射出成形時のガス対策
- ガス発生量の多量によるガスヤケやウエルドの発生が生じ、製品の耐衝撃性や外観品質の確保が困難な状況です。
- 現在行っている対策としては、金型にガスベントを追加し、成形機にガス吸引装置を取り付けるなどの取り組みをしていますが、効果が上がっていません。
- 今後検討している対策としては、窒素ガスのシリンダー内への封入を検討していますが、窒素ガス封入についての知識や情報が必要です。また、他に効果的なガス対策があれば教えてください。
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射出成形時のガス対策
現在、樹脂名PPAの成形で困っています。成形時のガス発生量が多量の為、製品表面にガスヤケ、ウエルドが発生しやすく、またこれらが理由で製品の耐衝撃性・外観の品質を確保するのが困難な状況にあります。対策としては、金型に相当数ガスベントを追加、成形機にガス吸引装置の取付けなどを施していますが効果が上がっていません。今後は窒素ガスのシリンダー内への封入を検討していますが、窒素ガス封入についての知識・情報があればアドバイス下さい。またその他効果的なガス対策があればご教授ください。
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窒素ガスの封入はシリンダー内に直接は行わないと思います。 ホッパー下にブロックをかまし、そのブロックの横に斜下向きに 穴を開けて、そこに窒素ガスが出るホースを差し込んでやる。 酸化防止みたいなものです。 コレを行う場合シリンダー内部を一度掃除してからやられた方が 効果が出ると思います。 ガス吸引装置ですが、エジェクター(製品を吸着して取るぐらいの吸引) ですか?エジェクター程度では全く効果がないです。 高真空でガッツリ引いてやらないと意味がありません。 ちなみに窒素ガスを直接シリンダーに入れるにはかなりの圧力が必要 となり、入ったところで、シルバーとなって出るか、発泡に似た (似ても似つきませんが・・・)製品不良となるだけですよ!
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