鋳鉄へめっきする際の電流効率とは?

このQ&Aのポイント
  • 鋳物へめっきする場合、素材の炭素量が多いため電流効率が悪いと言われています。
  • 鋳鉄は炭素量が多いため、水素過電圧が小さくなり、電流効率が低下するとされています。
  • 炭素量が多いと水素過電圧が小さくなる理由については、まだ明確に解明されていないようです。
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鋳鉄へめっきする際の電流効率について

鋳物へめっきする場合、素材の炭素量が多いため電流効率が悪いと言うことは経験上知っていました。 ある教科書を見たところ、この電流効率が低下する作用について、鋳鉄は炭素量が多いため、水素過電圧が小さく、電流効率が低いとありました。 ここで疑問ですが、炭素量が多いと何故水素過電圧が小さくなるのでしょうか?(水素過電圧とは水素が発生する電位と理解していますが。) 以上、ご教授宜しくお願い致します。

noname#230358
noname#230358

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noname#230359
noname#230359
回答No.1

結局、素人的発想になりますが(前置き) 鋳鉄は黒鉛+セメンタイトの合金で、黒鉛は換言すれば 「すす」みたいなものですから密度100%の状態には ならないと思います。つまり「孔」に置き換えることが 出来ると思います。そうした場合、もともと孔のある物が 湿気の雰囲気にさらされた時、孔は吸湿します。つまり 「水素+酸素」が共存します。この答えでは? 電気を通すものならメッキ可能という整理ですが 密度100%という前提が重要な要素と考えます。

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