358
質問者

お礼

ありがとうございます. 辞書などには曲げとしか書いておらず,迷っていました.

noname#230359
noname#230359
回答No.1

例えば薄い板状のワークが切削力により弾性変形したまま加工され、加工 終了後に、ご質問の通り変形が回復することもスプリングバックと呼んで います。 因みに加工中において、 ・弾性変形したままの場合は加工精度などに影響 ・弾性変形-回復を繰り返すとビビリが生じて加工面品位などに影響 することがあります。 ご質問の主旨に添わないかもしれませんがご参考まで。

noname#230358
質問者

お礼

曲げ以外にもスプリングバックと呼ぶのですね. ありがとうございました.

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