流量制御弁とは?

このQ&Aのポイント
  • 流量制御弁は、流路を狭くすることで流量を制御する弁です。
  • 流量が減ると、その分の油はタンクに戻ります。
  • ボールバルブはストップ弁であり、流量調整には適していません。
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流量制御弁について

油圧に関して、素人的な内容の質問で申し訳ありません。 流量制御弁に関して、そのイメージがつかめません。 ネット等を見ると、流量制御弁は流路を狭くして流量を制御しているようですが、これは連続の式に反するのではないでしょうか? 流量が減るのであれば、その減少した分の油はどうなってしまうのかが不思議でたまりません。 タンクからでた油とタンクに戻る油の流量が異なれば、どんどんタンク内の油がなくなってしまうのでは・・・? また同様に流路を狭めることの出来るボールバルブのようなストップ弁で流量が調整できない理由も良く分かりません。 (参考URL イシノテック(有)) ある工場で所定量のグリース封入工程において、 グリース配管途中にボールバルブを入れており、 流路を狭めているのを見ました。 何の意味があるのか未だによく分かりません。 もしかするとグリース封入量が変わってしまうのではないかと心配もしております。 流量制御弁、ストップ弁等について、流量が変化するという概念について教えてください。 http://www.ishinotec.com/Lecture/foundation/flow.html

noname#230358
noname#230358

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noname#230359
noname#230359
回答No.4

Q1 流量制御弁に関して、そのイメージがつかめません A1 難しく考えすぎです。イメージは、『砂時計』です。 同じ砂の容積でも、中央の絞り込み径の大小で、落下時間が変わります。 そして、時間が変わるだけで、砂は上の部屋(エリア)から下の部屋(エリア) に移動して、量は変化しません。 下の部屋(エリア)が、シリンダー動作エリアとすると、シリンダのスピードは、 その動作エリアに油が満杯になる時間に比例するので、流量制御弁となります。 <連続の法則には反しなく、全体の流速が落ちると考えて下さい> Q2 また、同様に流路を狭めることの出来るボールバルブのようなストップ弁で流量が 調整できない理由も良く分かりません。 A2 流量制御弁のメータインTypeとメータアウトTypeでしょうか? それなら、名前の如く、 メータイン Type;シリンダーに入る側が絞られ、出る側はフリー(そのまま) メータアウトType;シリンダーに出る側が絞られ、入る側はフリー(そのまま) です。そして、ボールバルブのようなストップ弁は、絞りがある経路とは別の バイパス経路にセットされて、 ストップ方向の流れに対しては、絞り経路だけ油が流れ、速度が絞られる フリー向の流れに対しては、バイパス経路も油が流れ、速度が絞られない と、文章で書くと、その様になります。 詳しくは、以下に示す様な、書籍かメーカー講習を受けて下さい。 http://www.jtex.ac.jp/S-41.htm http://www.joho-yamaguchi.or.jp/yipf/gijutsu/mono/kuuki18/hyou.html 油圧も空圧も似た様なもので、、圧縮するかしないかが大きな違いだけです。

noname#230358
質問者

お礼

砂時計を考えると分かりやすいですね。 今後、油空圧回路に関してさらに勉強をして、理解を深めて行きたいと思います。 ご回答ありがとうございました。

noname#230359
noname#230359
回答No.3

1.流量の件は回答1の様に流量が少なくなり、圧力が上がるとバランスを取るためのリリーフ弁と言うのもがついています、たとえば、ポンプから10の油が出て、流量調整弁で5に絞られると、当然圧力は上がります、この圧力が上がった分をリリーフ弁で逃がし、5 相当分をタンクに戻していますので連続の式が成立するのです。 2.流路を狭める事の出来るものの中に広義で言えばボールバルブやストップバルブでも可能ですが、流量の制御の精度から言うとボールバルブ等ではハンドルを少し開けただけで流量自体が大きく変わってしまい、目標とする流量を得ることが難しいです、又、構造も簡単に出来ており絞られる時に油の方向が変わるので振動等の発生につながります→油配管の漏れ、破損等にもつながるおそれが有る。 流路を徐々に変化させる為に、ニードルバルブの様なものが有ります。 3.グリスの配管途中に有るボールバルブはグリスの交換時やメンテナンスの時に開、又は閉として使うだけで、封入量の制御には使っていないと思います。 グリスの供給には定量弁で一定の量が供給出来る様なものが使われています。 供給量は無段階に調整可能で1ショットで必要な量が供給されます。 ボールバルブ、ストップバルブ等は流量を調整する目的で作られたバルブでなく、管路を開閉するために作られたバルブです。 目的に適したものを使用しないと痛い目に遭いますので、会いますので機器の選定には慎重になさってください。

noname#230358
質問者

お礼

とても分かりやすい説明ありがとうございます。 ボールバルブが流量制御に適さない理由も分かりました。 また工場のグリース供給ですが、やはり量調整に関してはディスペンサーが設置されており、ボールバルブはグリース交換時にのみ使用するようです。 ご回答ありがとうございました。

noname#230359
noname#230359
回答No.2

基本的にタンクから汲み出す為にポンプが必要です。 ホンプは吐出口が塞がれば空転のような状態にになります。 出口を絞ることで流量は簡単に変化します。 水道の蛇口も同じです。 通常は出来るだけ圧力一定する為にリリーフバルブを利用して ホンプの仕事量を調整します。 配管口径も重要な要素となります。 >ボールバルブのようなストップ弁で流量が調整できない理由 上記と同じ理由で流量の調整は可能です。 ただ、ボールバルブの場合 全開→全閉 は90度の範疇で行われますので 細かい調整に不向きな為、調整のし易いねじ式が多いと思われます。

noname#230358
質問者

お礼

水道の蛇口を考えると分かりやすいですね。 水道もおそらく、回答者(1)さんの言う可変容量型ポンプ、若しくはリリーフ弁を使っているのでしょうね。 ご回答ありがとうございました。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

油圧回路には必ず圧力が設定以上にならないような仕掛けがあります。 1.固定容量型ポンプの場合、余った油はリリーフバルブからタンクに帰ります。 2.可変容量型ポンプの場合、圧力が上がると吐出量が減るタイプもあります。

noname#230358
質問者

お礼

なるほど、この2種類の方法で入口と出口流量が同じになるようになっているのですね。 ご回答ありがとうございました。

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