マシニングセンタのガラススケールの熱膨張に関する質問

このQ&Aのポイント
  • マシニングセンタのガラススケールの熱膨張についての質問です。
  • 熱との関係を究明し、高精度加工を行いたいです。
  • ガラススケールの膨張率の問題が気になります。
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マシニングセンタのガラススケールの熱膨張に関する…

マシニングセンタのガラススケールの熱膨張に関する質問 大学院生のものです、どうぞよろしくお願いします。 共同研究で、マシニングセンタの加工精度向上技術の開発をやっています。 特に熱との関係の究明など・・・・ 温度が変化すると、機械は当然姿勢変化、膨張などが発生します。ワークも同じです。各原因を一つずつ究明して、補正値として高精度加工を行いたいです。 方法としては、強制的に機械の温度を変化させ(約10℃)、機械の姿勢変化など研究しています。 使用している機械はガラススケールでフィードバックして、送り精度を決めます。(特製)ガラスですから、膨張率はとても小さいはずです。機械もワークも膨張しても、問題がないはずです。 そうして、10℃を温度変化させて、機上測定装置による測定を行いました。結果は、ワークのX軸方向の幅(相対座標による計算)は計算通り膨張しました(S55C、線膨張係数約12^10(-6))。でもY軸方向の幅はほとんど膨張しない、ちょっと考えられません。  *: 1、ワークは正方形なものです、X,Yは同じ膨張発生します。 2、クランパの締め力は膨張に影響ないように工夫しています。 3、主軸頭の倒れの影響を防ぐために、測定の前、心出しのやり直しと相対座標から幅を計算する。 4、機上測定装置の精度は修正しました、かなりいい精度をなっています。 そうしたら、問題はガラススケールではないかなぁと思っています。問題は出る前にはずっとガラススケールの膨張率が小さいだと思います。調べによる、ガラススケールの膨張率は調整できるらしいです。ほとんど膨張しないほうと機械に合わせて膨張する2タイプがあるらしいです。実際の状況はなんですか? 詳しい方がございましたら、ぜひよろしく御願致します。(かなり悩んでいます;;)

noname#230358
noname#230358

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.6

たぶん 熱以前に 精度の問題があると思う >>ワークは正方形なものです、X,Yは同じ膨張発生します。 と書いてあるので側面削りだと思います この場合 側面を削るため 機械の構造上 横に逃げるので精度が出ません いろんな力が複雑に絡んでる また、あわせ面がたくさんあり 0にはできないから 焼きバメのミーリングチャックは コレット 部分のあわせをなくしただけ(それでも効果はあるけど) 実験方法を Z軸だけに絞った方がいいです Z軸は 上記の問題が発生しないので 熱膨張 と 回転軸の触れだけになります 回転軸の触れは 同径のものなら無視できます 現実の問題として 主軸の温度により工具長が変わることはしられていますので 普通は主軸を伸ばしきって加工するんですけどね

noname#230359
noname#230359
回答No.5

※機械の構造 ※スケールの取付方法 ※ワークの取付方法 ※測定室の環境 ※素材の均一性 考えれば色々と疑問点がある 個々に評価の妥当性を検証する必要があると思う。 (一例) ○Y軸のボールネジがダブルアンカー方式でねじの伸びを相殺している? ○機械の上面と床との温度差 ○その他・・・・ 通常 機械は20度で精度が管理されます。 当然 慣らし運転後に精度の調整(補正)がなされる。 機械本体に付加される温調装置そのものも発熱要因となる。 この文面だけでは正確な解答は期待できないと思う。 失礼、勘違いの点が・・・・ >Y軸のボールネジがダブルアンカー方式でねじの伸びを相殺している? スケールフィードバックでしたね。

noname#230359
noname#230359
回答No.4

ワークだと表面粗さが問題になるのでブロックゲージを使われたほうがいいかと。 X軸測定Y軸測定とで固定しなおさないといけないですが。 ブロックゲージだと信用できるので、各温度での測定値を記録すればいいかと。

noname#230358
質問者

お礼

ご回答どうもありがとうございます。 使用しているワークは高精度な基準面を作りました。粗さには問題がないと思います。

noname#230359
noname#230359
回答No.3

機械に搭載するスケールは2種類あります。 1.低膨張率タイプ 2.膨張率を鉄に近づけたタイプ どちらもガラスを使用した光学スケールです。 1の場合、スケールからのフィードバック(距離の正確さ)は信用できるが、 機械(鉄部品)との取付の関係は信頼できない。 (温度上昇で鉄(スケールの取り付けられているベース)はのびるが、 スケールガラスがのびない為、スケールを歪ませる。または、これを 回避する為、ガラスの把持が弱い) 2の場合、温度でガラスが伸びるため、フィードバック(距離の 正確さ)は信頼できないが、取付がしっかりしている。距離の正確さは 信頼できないが、短時間の任意の同じポイントでの繰り返し性は信頼できる。 1は振動などが無い、測定器のような環境、2は劣悪な環境でも強い 工作機械の様な感じと思って頂ければよろしいと思います。 工作機械では、熱膨張を「メカ的に相殺させる」機構を取り入れています。 加工ポイント(例えば、テーブルと主軸先端の距離)において、 上昇温度と距離の変位が計算通りならない場合、(思ったよりも変位が 少ない場合)は、この機構(構造)がしっかり機能していると考えられ ます。・・・とすれば、低膨張ガラスを使用しなくても、繰り返し 再現性を得られる、安価なガラススケールでもOKと言うことになります。 それと・・・スケールの伸びを気にするくらい、 「スケール読みとりヘッドの位置変化」も気にしてください。 ヘッドが取り付いている部品も伸び縮みして、スケール読みとりに 影響しますから。 あなたの研究テーマは奥が深い。頑張ってください。

noname#230358
質問者

お礼

ご回答どうもありがとうございます。 メーカに問い合わせしました。やはり<膨張率を鉄に近づけたタイプ>のスケールをしようしました。 ですから、問題発生原因がわかりました。どうもありがとうございます。

noname#230359
noname#230359
回答No.2

石英等のガラスは、鉄鋼の約1/10の線膨張係数です。 さて、絶対値での計測では、線膨張係数が小さい方が望ましいですが、 機械が鉄鋼製で、加工ワークも鉄鋼製なら、スケールも鉄鋼製が望ましいと考えます。 同じ熱膨張で相似となるので、温度毎の測定値も鉄鋼製の計測器で測れば、誤差が少なく なります。 但し、恒温室で高性能加工を行なう場合には、石英等のガラス(鉄鋼の約1/10の線膨張係数) を使用した方が良いのですかね。 御免なさい、専門家で無いので…。 URLが表示できてないみたいです。再度 http://www.iwataglass.com/glass.htm を確認下さい。“特殊ガラス ”を。 さて、石英ガラスの線膨張係数は、5.4×10^-7( ℃-1)です。 パイコールガラス(7900)は、8×10^-7( ℃-1)で、 パイレックスガラス(7740)は、32.5×10^-7( ℃-1)です。 パイレックスガラス(7740)一般的理科用ガラスです。 小生は、金属(主に鉄鋼)の線膨張係数の 約1/10倍が、石英ガラスを代表とするガラス類 約10倍が、樹脂類 と覚えています。 ガラスや樹脂類の中には、それに該当する物ではない物もありますが、 設計をする上で目安にして、熱膨張対策の計画をします。

参考URL:
http://www.iwataglass.com/produce/indet_top_2.gif
noname#230358
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 原因は膨張率高いガラススケールを使用したため・・・・ ちなみに膨張率は約 8*10^(-6)です。金属とそんなに変わりはありません。悔しいです。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

様々な要因が挙げられるとは思いますが、文面上で気になった1点だけ。 機械全体が均一に温度上昇しているか? 不均一なら歪みが生じる。 機械の何点かを表面温度計などで計測するだけでは不充分。サーモグラフィでも調べたい。 ガラススケールの熱膨張率はメーカに聞けば回答得られるはず。

noname#230358
質問者

お礼

ご回答どうもありがとうございます。 メーカに問い合わせしました。やはり<膨張率を鉄に近づけたタイプ>のスケールを使用しました。 問題発生原因がわかりました。どうもありがとうございます。

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