スパッタが発生する理由
- スパッタが発生する理由や発生する現象について調査しました。
- TIG溶接ではスパッタが発生しない理由や他の溶接方法との違いについてまとめました。
- スパッタが発生する場合の母材や溶けた心線についても解説しています。
- ベストアンサー
スパッタが発生する理由
先ほど質問しましたが調査時間を間違えていましたので再度質問します。 私は現在TIG溶接を行っていますが、スパッタは発生しません。 アーク溶接やCo2では発生するのですが なぜスパッタが発生するのかを知りたいのです。 溶極式なのが原因なのかなとは思っていますが どういう現象でスパッタが発生するのか、またスパッタは母材なのか、 溶けた心線なのかを御教授願います。 いろいろ調べましたがわかりませんでした。 上司がわからないらしく質問をされ宿題といわれています。 よろしくお願いいたします。
- 溶接・組立技術
- 回答数2
- ありがとう数2
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
DMです 以下のサイトを参考にしてください http://www.nsswelding.co.jp/forum/yf9610/yf9610.html 直接的な発生理由は難しいと思います 電磁気的な場の中で溶融金属の挙動解析になると思います 電位差があり磁場があり溶融金属がその場の中に 遊離している状態ですから 溶加材が電極を兼ねている事が一番大きな差ではないでしょうか 電極母材間でアークを飛ばしその中間へ溶加材を介入させて プールを作るTIG方式と(スパッタが無い訳ではない) いきなりアークを飛ばして自身が溶けながら 溶接部を形成する方法との違いではないでしょうか 電流、電圧、アーク長さ、ガス圧、ガス流量 ウィービング手法、作業者技量、等 パラメーターが多く中々難しいと思います 特に技能熟練度が品質を左右する溶接は奥が深いと思います
その他の回答 (1)
DMさんの言うとおりだと思います。 電極が溶加材を兼ねているからだと思います。 つまり、溶接ワイヤーや溶接棒から溶け母材に落下する時 (これを溶滴移行という)溶融プールから弾き出されるものが スパッタの主な(他にも原因はあるようですが・・・) 原因だと私は理解しております。 ちなみに移行の際には単に落下しているだけは無く、 アークの力によって、ピンチ力という力がかかります。 (詳しくは参考資料を見てください) 大雑把に言えば池に石を真上から投げ込んでいる状態になり、 飛び散った水がスパッタというわけです。 当然、投げ入れる石の大きさによっても飛び散る水の多さは変わります。 と、いうことはスパッタの量は池に投げ入れる石の大きさと投げ込む力が 大きく関係しているということになります。 これは、電流や電圧、シールドガスの種類によって絶えず変化します。 スパッタの低減を色々と考えていくと奥がかなり深いですよ。 まぁ、参考程度に・・・
お礼
ありがとうございました。 分かりやすい例えで関心いたしました。
関連するQ&A
- TIGアーク溶接についての質問です
TIGアーク溶接に関して質問させていただきます。 一般的なTIG溶接となると、TIGアークにより母材(ここでは一般的な鋼材)を一旦溶解し、そこへ溶加棒などを溶かし込む、という方法だと思います。 今回は溶加棒を使わず、TIGのアークのみを鋼材に当てた場合、母材はどのようになるでしょうか? 具体的には、 ・アークをあてた後の母材の形状はどうなるか? (凹ができる?元の母材形状と同じ?) ・アークをあてた後の母材の材料特性はどうなるか? (脆性になる、割れるなどの問題は生じるか?) ・アークをあてた後の母材の強度特性はどうなるか? (元の母材と強度特性は変わるのかどうか?) 以上です。 溶接に詳しい方、宜しくお願いします。
- 締切済み
- その他(学問・教育)
- シールドガスとスパッタの関係
お世話になります。 MIG溶接で、シールドガスはアルゴンを使用しています(溶接物はアルミ)。 トーチが熱を持ちすぎると、シールドガスが乱流を起こし、シールド効果が落ちるという説明を受け、それは理解ができるのです。 しかし、シールド効果が落ちると、スパッタの飛散量に影響するらしいのですが、そのメカニズムが理解できません。 トーチを十分冷却できればシールド効果が保たれ、スパッタの飛散量を抑えることができるようです。 Co2と比べ、アルゴンであるとワイヤ先端の溶滴全体にアークが発生するのでアーク反力が小さくなり、スムーズにワイヤから溶滴が離脱しますが、アルゴンの減少によりアークが安定しなくなるということでしょうか? ご教授頂けると助かります。
- ベストアンサー
- 溶接・組立技術
- ステンレスのレーザー溶接におけるスパッタ発生原因…
ステンレスのレーザー溶接におけるスパッタ発生原因と低減方法について ステンレス(SUS436 t1.0)の2枚重ねの貫通溶接において現在ファイバーレーザー、ディスクレーザーにて溶接トライを行っておりますが、スパッタ、アンダーフィルが多く困っています。同様のトライをCO2レーザーで行った場合は少なかったのですが、スパッタの発生メカニズムに違いあるのでしょうか?また、ファイバーやディスクレーザーでのスパッタ低減方法はありますでしょうか?
- 締切済み
- 溶接・組立技術
- 【溶接用語】のスラグの「スパッタ」と「ノロ」は溶接
【溶接用語】のスラグの「スパッタ」と「ノロ」は溶接のどういう状況になると発生する現象なのでしょうか? それを抑制する方法も教えてください。
- ベストアンサー
- 建築・土木・環境工学
- 溶接ひずみについて
ある人に「溶接ひずみを小さくする為にTIG溶接をしている」言われました。 アーク溶接にはMAG、MIG、TIGとありますが 軟鋼板、ステンレス等を溶接する場合、 溶接ひずみに差はあるのでしょうか? どの溶接法も母材と電極間にアークを飛ばしているので 入熱としては同じ為、熱ひずみも同じような気がするのですが・・・・ あと一般的には電源もガスも安いMAGを使うと思いますが MIG、TIGを使うケース、メリットも併せて教えてください。
- ベストアンサー
- その他(学問・教育)
- スパッタの付着しにくい表面処理
アーク溶接時を行うとスパッタが発生します。 このスパッタがワーク位置決めのストッパに付着していまい、 たびたび工程内不良の原因となってしまいます。 スパッタを無くすのは無理なので、 基準面のストッパに表面処理を施そうと考えています。 何かいい表面処理は無いものでしょうか? 基準面の為、歪を可能な限り少なくしたいというのもあり 悩んでいます。 形状:φ50 t4 現状熱処理内容:SKD-11、真空焼入れ⇒研磨
- 締切済み
- 溶接・組立技術
- 溶接スパッタの製品付着を何とか防止したいのですが…
溶接スパッタの製品付着を何とか防止したいのですが・・・ プロジェクション溶接におけるスパッタの製品付着防止の対策案を検討中ですが良い案が浮かびません。 母材A:SPCE材 t=1.0mm 表面処理: 亜鉛メッキ(黄色クロメ-ト)、 母材B:SGACD(溶融亜鉛メッキ鋼板)材 t=1.6mm 表面処理:なし プロジェクションは母材Bにφ4.0mm、高さ 0.9mm、ピッチ21mm×10mmの打ち出しあり 溶接機:90KVA 溶接条件:電流:20,000A、通電時間:20サイクル、加圧力:0.3MPa 保証すべき顧客要求:溶接強度3,920N/m以上、ナゲット径φ3.0mm以上 相談事項:?火花発生の防止案(最適条件) ?製品への付着防止案(現在検討しているのは、エア-で一定方向に火花を飛ばし、それをバキュ-ム等で吸い取るという案です。まだトライしておりませんが、他にもっと良い案があれば教えて下さい) ?いままでのスパッタ付着については両母材に均等に火花があたっているのにも関わらずほぼ全て母材Aに付着しております。材質・板厚・表面処理等Aに特に付着しやすい要因がもしあるのであれば教えて下さい。 以上3点について1つでも判るものがあればアドバイス頂きたいと思います。尚、ご検討の際には母材の板厚は変更できないという前提で宜しくお願い申し上げます。
- ベストアンサー
- 溶接・組立技術
- TIG溶接の再スタート性について
TIG溶接において、溶接直後のタングステンがまだ赤い状態のまま、別の箇所の溶接をする際、アークスタート時の母材の溶けが悪い様に感じます。 (熱が下がってからのアークスタートでは問題ありません) タングステンが熱で赤い状態のままアークスタートをすると、アークの集中性が落ちたり、電流が不足するといった事はあるのでしょうか?
- 締切済み
- 溶接・組立技術
- アーク溶接の耐スパッタ付着対策
アーク溶接時にスパッタが発生する為、付着防止の為、ワークを固定している冶具にレイデント処理をしていますが、他により良い方法が無いか検討をしています。海外でも、同様の処理を実施したい為、海外でも有効の処理方法を探しています。
- 締切済み
- メッキ
- アーク溶接の耐スパッタ付着対策2
アーク溶接時にスパッタが発生する為、付着防止の為、ワークを固定している冶具にレイデント処理をしていますが、他により良い方法が無いか検討をしています。海外でも、同様の処理を実施したい為、海外でも有効の処理方法を探しています。 ワーク自体には、治具にてスパッタ対策していますが、治具に付いたスパッタが蓄積によるワークのビードに付着する不良の原因になるため、治具自体にも、スパッタ対策をしたいと思っています。 以前同内容を表面処理技術>メッキだけでカテゴリーを選んでいたので再質問になります。
- 締切済み
- 溶接・組立技術
お礼
回答ありがとうございました。 勉強不足で理解が困難ですがこれから勉強しようと思います。