切削工具の寸法精度について知りたい

このQ&Aのポイント
  • 切削工具の幾何公差を記入するのはタブーなのか疑問です。工具図面に記載がないため、確認方法に困っています。
  • 工具図面の公差記載について、何を考慮すれば良いのか悩んでいます。切削工具の精度は製品の品質に直結するため、重要な要素です。
  • 切削工具の公差について、設計の観点から知りたいです。公差の記載がない場合、切削条件や工作機械の精度だけでは品質管理が難しいです。
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切削工具の寸法精度

私の会社では金属類を切削加工しています。 (私は設計部門の所属のため、大雑把な事以外の細かい内容は、生産技術部門にまる投げ状態です) 切削するにあたり、一般市販の工具も使用していますが、独自の専用工具を工具メーカに依頼して作ってもらっています。 その際、切削される製品の図面には、出来上がりの寸法公差や幾何公差が記入されていますが、専用工具自体の図面には寸法公差の記載はあるのですが、幾何公差の記載がありません。 よって、出来上がった製品の寸法を計測して、製品の合否を判定するしかありません。 最終的には製品の合否は製品自体を計測しないといけないのはもちろんですが、工具の精度が不明では、幾ら切削条件や工作機械の精度が良くても良い品物を作ることは難しいと思います。 質問としては、 1.切削工具の幾何公差などの精度を記入するというのはタブーなのでしょうか?(前述のように私の会社の工具図面には幾何公差が記載されていないのでわかりません) 2.工具の図面を書くにあたり、公差などを書く場合にどういったことに考慮すればよいでしょうか。

noname#230358
noname#230358
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みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.11

既出の回答とダブリますが、バニシングリーマは言わなくても検査書をつけてきますし、±2μmは楽に入れてくれてます。 やはりトライアン&エラーで少しずつ径や形状を変えて、半年くらいかけて安定させたものもあります。

noname#230359
noname#230359
回答No.10

1.切削工具の幾何公差などの精度を記入するというのはタブーなのでしょうか?(前述のように私の会社の工具図面には幾何公差が記載されていないのでわかりません) →いえ、タブーではありません。理由は2つあります。一つはワザと書かない。これはノウハウの流出防止です。  二つめは、書く技量が無い。大手メーカーでは前者が殆どですが、中小だと後者ですネ。精度が保証出来ないから書けない。 2.工具の図面を書くにあたり、公差などを書く場合にどう言った事に考慮すればよいでしょうか。 →別に考慮する事などありません。使用する機械・設備の精度から加工製品で必要な精度を確保する為に  必要だと思われる・考えられる精度を記入すれば良いんですヨ。ただ、切削加工は加工物の材料特性、チャッキング方法等により  工具形状が正確にトレースされない場合が多々ありますので、トライ&エラーで最適値を見出す必要が出てくる場合が有ります。

noname#230359
noname#230359
回答No.9

こんばんは >よって、出来上がった製品の寸法を計測して、製品の合否を判定するしかありません。  要望すれば検査データも付けると思いますが・・・。 >2.工具の図面を書くにあたり、公差などを書く場合にどういったことに考慮すればよいでしょうか。  被削材の種別・被削材の剛性・刃物の剛性・主軸の振れ具合・切削液の種類等を考慮して、刃物形状、各公差を指定すればいいと思います。  公差ですが、うちでは普通にφ16位で2μmです。角度も厳しく、前切れ刃の段差も2μm以内としています(バニシングリーマ等で検査データも添付)。

noname#230359
noname#230359
回答No.8

逆にそのような外的要因があるからこそ、工具の精度を上げて不安定になる要因を一つでも減したいのじゃないでしょうか?

noname#230359
noname#230359
回答No.7

工具の寸法精度を限りなく、ゼロにしたとしても、実際に加工しているのは、構成刃先が加工をしています。構成刃先のコントロールが充分な油剤を使用しているかどうかによって、(その会社の技術程度に合わせて、)工具メーカーは作成している(ノウハウとして)のが、現実ではないでしょうか。 構成刃先は0.01~2程変化していますが、これの図面への書き込みが、必要になってくると思われますね。 ちょうど、3ミリ径の穴を、3ミリ径のドリル(公差ゼロ)で加工しても、絶対に3ミリより大きな穴が出来てしまうことを考えてもらえば、よろしいかと思われます。 すいませんね。テーマに水をさすような発言で、、、。

参考URL:
http://www.lcv.ne.jp/~fuyos/
noname#230359
noname#230359
回答No.6

当方でも、総型エンドミルを工具メーカーにて 製作してもらっています。 形状は、コーナーアール R0.3~R0.5 ±0.05 スクエア・テーパ形状 +9度から-5度 ±30分 C面取り 0.3~0.5「角度・開始位置を公差にて±0.05指定」 母材は粉末ハイスで、2・4枚刃 シャンク径 φ12 特注なので、両刃使用にしてもらっています。 「単刃2本より、安くなります!」 ___ __/ |__ \______  

noname#230359
noname#230359
回答No.5

部品加工屋です。 刃物には当然公差を入れます。 段付きドリルの場合などは、指示を入れないと0.5近くのバラツキがある場合があります。 総型エンドミルでは、工具研削の事を考えながらヌスミもしっかり指示した方が良いでしょう。 ボールエンドミルのR精度を別にして、段付きの精度を出せない研磨屋は使いません。 総型エンドミルの場合、ねじれのないスロッチングエンドミルからの追加工ならば比較的精度良く研磨しやすいはずです。 ネジレのあるエンドミルをベースにすると、あまり凸凹のある形状は難しくなります。 個人商店のような研磨屋では設備的にも限界があるので、当方は簡単な形状は近所の研磨屋さんにお願いしますが、精度的に難しい物はメーカーさんにお願いします。 場合によっては測定データの提出をお願いする場合もあります。

noname#230359
noname#230359
回答No.4

段付き肩部分Rですか、これでもRに+-公差でいいんでは、もしでていないなら、工具屋を変えてみては、ずぼらなところだと手でつけてることも専用の小径R用工具研磨機もあるので持ってるところを探しましょう。あるいは、半月工具をプロファイルで仕上げるとかワイヤーカットもありかも。

noname#230359
noname#230359
回答No.3

回転工具の計測は非常に難しいものがあり(ボールエンドミル専用の計測器を一回見たことがあるだけです。)一般にはテストカットによることがほとんどですので幾何公差の指定はあまり意味がないです。また、あえて幾何!公差にこだわる理由はなぜでしょうか?例えばボールエンドではR半径の公差しか指定しません。異型総形でしょうか多段でも幾何公差にここだわる理由は?同心度や円筒度がでてないのは論外でしょう?

noname#230358
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 もちろん同心度や円筒度の精度がでていないのは論外です。 例えば、段付穴を加工したいのですが、段差部の角部に面取りをしようと思っています。 今考えている製品の場合、この面取りの精度が非常に重要なのですが、小径部を基準として面取りの振れや面取り部(テーパ部)の平面?形状が非常に重要になる状況です。 この場合、工具側テーパ部の形状がおかしいと極端に言えば面取りにならずにRになってしまうこともあり得るのかと思います。 そこで、工具側の面取り部分にも幾何公差が必要なのかなと考えました。 こんな場合でも幾何公差までは必要ないのでしょうか。 追加補足していただけると幸いです。

noname#230359
noname#230359
回答No.2

正直、切削工具の公差はウチではあまり気にしていません。つまり、工具メーカーにお任せしております。(どうしても寸法がほしい時には新品の工具を必ず使うようにする。)実際に工具のカタログ公差0.01とか書いてありますが、実際の機械加工で0.01はかなり難しいものがあります。 工具メーカー独自の一般公差で仕上げるとおもいますが、ウチでお願いするメーカーの場合は公差0.02~0.03ぐらいでしょうか?

noname#230358
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 工具メーカにお任せしているとありますが、 何も指示をしなかった場合に、メーカはどの程度の精度で仕上げてくるのでしょうか。

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